ようこそ、シュガーです。
著者:木緒なち / イラスト:えれっと ぼくたちのリメイク7 ものをつくるということ
を読み終わりました。
内容紹介や感想、評価を書いていきます。
いつも通り私の個人的な評価です。
おすすめ作品。
ではいきましょう。
木緒なち えれっと ぼくたちのリメイク7
ぼくたちのリメイク7:内容紹介、ストーリー、あらすじ
動画制作課題、決着!! いま大注目の青春作り直しストーリー、第7弾!
他チームとなり驚異的な成長を遂げていくシノアキ。対するチームきたやま△も最後のピースを取り戻して盤石の体制に。シノアキ擁する九路田組を打破する動画作品を作る――時には衝突しながらも一丸となり制作を進めていく。そんななか、僕、橋場恭也はシノアキに誘われ水族館デートに行くことに。一方、時同じくして九路田は加納先生に呼び出しを受け……。そして、勝負の舞台となる学園祭が始まる。圧倒的なクオリティを誇る九路田組の作品に評価で超える為、僕たちが打ち出した秘策とは――そして両チームの勝敗は意外な結果となり――。いま何かを頑張っているあなたの為にある青春作り直しストーリー、動画制作課題、決着!!
内容紹介文はMF文庫J公式ページより引用
URL:https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/321908000669.html
ぼくたちのリメイク7:感想、レビュー
100点満点で表すと85点くらい!
10年前に戻って未来の有名クリエイターたちと作品を作るお話。
6巻からの続きになっています。
私の受けた印象で言うと、2つのことが描かれていたように思います。
1つめは6巻からの続きで、九路田のチームが作った作品と、チームきたやまの作品が対決するというもの。
九路田のチームは、絵に対するモチベーションを取り戻して凄まじい進化を続けるシノアキによってプロ顔負けのフルアニメーション作品を作って来るだろうということが前巻で予測できていました。
対してチームきたやまは、何か策があることを匂わせつつも肝心の仕掛けが明かされていませんでした。
よって私は、恭也がどうやって九路田に勝つつもりなのか期待と不安の両方を持ちながら読み進めることになりました。
いざ種明かしをされると「はぁ~なるほど~! そういうことね!」と感心させられました。
今回はニコニコ動画に作品をアップロードして、コメント数、再生回数、マイリスト数の数値で順位をつけるというルールでしたもんね。
最近ニコニコ動画はあまり触れていませんが、こういう文化でしたし、こういう特色があるメディア/プラットフォームでした。
思い出しますね~。
最近はYouTubeやInstagram、Twitter、Facebook、TikTokなど数多くのSNSと呼ばれるメディアがありますけど、それぞれの特性やターゲット層、発展の仕方を追いかけていかなければ時代に乗り遅れてしまうんだと、この対決を通して恭也に教えられました。
私のように趣味でブログを書いている人ですら思うわけですから、クリエイターとして生きている人には深く刺さる考え方だと思います。
対決も、作戦も、制作の過程も、その結果も、全部面白かったです。
もう1つは恭也のこれからについてです。
この九路田との対決で作品をニコニコ動画にアップしたことも影響して、シノアキにはイラストの仕事依頼、ナナコには楽曲の制作依頼が少しずつ届くようになります。
貫之は自分で書いていた小説を出版社に定期的に送っており、どうやら陽の目を見ることになりそうです。
チームきたやまのメンバーが凄いスピードでプロの世界に近づきつつある中で、恭也1人が出遅れているというか、そこに停滞しているような印象を受けました。
恭也自身もそのように感じているのがモノローグから読み取れました。
恭也はシノアキや貫之やナナコとの作品作りを目標に、10年前のこの世界で今まで必死に動いてきたのに、結果がコレというのは……読んでいる私としては辛いし苦しいし、なにより寂しい。
加納先生とその同級生でクリエイターの人が話している中で、少し光が見えそうなものもありましたが、これから先どう転がるのかが分からない。
恭也の中には何かプランがあるのでしょうか?
気になって仕方が無いので続きを読もうと思います。
ぼくリメ シリーズ感想レビュー記事リンク
当ブログで書いているぼくリメシリーズの感想レビュー記事リンクです。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
ぼくたちのリメイク 1 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 2 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 3 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 4 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 5 感想 レビュー
ぼくたちのリメイク 6 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 7 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 8 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 9 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 10 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 11 感想、レビュー
ぼくたちのリメイク 12 感想、レビュー
まとめ
MF文庫Jから発売され、アニメ化もしているライトノベル 著者:木緒なち / イラスト:えれっと ぼくたちのリメイク7 ものをつくるということ の感想レビュー記事でした。
ボチボチ完結が見えてきて期待が膨らむと同時に寂しい気持ちも少し出ています。
なんて贅沢なんでしょうね笑
じっくり大切に続きを読もうと思います。
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ!