ようこそ、シュガーです。
宝島社文庫から発売されている
著者:岡崎琢磨さん
珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて
を読みました。
シリーズ第7巻。
感想、レビューを書いていきます。
いつもの通り私の主観に基づく評価です。
謎解きのネタバレが無いように気を付けて書いていきます。
岡崎琢磨 珈琲店タレーランの事件簿7
珈琲店タレーランの事件簿7 内容紹介 ストーリー あらすじ
累計235万部突破! 大人気喫茶店ミステリー
ビブリオバトル決勝大会で起きた実際の出来事をはじめ、日常にさりげなく潜む謎のかけらを結晶化したミステリー短編集!
全国高校ビブリオバトルの決勝大会にて、プレゼンの順番決めの抽選でトラブルが発生。くじに細工をしたのはいったい誰か。話を聞いていたバリスタの口から、思わぬ真実が告げられる「ビブリオバトルの波乱」。
ほか、ハワイ旅行をめぐるオカルト譚「ハネムーンの悲劇」、幼少期の何気ない思い出に隠された秘密が暴かれる「ママとかくれんぼ」など、ショート・ショートを含む全7話を収録。
内容紹介文は宝島社ホームページより引用
URL:https://tkj.jp/book/?cd=TD026996
珈琲店タレーランの事件簿7 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと75点。
コーヒー店「タレーラン」のバリスタである切間美星(きりまみほし)が、持ち込まれる日常の謎を解き明かしていくミステリー第7巻。
日常の謎作品かつキャラミス、キャラクターミステリーでもある本シリーズ。
今回は掌編と短編が合わせて7本収録されていました。
連作形式ではないです。
タレーランにやってきたお客さんたちが不思議なことを話していて、それが美星さんの耳に入って、謎解きをしていくという流れになっていました。
普段のシリーズでは美星さんやアオヤマさん、藻川さんがメインキャラクタとなってお話が進んでいきます。
ただ、今回は美星さんが各話ともゲストのような形で謎解きの場面で出てくるといったお話が多かったです。
この点は少し物足りなさを覚えるところでした。
6巻で美星さんとアオヤマさんの恋愛模様に進展が少し見られていたので、その続きが読みたいと期待していたというのもあります。
とはいえ、美星さんの高校生時代の友人がタレーランにやって来て、回想という形で美星さんの高校時代の様子を知ることができるエピソードがあって面白かったり、謎が解かれたあとの展開で感情を動かされるようなお話があったりして、しっかりと面白かったです。
あとがきを読むと、この7巻に関して著者の岡崎さんが構想というかテーマを決めていたことが書かれていて、なるほど、といった感じです。
2022年中に第8巻を発表したいと同じくあとがきに書かれていたので、楽しみに待っておこうと思います。
この珈琲店タレーランの事件簿は、アニメと相性が良い気がしているのですが、アニメ化しないんですかね?
米澤穂信さんの氷菓を超美麗で見事な作品にした京都アニメーションが手がけてくれたら嬉しいなぁと昔から勝手に思っています。
本シリーズは、氷菓から始まる古典部シリーズが好きな方にはオススメできる作品だと思います。
偉い人、アニメ化しませんか?笑
まとめ
バリスタが探偵役となり日常の謎を解いていく 宝島社文庫 著者 岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて」を読んだ感想 評価を書いてきました。
想像よりもさらにあっさりサクサク読み進められました。
スラスラ読めて気持ち良かったですが、アオヤマさんや藻川さんとの掛け合いが無いのは寂しくもありました。
次の第8巻では、そのあたりも読みたいです。
楽しみに待っています。
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ!