シュガーのファンタイム

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豚のレバーは加熱しろ 感想 レビュー 著者:逆井卓馬 / イラスト:遠坂あさぎ ライトノベル 電撃文庫

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトベル

著者:逆井卓馬 さん / イラスト:遠坂あさぎ さん

豚のレバーは加熱しろ

を読みました。

第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作品で、既にアニメ化も決まっている大人気作!

凄く楽しく面白く読ませてもらいました。

それでは感想、レビューを書いて行きます。

いつもの通り、私個人の評価なのでご了承ください。

ネタバレが含まれるかもしれないのでご注意を。

では行きましょう。

 

 

逆井卓馬 遠坂あさぎ 豚のレバーは加熱しろ

豚のレバーは加熱しろ 内容紹介 ストーリー あらすじ

転生したら豚だった!美少女にお世話されるなら、こんな冒険も悪くない?

 豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた!
 豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。
 ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の……。
「あの、心の声が聞こえていますが……」
 まずい! 欲望がだだ漏れだ!
「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」
 え、ちょっ……!?
 まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う~ん、豚でいるのも悪くないな?
 これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険……のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ?

 さあ魔法もスキルも持たぬブタよ、過酷な運命に囚われた少女を、知恵と機転と嗅覚で救い出せ!
 第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、豚転生ファンタジー

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

URL:https://dengekibunko.jp/product/butaliver/321910000142.html

 

豚のレバーは加熱しろ 感想 レビュー 評価

dengekibunko.jp

お気に入り度を100点満点で表すと95点!!!

めちゃくちゃ好きです!

 

異世界転生いちゃラブ豚ファンタジー!

このキャッチフレーズ、何を言っているか分からないと思いますが、マジでコレなんです笑

もう少し砕いて紹介しましょうね。

 

理系大学生の主人公は、豚のレバーを生のまま食べてしまい、強烈な腹痛に襲われ意識を失います。

そして気が付くと、文字通りの豚になっていました。

人間の頃の知識や意識を持ったまま、姿が豚になってしまったのです。

豚小屋で混乱していたところ、表紙に描かれる金髪美少女ヒロインのジェスに見つけられます。

ジェスはイェスマという種族で、人が考えていることを読み取る能力を持っていたのです。

その能力によってジェスは、豚の中身が人間だと分かり、一緒に行動していく……というファンタジーです。

ある程度の設定が伝わりましたかね?

 

舞台となる異世界メステリアは、中世西洋っぽい雰囲気です。

魔法使いがいたり、魔法使いが力を込めた「リスタ」と呼ばれる石があったりします。

この石があれば、普通の人でも魔法のような力を使うことができます。

 

メインヒロインのジェスはイェスマと呼ばれる小間使いの種族です。

とある貴族のお手伝いをしていましたが、ある事情により王都へ向かうことになります。

そんな時に主人公(?)の豚さんと出会って、行動を共にしていきます。

イェスマは、ある事情から狙われやすい種族で、イェスマ狩りという集団がいるくらいなのです。

ジェスは、お人好しで、献身的で、人を疑わない性格です。

ここが魅力で可愛らしくもあるのですが、王都への旅路では心もとない。

そこで、豚さんが頭を働かせて作戦を考えたり、窮地を潜り抜けたりしていきます。

今までの小説やライトノベルで見たことが無い役割分担と協力関係で、非常に面白かったです。

ジェスは、自分ができることなら何でもしてあげたいと考えるタイプで、豚さんに凄く優しいです。

そして、豚さんは何が何でもジェスのことを守ろうと頑張ります。

イェスマと豚さん、種族が全然違う2人(1人と1匹?)が、段々と心を通わせていきます。

種族も姿も違う2人ですが、2人が惹かれあう様子に全く違和感を覚えませんでした。

普段の私なら「種族違いの恋って大変よ?」とか思いそうなんですけどね。

それだけ作品の世界に熱中していたのかもしれません。

 

あと、ジェスが豚さんの心を読めてしまうことで、豚さんの考えていることが全て筒抜けなのが、色々なところで効果的に働いていたように感じました。

豚さんは、心を読んでほしいところとスルーしてほしいところがある旨をジェスに伝えて、表向きは了承されます。

小説という媒体で、これを上手くやってのけるのはすごいなぁと感心。

我々人間が普段から本音と建前を使い分けるのと同じように、豚さんにもそれがあります。

豚さんがジェスに伝える言葉と、本来は伝えないハズの奥にある気持ち。

ただ、ジェスにはどっちも伝わってしまうわけです。

コミカルなシーンでは面白おかしくなりますし、シリアスなシーンでは優しさと苦しさを味わったりもしました。

キャラクタも設定も面白い!

 

物語の終盤に、そこまでで描かれてきた違和感や不思議に思っていた点、隠されていたことなどが一気に繋がって謎が解き明かされる展開が待っています。

まるでミステリー小説の解決編を読んでいるかのような感覚でグッと引き付けられました。

コミカルで読みやすい序盤、この世界の様子やイェスマのおかれる厳しい状況を描いた中盤、色々なことが明かされる解決編の終盤。

非情に丁寧にストーリーが作られていて、伏線もあって、凄く好きです。

恐らくですが、解決編の流れは予想できないので、このブログの記事をしっかり読んでもらって大丈夫です笑

物語の構成も、その見せ方も面白い!

 

あとは……たまに豚さんが読者に問いかけて来ることがあるのが面白いです。

「諸君は~だろうか?」とか「賢明な諸君達なら理解してもらえると思うが~」のような感じです。

大概がちょっと変わった趣向に対して同意を求めて来たり、ニッチな趣味を訴えかけてきたりして笑っちゃいます。

この読者に問いかけて来る感じは、洋画のデッドプールで俺ちゃんが視聴者に話しかけてくるのを思い出させます。

私だけでしょうか?笑

 

色々書いてきましたが、とにかくシュガー的には超オススメ作品です!

多くの人に「豚レバ」を読んでほしいです!

 

豚のレバーは加熱しろ 作品紹介PV

電撃文庫公式YouTubeチャンネルに、本作の紹介動画があるので貼っておきます。

www.youtube.com

豚さんを松岡禎丞さん、ジェスを楠木ともりさんが演じています。

おふたりとも人気声優ですよね。

松岡さんは鬼滅の刃の嘴平伊之助や、冴えない彼女の育てかた安芸倫也を演じていたのが印象に残っています。

楠木さんは、ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の優木せつ菜や、アニマエール!の舘島虎徹などを演じていたのが印象に残っています。

 

豚のレバーは加熱しろ 試し読み

dengekibunko.jp

電撃文庫公式HPで本作品の試し読みが出来ます!

上のバナーから飛べますので、気になった方は読んでみてください。

そして、気に入ったら手に取っていただけると嬉しいです。

自分の好きな作品が他人にも好かれたら嬉しいですからね~。

 

豚のレバーは加熱しろ メディアミックス情報

コミカライズ

「豚のレバーは加熱しろ」はマンガになっています!

マンガを担当されているのは、みなみさん。

作画がはかなり原作イラストに近く、豚さんも可愛く描かれていて、高品質なコミカライズだという印象を受けました。

コミックウォーカーで試し読みができるので、気になった方は読んでみてください。

comic-walker.com

 

ボイスドラマ

電撃文庫公式YouTubeチャンネルで、ボイスドラマが公開されているので紹介します!

www.youtube.com

この記事を書いている現在で、第8話まで公開されています。

こちらでは、豚さんを渋谷慧さん、ジェスを市ノ瀬加那さんが演じています。

私は1巻を読み終わって、この記事を書く時にボイスドラマの存在を知りました。

そして、ジェスを市ノ瀬さんが演じていて驚きました!

何故なら、私が小説を読んでいる時のジェスの脳内ボイスイメージが市ノ瀬さんだったからです!

ちなみに、豚さんの脳内ボイスイメージは河西健吾さんでした。

第8話まで全部見ましたが、原作小説のイメージそのままに動きがついていて面白かったです!

作品の入り口が、試し読み以外に、こういった気軽に見られるボイスドラマがあるのはいいですね。

 

アニメ化

「豚のレバーは加熱しろ」は、アニメ化が決定しています!

放送開始がいつからなのか、キャスト、制作会社などの詳細情報は今の所公開されていません。

新しい情報が発表されたら、シュガーのおすすめ作品として個別に記事に取り上げたいと思います。

ボイスドラマの声優がしっくり来ているので、この配役で行って欲しいです。

 

豚のレバーは加熱しろ シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いている豚レバシリーズ感想レビュー記事のリンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

豚のレバーは加熱しろ 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (2回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (3回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (4回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ(5回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ(6回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (7回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (8回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

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電撃文庫から発売されているライトノベル 豚のレバーは加熱しろを読んだ感想、レビュー記事でした。

ちょっと変わった異世界転生物で、キャラクタが魅力的で、物語や展開もしっかり練られていて、非常に好みでした!

続きも読んでいきます。

アニメも楽しみにしておきます。 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックや、コメントをしてもらえると嬉しいです!

モチベーションアップになりますので、お願いします!

それじゃあ今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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