シュガーのファンタイム

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自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 2 感想 レビュー 著者:三河ごーすと / イラスト:ねこめたる ライトノベル MF文庫J

ようこそ、シュガーです。

MF文庫Jから発売されているライトノベル

著者:三河ごーすと さん / イラスト:ねこめたる さん

自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 2

を読みました。

面白かったです。

さっそく感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り私の個人的な評価です。

ネタバレが含まれるかもしれないのでご注意ください。

ではいきましょう!

 

 

三河ごーすと ねこめたる 自称Fランクのお兄さま2

自称Fランクのお兄さま2 内容紹介 ストーリー あらすじ

相手の裏をかけて二流、流れを読めて一流、お兄様は――運命すらも支配する

【シリーズ累計50万部突破! 今最高に熱い学園ゲーム系頭脳バトル!!!!!】

ゲームの結果ですべてが評価される弱肉強食の学園・獅子王学園。
面倒のない日常を過ごしたい砕城紅蓮は、Sランクの生徒会役員を倒して得たポイントを妹の可憐に譲渡し、最低位のFランクを維持していた。
だが、生徒会長・白王子透夜の『生徒会選賭』開幕宣言により事態はまたも激変。学園全てを巻き込んだゲームが始まってしまう――。
「教えてやる。あんたらが遊び半分で望んでいた──戦争の怖ろしさをな」
愛する妹との絆を断ち切ろうとする卑劣な罠を前に、圧倒的な天才の力が愚かな生徒たちを断罪する! 
今、最も熱い学園ゲーム系頭脳バトル、伝説再来の第二弾!

内容紹介文はMF文庫Jより引用

URL:https://mfbunkoj.jp/product/f-rank/321704000704.html

 

自称Fランクのお兄さま2 感想 レビュー 評価

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お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

ゲームで全てが決まる学園で、普通の日常を過ごしたいと願うも、ゲームから逃れられない紅蓮を描いたお話シリーズ第2巻。

1巻で、見かけ上で格上の相手を圧倒してしまったことで、紅蓮の名前は学園中に知れ渡ることになりました。

この圧倒的な勝利をした相手が、学園の生徒会の1人だったことで、生徒会役員の入れ替えを目的としたゲーム「生徒会選賭(せいとかいせんきょ)」が開催されます。

紅蓮は早々に脱落しようとしますが、1巻で生徒会長の白王子透夜(しらおうじとうや)に目を付けられたことにより、脱落できないまま時間が過ぎてしまいます。

そんな中で、紅蓮のもとに水葉という少女がやって来て、弟子入りさせてほしいと言われます。

水葉と関わりはじめて、じわじわと違和感が広がり始め、生徒会選挙内の動きに巻き込まれてしまう……というお話。

 

この2巻で主にゲームに挑むのは、紅蓮ではなく妹の可憐。

彼女の並外れた情報処理能力や観察力が見られる展開は、読んでいてワクワクしました。

紅蓮がチート級に強いのは1巻の時点で分かっていましたが、妹の可憐も中々の実力者でした。

そういった場面が前半で描かれただけに、終盤のゲームで可憐が追い詰められた時の絶望感は大きかったです。

上には上がいる、ということですか……。

世の中は広い。

しかも、可憐を追い詰めるゲームは、紅蓮を勝負の場に引きずり出すための手段でしかなかったのが余計キツかったです。

自分たちの利益のために他人を当然のように利用する。

この学園ではゲームの実力がある人間が正義ですから、方法としては理解できます。

でも感情の部分は素直に納得できませんでした。

可憐が窮地に陥る様子は見ていられなかったです……。

この終盤のゲームに至るまでには少しのサプライズがあって、そこにたどり着く流れは読んでいて興味深かったです。

まぁ、予想していた展開の範疇ではあったんですけど、それはそれとしてね。

 

あと、紅蓮がゲームに超強い理由も少し描かれていて納得感を得ました。

それと同時に、グレンが道徳的でない、モラルが存在していない世界で小さいころから生きてきたことに胸が苦しくなったりもしました。

詳細はネタバレ防止のために伏せますが、こんな世界で生きてきたら、なんてことない平凡な日常にあこがれるのも凄く理解できます。

これは1巻でも描かれていましたが、日常にあこがれていた紅蓮が、それでも過去の5年間は裏世界でゲームに挑んでいたのは、砕城家が可憐をゲーム世界に送り込むのを防ぐためだったんですよね。

格好いいお兄さんですよ。

 

最後の最後、大事な妹を卑劣な罠にかけられた紅蓮が怒ってしまって、裏世界での紅蓮の側面を見せながら生徒会へ勝負をたたきつける場面で終わっています!

こんなの先が気になるじゃないですか!

続き読みます。

 

こんな人にオススメ!

本作を読んだうえで、下記の作品が好きな方は本作が好きなんじゃないかと私が思うものを上げてみます。

MF文庫J ライアー・ライアー

電撃文庫 Fランクの暴君

ようこそ実力至上主義の教室へ

メインテーマがゲーム、学生が主役となる作品つながりです。

MF文庫J ノーゲーム・ノーライフ

全てがゲームの勝敗で決まる設定つながりです。

・ガンガンコミックスJOKER 賭ケグルイ

ゲーム、というかギャンブルですべてが決まるという設定、学生が主役という作品つながりです。

 

自称Fランクのお兄さま 感想記事リンク

当ブログで書いている自称Fランクのお兄さま~の感想記事リンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

自称Fランクのお兄さま 1 感想  レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

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MF文庫Jから発売されているライトノベル「自称Fランクのお兄さまがゲームで評価される学園の頂点に君臨するそうですよ? 2」を読んだ感想、レビュー記事でした。

新たなキャラクタがたくさん出てきて、しかも軒並み実力者で、読んでいてワクワクしたりヒヤヒヤしたりゾッとしたりしました。

ワチャワチャしたシーンは1巻より少なくて、その分だけ勝負の場面で真剣になることが多かったです。

次の3巻では紅蓮と生徒会のバチバチの勝負が読めるはずなので楽しみにしておきます。

 

この記事を読んでいただいてありがとうございました!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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