ようこそ、シュガーです。
著者:鴉ぴえろ さん
イラスト:きさらぎゆり さん
転生王女と天才令嬢の魔法革命
を読みました。
2023年にアニメ放送も決定している人気ファンタジー。
略称は「転天」らしいです。
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の個人的な評価です。
ネタバレがあるかもしれないのでお気を付けください。
では行きましょう。
鴉ぴえろ きさらぎゆり 天才王女と天才令嬢の魔法革命
天才王女と天才令嬢の魔法革命 内容紹介 ストーリー あらすじ
天真爛漫な転生王女×クール天才令嬢の王宮百合ファンタジー!
前世の知識で独自の魔法、“魔学”を生み出した王女・アニスフィア。ある時、精霊に愛された天才令嬢・ユフィリアと一緒に住みながら研究を始めることになって!? 二人の出会いが、国と二人の未来を変えていく!
内容紹介はファンタジア文庫HPより引用
URL:https://fantasiabunko.jp/product/202001mahoukakumei/321909000800.html
天才王女と天才令嬢の魔法革命 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと90点!
「転生×天才」魔法王宮百合ファンタジー第1巻。
面白かったです。
オススメ作品。
登場人物や物語の流れを簡単に紹介します。
メインとなる登場人物はアニスフィアとユフィリアの2人です。
アニスフィア(表紙左の金髪)は前世の記憶を持つ転生者であり王族です。
作中ではアニスと呼ばれることが多いです。
魔法が当たり前のこの世界で、彼女は魔法を使うことができません。
でも、魔法使いに強いあこがれを持っていて、道具を介して魔法と同じような効果を得られるものを作り出す「魔学」を研究しています。
転生前の記憶を持っていて、魔導具を使って再現しようという考え方は、MFブックスの「魔導具師ダリヤはうつむかない」を思い出したりします。
突拍子のないことをしたり、常人には理解できないことを平気でやったりすることからアニスはキテレツ王女なんて呼ばれたりもします。
ぶっ飛んだ面が目立ちますが、そんな彼女を慕う人たちもいます。
あと、可愛い女の子が好き。
もう1人がユフィリア(表紙右の銀髪)です。
容姿、勉強、魔法、政治、武芸など様々な能力に秀でているものの、クールで人を寄せ付けない面を持っています。
作中ではユフィと呼ばれることが多いです。
ユフィは、アニスの弟で王太子のアルガルドの婚約者でした。
しかし、アルガルドに言いがかりをつけられて公の場で婚約を破棄されてしまいます。
動揺するユフィ。
その場にアニスが突っ込んできます。
硝子を粉々に砕いて、文字通り物理的に突っ込んできます。
アニスは空飛ぶ箒の実験をしていました。
空を飛べる魔法は今まで開発されておらず、アニスが目指す魔法の1つでもありました。
飛行の制御に失敗して建物に突っ込んできた王女を見て、その場にいる誰もが唖然とする中、状況を読み取ったアニスが「私がユフィをさらってあげる」と言ってその場から救い出します。
これをきっかけに2人は同じ時を過ごしていくようになる……というお話です。
導入部分は伝わりましたかね?
何といってもアニスのキャラクタ性が非常に魅力的な点が好きですね~!
王族という立場にありながらも、肩書や身分にはこだわらないし、冒険者として前線で戦う度胸と実力を持ち合わせていますし、自分の気持ちにまっすぐ正直に生きているし、色々な部分がキラキラ眩しいです。
まぁ、正直に生き過ぎるがあまりに、周りの人たちは彼女の一挙手一投足にハラハラさせられたり頭を抱えさせられたりするわけですが笑
それもそれでコメディとして面白く仕上がっていたので素敵でした。
基本的には自分の生きたいように生きるアニスですが、国民が危険にさらされる時や大切な人を守る時は、自分をすり減らしながらも全力で戦ったり守ったりするような部分を持っています。
普段はお茶らけているのに重要な時にはしっかりキメてくるギャップが格好良くてズルいです。
本作を読めばみんなアニスのことが大好きになるはずです。
そんな性格のアニスと一緒に行動していくうちに、ユフィの持つ冷たい雰囲気が少しずつほどけていきます。
ユフィはアルガルドの妻になるために必要となる様々なことを学んできました。
それは上にも書いたように魔法だったり、貴族としての振る舞いだったりの貴族社会を生きていくためのものばかりでした。
そのせいか自分の感情だったり、自分のやりたいことだったり、友人関係だったりといったユフィ自身に関わることに対しては非常に不器用なままでした。
ここの部分をアニスが、アニスの専属メイドのイリアが、アニスの周りの色々な人たちが少しずつほどいてくれるのは、なんというか救われる思いになりました。
ユフィがどんどん自分を知っていって、楽しい人生を送ってくれればいいなと思います。
アニスとユフィの百合を楽しむこともできるので、百合ファンも読んでみてください。
試し読みはコチラ。
ブックウォーカーです。
転生王女と天才令嬢の魔法革命 シリーズ感想記事
当ブログで書いている天転シリーズの感想記事です。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
転生王女と天才令嬢の魔法革命 感想 レビュー
転生王女と天才令嬢の魔法革命 2 感想 レビュー
メディアミックスについて
転天アニメ化
アニメPVがKADOKAWAanimeチャンネルで見られますので引用して紹介します。
アニスの声が私の中のイメージにドンピシャで驚きと喜びにあふれます!
キャスティングした人もしかして私の頭の中覗いた?笑
アニスが千本木彩花さん、ユフィが石見舞菜香さん。
ユフィの声はもう少し強いイメージでしたが、PVを見てみると結構しっくりきました。
アニメ放送楽しみです!
転天コミカライズ
漫画を担当するのは南高春告さん。
試し読みをした感じだと、アニスの明るくてフリーダムな雰囲気が画にあらわれていて魅力的だと思いました。
小説を読むのが好きな方は原作のファンタジア文庫、マンガの方が好きな方は電撃コミックスNEXTの方を読みましょう!
コミックの試し読みはコチラ。
ブックウォーカーです。
まとめ
ファンタジア文庫のライトノベル「転生王女と天才令嬢の魔法革命」を読んだ感想、レビュー記事でした。
明るくてフリーダムなアニスと、冷静で常識人のユフィのコンビは読んでいて楽しくてバランスが良くて気持ち良かったです。
この1巻はアニスとユフィが出会うお話で、ユフィはアニスに振り回されていました。
これから先2人の仲が良くなっていくのにつれて、ユフィもアニスと一緒に自由でぶっ飛んだ行動をしてくれればいいなぁと思ったりしました。
続きも読みます。
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!