ようこそ、シュガーです。
著者:鴉ぴえろ さん
イラスト:きさらぎゆり さん
転生王女と天才令嬢の魔法革命2
を読みました。
2023年にアニメ放送も決定している人気ファンタジー。
略称は転天。
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の個人的な評価です。
ネタバレがあるかもしれないのでお気を付けください。
では行きましょう。
鴉ぴえろ きさらぎゆり 転生王女と天才令嬢の魔法革命2
転生王女と天才令嬢の魔法革命2 内容紹介 ストーリー あらすじ
国を揺るがす、姉弟喧嘩。
天才令嬢・ユフィリアとともに、王国を襲うドラゴンを討伐したアニスフィア。次なる脅威・ヴァンパイアの謎に迫っていく二人の前に、因縁の弟・アルガルドが立ちはだかる――王宮百合ファンタジー、激動の第二幕。
内容紹介文はファンタジア文庫HPより引用
URL:https://fantasiabunko.jp/product/202001mahoukakumei/322002002149.html
転生王女と天才令嬢の魔法革命2 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと75点。
「転生×天才」魔法王宮百合ファンタジーシリーズ第2巻。
1巻で理不尽な婚約破棄をされたヒロインのユフィ。
正直に言って、公の場で王族とは思えないような婚約破棄を言い渡してきたアルガルドに違和感を覚えていましたが、それを補う部分が読めました。
アルガルドがそんな振る舞いをする要因となったのはレイニという少女の特性からでした。
詳細を語るとネタバレになってしまうので書きませんが、ファンタジーを感じる存在が関与していたんですね~。
これを解き明かすのにアニスの知り合いの研究者で変わり者にティルティという人物が登場します。
ティルティとアニスは魔法に対する価値観が真反対ですが、魔法の研究に力を入れていることから戦友というか悪友というか、そういった感じの関係性にでした。
この2人の掛け合いは読んでいて楽しかったです。
あとは、1巻で色々あってドラゴンを討伐したアニスの続き。
アニスがドラゴンの魔石を研究用に使おうとしていたら、魔法省という組織から呼び出しをくらって気持ちのよくない質問をされる場面がありました。
この国では魔法を使える人が貴族で、魔法が正義とされています。
アニスは魔道具の研究をしており、これがあれば貴族でなくとも魔法に類する力を使えるようになります。
この事実が国としては……というか古い考えの人間からは受け入れづらいので、嫌がらせに似たようなことを何度も受けてきたらしいのです。
急にリアルの話をしますが、会社組織でも古い習慣を良しとする動きは結構ありますよね。
新しい技術や手法を取り入れようという若い人の提案は、年上の人に否定されることが多い気がします。
それに似たような感じを受けて何とも言えない気持ちです。
ただ、今回はユフィが魔法省の人間や古い価値観の人たちアニスを認めさせるために頑張るシーンがあって凄く良かったです。
1巻でアニスに救われたユフィが、今度はアニスの力になる場面が来てグッときました。
ユフィがアニスの力になりたいと考えていたのは文章から伝わって来ていたので、2巻でそれが実現して嬉しかったです。
後半でアニスとアルガルドがお互いの主張をぶつけながら戦う場面があるのですが、こちらは正直あまり刺さらなかったです。
ここがそんなに刺さらなかったので全体の満足度が1巻より低い感じになってしまいました。
面白いのは面白いですが1巻が良すぎたという印象です。
3巻に期待!
転生王女と天才令嬢の魔法革命 シリーズ感想記事
当ブログで書いている天転シリーズの感想記事です。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
転生王女と天才令嬢の魔法革命 感想 レビュー
転生王女と天才令嬢の魔法革命 2 感想 レビュー
まとめ
ファンタジア文庫のライトノベル「転生王女と天才令嬢の魔法革命2」を読んだ感想、レビューでした。
アニスのキテレツ王女っぷりが楽しめて良かったです。
ユフィの視点で進む場面もあって、そこでアニスに対する思いを読むことができたのも良かったです。
3巻も時間を見つけて読んでいこうと思います。
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!