シュガーのファンタイム

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ワンマンライブ、対バンライブ、音楽フェス それぞれの違いからメリットとデメリットを考える

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ようこそ、シュガーです。

今回は音楽ライブの形態についていろいろ書いてみようと思います。

ライブの形態にはワンマンライブや対バンライブ、音楽フェスなどがあります。

それぞれにメリットデメリットがあると私は考えています。

この記事では、まずそれぞれのライブ形態を簡単に解説します。

その後、ここ5年間くらいずっと年間20本前後のライブに参加している私が思う、それぞれの良い点、よくない点を比較しながらまとめてみようと思います。

 

 

ワンマン、対バン、フェス について解説

ワンマンライブとは?

ワンマンライブとは、その名の通り1組のアーティストだけで行われるライブのことです。

ライブハウスからドームまで、使われる会場は様々です。

ドームでライブを開催できるアーティストは限られてくるので、基本的には100人~5000人くらいの収容が可能な会場が使われることが多い印象です。

私の経験だと披露される曲数は15~22曲くらいです。

 

対バンライブ とは?

対バンライブとは、複数のアーティストが入れ替わりでステージに立つライブのことです。

例えばバンドAとバンドBが出演者だとすると、先にバンドAがステージに立ってライブをして、終わったら今度はバンドBがステージに立ってライブをする、というような流れになります。

対バンの最小単位は2組で行われるツーマンライブになります。

対バンはツーマンライブが1番多い印象。

たまにスリーマンやフォーマンもありますけどね。

対バンにはゲストホストがあります。

その対バンライブを企画したアーティストがホスト

企画したアーティストに出演を依頼されてパフォーマンスする方がゲスト

基本的にゲストが先にパフォーマンスをして、ホストが後からステージに立ちます。

ライブの持ち時間もゲストよりホストの方が少し長いです。

対バンはライブハウスやコンサートホールで行われることが多いです。

キャパシティ的にはワンマンと同じ100人~5000人くらいの規模感で行われることが多いイメージです。

ちなみに由来は「バンド同士の決」が有力だそうです。

 

音楽フェス とは?

音楽フェスとは、広い会場に複数のステージがセッティングされ、数多くのアーティストが出演するライブのことです。

ステージが複数あることから、同じ時間に複数のステージでパフォーマンスがされたりもします。

タイムテーブルと呼ばれる出演者と出演時間をまとめたものが用意されるので、観客はそれをもとに「どの時間に」「どのアーティストを見るか」を自分で決めてライブを楽しみます。

ワンマンや対バンより能動的なライブだと思います。

山口のWILD BUNCH FEST.、福岡のNUMBER SHOT、大阪のRADIO CRAZY、千葉のCOUNTDOWN JAPANROCK IN JAPAN FESTIVAL、埼玉のVIVA LA ROCK、新潟のFUJI ROCK FESTIVALなどなどたくさんのロックフェスがあります。

野外フェスとか夏フェスとか、聞き覚えがある方も多いのでは?

来場者数は10,000人~50,000人くらいになり、大規模なものが多いです。

 

ワンマン、対バン、ロックフェス それぞれのメリット

ワンマンライブのメリット

私が考えるワンマンライブの利点は以下の通りです。

・好きなアーティストのパフォーマンスを長時間堪能できる

カップリングやアルバム曲なども演奏される

・会場に来ている人達全員がそのアーティストのことが好きという空間

・チケットがフェスより安い

・総公演時間が短い

なんといっても好きなアーティストのステージを長く楽しめるところは魅力です。

今までの経験から言うとワンマンライブの公演時間は1時間30分~2時間30分くらいです。

 

披露される曲数は17~26曲くらいです。

披露される曲数が多いことで、シングルだけではなくアルバム収録曲やカップリング曲などもセットリストに加わってくるため、ファン歴が長ければ長いほどワンマンを楽しめるかもしれません。

 

会場には出演するアーティストのことが好きな人や気になっている人などプラスの感情を持った人たちが集まるので、自然と楽しくて暖かい空間になるのも素敵だと思います。

会場への道中で同じバンドのグッズを身に着けているファンの人たちを見かけるとライブ前からテンションも上がります!

 

あとはチケットがフェスに比べると安いことが多いです。

一部の超大御所アーティストやビッグコンテンツになるとワンマンのチケットが9000円くらいだったり1万円を超えたりするようなこともありますが、基本的にはフェスよりワンマンの方がチケットが安いので参加しやすいです。

私が参加するライブでは4000円~7000円くらいが多いですね。

 

総公演時間時間が短いので、遠征の時に帰りの公共交通機関を気にしなくても大丈夫なことが多いのも私にとっては魅力です。

ただ、人によっては公演時間が短いのを短所と捉える方もいるかもしれませんね。

 

対バンライブのメリット

私が考える対バンの利点は以下の通りです。

・フェスよりも1組当たりのステージ時間が長い

・コラボステージが見られる時もある

・アーティスト同士が影響を与え合っていつもと違うステージになる時がある

・知らなかった音楽を好きになれる可能性がある

・チケットはフェスより安い

ワンマンライブよりも1組当たりの出演時間は短くなってしまいますが、ツーマンの場合だと1組当たり50分~1時間10分くらいは見られる印象があります。

披露される曲数はゲストが8~12曲くらいで。ホストは11~16曲くらいのイメージ。

ただ、出演者が増えてスリーマン、フォーマンになるにつれて1組当たりの出演時間は短くなります。

 

ゲストアーティストとホストアーティストがステージ上でコラボすることがあったり、お互いの楽曲をカバーしあったりというレアなパフォーマンスが見られることもあります。

一番最近だとUNISON SQUARE GARDEN Presents fun time HOLIDAY 8 福岡公演で対バン相手のsumikaがユニゾンの楽曲「mix juiceのいうとおり」をアレンジカバーしていたの見ました。

めちゃくちゃテンション上がりましたよ。

 

キャリアが同じくらいのバンドがツーマンやスリーマンをする時には、お互いの楽曲や実際のライブパフォーマンスが影響を与え合って、普段のワンマンライブでは見られないようなセットリストになったり、リスペクトとライバル感でバチバチな熱量の載ったパフォーマンスが見られたりします。

UNISON SQUARE GARDEN Presents fun time HOLIDAY 6 福岡公演で9mm Parabellum Bulletとの対バンライブがあった時は、9mmの熱くて鋭いパフォーマンスを受けた斎藤さんのエンジンが初っ端から全開で、いつもより荒々しいアグレッシブな歌唱が見られて、私までテンション爆上げになった記憶があります。

自分の好きなアーティストの普段と違う一面を見られるのも間違いなく対バンの魅力だと思います。

 

自分の好きなアーティストがホストの対バン企画で、自分の知らないアーティストがゲストで来るときは、新しい音楽に出会うチャンスでもあります。

自分の好きなアーティストがオファーをそのゲストに出しているわけですから、何か光るものがあったり、共通するような部分があったりすることが多いと思います。

実体験として私は、ユニゾンの対バンライブでShiggy Jr.やBRADIOやズーカラデルなどを知って、音源を聴くようになりましたからね。 

Shiggy Jr.やBRADIOはライブに行きましたし、ズーカラデルもフェスでステージを見ました。

新しい出会いをくれる対バンは良いものです。

 

チケットの価格についてはワンマンとほぼ同じことが言えます。

ということで省略。

 

ロックフェスのメリット

私が考えるロックフェスの利点は以下の通りです。

・複数のアーティストを見られる

・新しい音楽との出会いがある

・お祭り感を味わえる

・野外会場の場合は開放感が凄い

・フェス飯が食べられる

・土日祝日の開催がほとんど

音楽フェスの解説の部分でも書いた通り、たくさんのアーティストが出演するので、1日で色々な音楽を聴くことができます。

自分の好きなアーティストがたくさん出演するフェスがあったら、満足度はかなり高いものになると思います。

披露される曲数は5~7曲くらいで、ヘッドライナーと言われるトリを務めるアーティストの場合10~14曲くらいの印象。

 

タイムテーブルの隙間時間で何の気なしに見たアーティストを好きになったりすることもあると思います。

私は2018年のワイルドバンチフェスでたまたま見たofficial髭男dismが「ESCAPADE」や「ブラザーズを」歌っているのを聞いて好きになりました。

ヒゲダンの名前が世間一般に知られるようになった「Pretender」や「I Love…」がリリースされる前のことです。

あの後すぐに広島クラブクアトロのワンマンにも行きました。

あの頃までのヒゲダンは私にとってめっちゃ良かった……。

「始発が導く幸福論」「SWEET TWEET」「Driver」などなどいい曲ぞろいでした。

 

フェスは独特の空気感があります。

色々なアーティストのファンが同じ場所に集まってくる感じや、会場が屋外の場合の爽快感などが、お祭り感や非日常感を強く与えてくれて楽しいです。

 

フェスではキッチンカーが複数出たり、その開催地独自の食べ物が売っていたりして、食の面でも楽しめます。

美味しいグルメと好きな音楽を一緒に楽しめる素敵空間。

 

また、来場者数が多いため、ほぼすべてのフェスが土日祝日に開催されます。

これは学生や社会人にとって参加しやすい条件でメリットですね。

 

ワンマン、対バン、ロックフェス それぞれのデメリット

ワンマンライブのデメリット

ワンマンライブを対バンやフェスと比べた時に、私は特にデメリットを思いつきません。

何とか絞り出してみると、以下のことがいえるかもしれません。

・見られるアーティストは1組だけ

・公演が平日の場合がある

・ほぼすべての公演が夕方から夜にかけて行われる

 

ワンマンですから見られるアーティストが1組なのは当然と言えば当然です。

 

フェスのほとんどすべてが土曜日日曜日もしくは祝日に開催されるのに対して、ワンマンライブは平日に開催されることも結構あります。

田舎に住んでいる人でライブ参加のために遠征をする人は、平日のライブだと有給休暇を取って行くだとか、部活を休んでいくだとか、そういうことをしなければ参加できません。

これは困る時もありますね。

私は比較的有休をとりやすい仕事をしているので、何とかなることが多くて救われる思いです。

そして、ライブが夕方から夜に行われることで、遠征の時は帰りの公共交通機関を心配する必要があります。

ワンマンライブのメリットで「公演時間が短い」と書きましたが、そもそも開演が19時とか19時30分とかになると、いくら公演時間が短くても終電を気にする必要は出てきます。

ここは時間との闘いですね。

 

対バンライブのデメリット

私が考える対バンライブの欠点は以下の通りです。

・転換の時間がある

・ゲスト/ホストどちらかしか知らない場合、片方は楽しめないかもしれない

・公演が平日の場合がある

・ほぼすべての公演が夕方から夜にかけて行われる

 

なんといっても転換の時間があるのは欠点ですね。

転換の時間とは、アーティストAがステージを終えて、次のアーティストBが演奏するためにギターやベースやドラム、マイク、アンプなどをセッティングして音を作るまでの時間です。

短くても10分くらい、長ければ20分くらいは演奏のない空白の時間が出来てしまいます。

コンサートホールでの対バンなら座席に座って待てるのでまだましですが、ライブハウスだと空白の10~20分を立ったままで待たないといけないので肉体的にきついです。

あと、私的には何もしない時間を消費しているのもなんだかもったいない気がして好きではありません。

 

また、ゲスト側もしくはホスト側だけが目当てで対バンに参加する場合、お目当てではないアーティストは楽しめない可能性も少なからずあります。

上でも書いた通り自分の好きなバンドがホストの時は、ゲストも何かしらホストと共通する部分を持っていることが多いので、結構好きになれる場合もあります。

ただ、人間好みは十人十色なので、合わない時も勿論あります。

そういう時はライブの半分しか楽しめないことになってしまうかも……。

 

その他2点はワンマンライブと同じなので省略。

 

ロックフェスのデメリット

私が考える音楽フェスの欠点は以下の通り。

・現地に行くまで/現地から帰るのが大変

・チケットが高い

・1組当たりのステージ時間が短い

・人が多くて動きづらい

・ステージに入場規制がかかることもある

 

大人数が同じ会場に向かうので、公共交通機関や道路が信じられないくらい混雑します。

ナンバーショットに初めて行ったとき、電車があまりにもぎゅうぎゅう詰めすぎて発車できなかったり、動き出したと思っても車内で身動き1つとれなかったりして大変な思いをしました。

帰りも同じことが言えて、終演時間に合わせて大人数が同じ駅に向かって移動するので、駅に入場規制がかかって電車に乗れなかったりします。

私が行ったことがある大規模会場だと幕張メッセが特にこれに当たります。

多少出費は増えてしまいますが、近くのホテルに宿泊する方がいいと思います。

 

ワンマン/対バンに比べてチケットが高いことも不利な点でしょう。

だいたい9,000~12,000円/1日くらいはします。

多くのアーティストが参加することや、大きな会場を使うことから、お金がかかるのは理解できますが、高いものは高い

 

フェス全体で決められた時間の中で多くのアーティストが次々にパフォーマンスをする関係で、1組あたりの時間は短いです。

35分~45分、ヘッドライナー(トリ)で50分~1時間くらいです。

35分だとワンマンライブの1/3くらいしかないことになります。

好きなアーティストの時間が短いのは残念な点です。

 

参加者が多いので、観客エリアの移動だったり、フード/ドリンクエリアでの注文待ちだったり、トイレの順番待ちだったりが発生して、思ったような行動がとりにくい部分もあります。

FUKUOKA MUSIC FES.に行った時の感想でも書いた気がしますが、会場によっては来場者数に対してトイレの数が少なくて、順番待ちの間に次のステージが始まってしまう……なんてこともあります。

よくないところですね。

 

ステージの入場規制というのは、そのステージに収容できる観客者数以上のお客さんが来てしまった場合、後から来たお客さんが観客エリアに入れなくなることです。

自分の見たいアーティストを見逃すのは残念過ぎるので、少し早めに行動して場所を確保するのが良いと思います。

ロッキンジャパンのグラスステージが入場規制になるのが1種のステータスみたいな雰囲気があるような、無いような笑

 

参考:夏フェスの持ち物まとめ

私が考える野外音楽フェスの必需品や、持っていくと便利なものをまとめた記事です。

sugarbitter.hatenablog.com

私は夏フェスや音楽フェスに合計10回くらいは参加しているので、そこそこ参考になると思います。

時間がある時にでも見てもらえたら嬉しいです。

 

まとめ

ワンマンライブ、対バンライブ、音楽フェスについて、私が考えるメリットとデメリットを書いてみました。

それぞれ良いところとよくないところがありますので、自分に合ったスタイルのライブを選んでいきましょう。

1組のアーティストをじっくり見たい方はワンマンライブを選びましょう!

ゲストアーティストとホストアーティストの両方が好きな組み合わせな時は対バンにも行きましょう!

色々なアーティストを一気に見たい方は音楽フェスに行きましょう!

まとめ終わり!

 

この記事を読んでいただき、ありがとうございました!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!