ようこそ、シュガーです。
著者:逆井卓馬 さん
イラスト:遠坂あさぎ さん
豚のレバーは加熱しろ(5回目)
を読みました。
おすすめ作品!
それでは感想、レビューを書いて行きます。
いつもの通り、私個人の評価なのでご了承ください。
若干のネタバレが含まれると思いますのでご注意を。
逆井卓馬 遠坂あさぎ 豚のレバーは加熱しろ(5回目)
豚のレバーは加熱しろ(5回目) 内容紹介 ストーリー あらすじ
深世界へと飛び込んだ豚とジェス。王都奪還作戦、決行。
ジェスと二人で旅をして真実を知り、ようやく気付いた、自分自身の気持ち。一緒にいたい。ジェスと一緒に、終わりのない旅をしたい。
そのためにまず、闇躍の術師によって乗っ取られてしまった王朝を奪還しなければならない。ノット率いる解放軍、王子シュラヴィス、三人の美少女、そして異界からやってきた三匹の豚たち一行は、起死回生の切り札を求め孤島へ向かう。
鍵となるのは、孤島が入り口になっているという裏側の空間、深世界。人々の想いによって成り立つその不思議な世界では願望が具現化するようなのだが……
「見てください、豚さん! 私の胸が大きくなっています……!」
どんな願望だ!? やれやれ、どうやら今回も、一筋縄ではいかないようだ。
内容紹介文は電撃文庫HPより引用
URL:https://dengekibunko.jp/product/butaliver/322106001062.html
豚のレバーは加熱しろ(5回目) 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと90点!
4巻の終盤に2つの事実が明らかになりました。
1つめは豚さんについてです。
豚さんは異世界メステリアで死ぬと、自分の元の世界(=日本)に戻れます。
それを利用して、豚さんはジェスのもとから去ろうとして身投げをしたのです。
それをジェスが必死になって動いて、なんとか豚さんの意識をメステリアにつなぎとめることが出来ました。
ただ、豚さんの実態は無くなってしまい、誰も触れることが出来ず、ジェスにしか姿を確認できない状態になってしまいました。
次にメステリア王朝についてです。
これまでのお話しで色々あって、マーキスという強力な魔法使いが国を治めていました。
3巻で王朝に牙をむく謎の魔法使い「闇躍の術師」との対決にケリがついたと思っていたら、4巻の最後でマーキスの体が闇躍の術師に乗っ取られたことが発覚します。
闇躍の術師はマーキスの立場や魔法使いとしての力を使って王朝を牛耳ってしまったのです。
豚さんの肉体の復活、王朝の奪還。
5巻では、この2つを目的に行動していきます。
過去の言い伝えを調査し、闇躍の術師を倒すための方法として可能性のありそうなものが、メステリアのもう1つの世界、「深世界」から攻めるというものでした。
ジェスたちは深世界へと足を運ぶことになります。
深世界は、表裏でいうと裏の世界です。
願ったことが叶ったり、現実ではありえないことが起きたりします。
力押しでは物事が解決しない世界になっていて、頭を使う必要があります。
ここで豚さんの頭脳が生きてくるわけです。
彼にふさわしい舞台だなぁと、読みながら思っていました。
また、ジェス、豚さんと一緒にノットも深世界に行くことになります。
1巻でジェスを王都に送り届ける旅も、この3人(2人と1匹?笑)だったので、懐かしく思いながら読みました。
言いたいことや良かったところは色々あるのですが、終盤に深世界でノットに起こった出来事が衝撃過ぎたので、そこの印象が強烈に頭に残りました。
プラスの意味で。
リスクはあるが願望が叶うかもしれないと言われている世界に、ノットが自ら足を踏み入れた時に、もしかしたらこのような希望を持っているのかな~? と少し頭をよぎりましたよ正直に言うと。
でも、実際にそれが起きた場面を目の当たりにすると、もう感動とか切なさとか嬉しさとか寂しさとか、色々な感情が一気にこみ上げてきて泣く寸前でしたよ!
ノットがこれまで戦ってこれた原動力であり、ずっと大切にしていた存在。
でもノットは今を生きていて、その存在はそうではなくて……。
ネタバレしすぎも良くないのでボカシて書いている上に、私に語彙力が足りないせいで、この感情をビシッと表す言葉を持ってこれないのが悔しいです!
ただ、めちゃくちゃいいシーンがあったことは間違いないので、それだけは伝えたいのです!
人と人の繋がりって、力をくれたり幸せをくれたりするんだなぁ~と思わされる素晴らしい場面でした。
こんなの良すぎてズルい!
この感動のシーンを越えて、豚さんの肉体問題や闇躍の術師問題を解決したのも束の間、この異世界メステリアに異変が起きてしまいます。
次の6巻では、この異変を解決するためにジェス、豚さん、ノット、シュラヴィス、サノン、ケント、セレス、ヨシュ、イツネ、ヌリスたちは動いていくんだろうと思います。
既に続きを買ってあるので、楽しみに読もうと思います。
豚のレバーは加熱しろ シリーズ感想記事リンク
当ブログで書いている豚レバシリーズ感想レビュー記事のリンクです。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
豚のレバーは加熱しろ 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ (2回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ (3回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ (4回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ(5回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ(6回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ (7回目) 感想 レビュー
豚のレバーは加熱しろ (8回目) 感想 レビュー
まとめ
電撃文庫から発売されているライトノベル 豚のレバーは加熱しろ (5回目) を読んだ感想、レビュー記事でした。
お話が進むごとにファンタジー色が強くなってきて、読み応え十分です!
過去からの言い伝えを辿りながら謎解きをしていく展開も、ミステリー好きな私は大好きです。
お話がだんだん大きくなってきたので、どう着地するのか楽しみにしながら続きを読んでいきます。
アニメも楽しみにしています。
この記事を読んでいただいてありがとうございました!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!