ようこそ、シュガーです。
著者:三川みり さん
イラスト:あき さん
シュガーアップル・フェアリーテイル
銀砂糖師と深紅の夜明け
を読みました。
2023年1月からアニメ放送が開始されるシュガーアップル・フェアリーテイル。
小説は約8年ぶり?の新刊となります!
巻数で言うと18巻目!
発売当時から読んでいた好きなシリーズなので嬉しいです!
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の個人的な評価です。
ネタバレには気を付けますが、もしかしたらあるかもしれないのでご注意ください。
三川みり あき シュガーアップル・フェアリーテイル 18
シュガーアップル・フェアリーテイル 18 内容紹介 ストーリー あらすじ
銀砂糖師の少女アンが預かった一通の手紙。差出人はなんと亡くなったはずの父!? 手紙をきっかけに砂糖林檎の収穫を巡る交渉人を務めることになったアンだけど……? 少女と妖精が紡ぐ新たなフェアリーテイル!
内容紹介文は角川ビーンズ文庫HPより引用
URL:https://beans.kadokawa.co.jp/product/series24/322209001052.html
シュガーアップル・フェアリーテイル 18 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
銀砂糖菓子職人の少女アンと、妖精シャルを描く王道ファンタジー。
アンとシャルが結婚した状態でお話が始まります。
亡くなったはずのアンの父親アルバートから手紙が届いて、それによってお話が動き始めるという感じでした。
久々にシャル、アン、ヒュー、ミスリル・リッド・ポッド達、懐かしのメンバーに出会えてうれしかったです。
変わったところもあれば変わらないところもあって、みんな大好きです!
アンは少し大人っぽくなったような気がしました。
シャルはアンに対して過保護かつ甘くなったように感じました。
ミスリルは……変わらず元気!笑
3人の掛け合いは楽しくてずっと読んでいられます。
アルバートの名前で送られた手紙のこともあって、ヒューに依頼されて砂糖林檎の収穫に関する交渉に行くアン。
そこでスカーレットやサイラス、ジェインといった今回の登場人物に出会います。
スカーレットはアンの母親であるエマに作ってもらった砂糖菓子の再現を要求してきます。
アンはエマが17年前に作った作品を見て再現しようと取り組んでいく中で、スカーレットが抱える思いだったり、サイラス、ジェインとの関係だったりを知っていきます。
恋愛の苦い部分や切ない部分を味わったり、他人の見えていない気持ちについて考えさせられたりするお話でした。
愛するが故の行動が裏目に出てしまうというのは悲しいことです。
全てを言葉にして伝えあえればいいのになぁ~と思いますが、それは現実世界でも難しいですよね。
なんとももどかしい。
人生には取り戻せないものもあるのですね。
でも最後は希望の見える終わり方になっていて安心しました。
悲しみを乗り越えて、1歩踏み出すための物語でしたし、アンの作った砂糖菓子がそれに力を貸していて素敵でした。
交渉の中で色々あってアンがピンチに陥ったり、シャルが人間に追い詰められたりする場面もあってヒヤヒヤしました。
詳しく書くとネタバレになってしまうので読んでください。
アルバートが本当に生きているのかどうかは今回明かされませんでした。
ただ、アンに接触しようとしている動きがあって、なんだか落ち着かない気持ちです。
きっとシャルも同じ気持ちだと思います。
約8年ぶりの新刊で「新章スタート」とのことなので、これから定期的に新刊が発売されるんだと思います。
バッチリ追いかけていこうと思います。
みなさんも気になったら読んでみてください。
シュガーアップル・フェアリーテイル 関連記事紹介
以前にシュガーアップルフェアリーテイルシリーズのオススメ記事や感想レビュー記事を書いているので、一緒に見てください!
内容紹介だったり、魅力だったり、本作が好きな方におすすめのシリーズ紹介だったりをまとめています。
シュガーアップル・フェアリーテイル 作品紹介
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と深紅の夜明け 感想 レビュー
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園 感想 レビュー
まとめ
角川ビーンズ文庫の「シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と深紅の夜明け」を読んだ感想、レビュー記事でした。
アニメも間もなく始まるというタイミングで懐かしのみんなにまた会えて嬉しかったです。
アニメも原作の続きも楽しみに待っておこうと思います。
さて、この記事が2022年最後の更新になります。
2022年に書いてきた記事を読んでくださったみなさま、ありがとうございます!
コメントやスターをくださった方も何名かいらっしゃいました。
ありがとうございました。
2023年も自分の好きな本やアニメ、映画、音楽などについて書いて行こうと思っています。
今後もお付き合いくださると幸いです。
それではいつもの挨拶です。
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それでは今日はこの辺で。
良いお年を!
バイバイッ!