ようこそ、シュガーです。
著者:比嘉智康 さん
イラスト:間明田 さん
命短し恋せよ男女
を読みました。
私の好きな比嘉智康さんが電撃文庫から新作を発売とのことで迷わず購入しました!
内容紹介や感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレがありますのでご注意ください。
比嘉智康 間明田 命短し恋せよ男女
内容紹介 ストーリー あらすじ
余命1年でも恋がしたい! 全員余命宣告済な男女4人の多角関係ラブコメ!
余命1年を宣告された中学生・石田好位置は、同じく余命宣告済で、「死ぬ前に一度でいいから恋がしたい」と恋に憧れる少女、穂坂ほのかの恋愛対象に選ばれてしまう。
「ひとりぼっちだったと思われて死にたくない」というほのかの願いに応え、カップルYouTuberを始める好位置とほのかだったが、そこに好位置の元カノが現れて……!
さらには、ほのかに陰ながら思いを寄せるショタ御曹司も同じ病院内に居るだって!?
自称ミステリアスガールなぽんこつ娘に、毒舌クールを装う元カノ、金持ちヘタレ男子とお人好し主人公、全員余命宣告済な男女4人による多角関係ラブコメが動き出す――!
内容紹介文は電撃文庫より引用
https://dengekibunko.jp/product/nochikoi/322211000052.html
感想 レビュー 評価
満足度を100点満点で表すと85点!
難病で余命宣告を受けた男女4人の多角関係ラブコメでした。
面白かったです。
登場人物は以下のとおり。
主人公は石田好位置(いしだこういち)。
お人好し。
ヒロインは穂坂微(ほさかほのか)。
自称ミステリアスガールで実際はポンコツ。
毒舌で美少女好き。
金持ちヘタレ男子の妻夫木龍之介(つまぶきりゅうのすけ)。
美少年で微を大切に思っている。
そんな特徴的な4人が同じ難病で同じ病院に集まって来て物語が動いて行きます。
好位置は、その名前からベスポジ(ベストポジション)と呼ばれたりもしています。
微と好位置がカップルYouTuberとして活動を始めてから、お話が走り始めます。
比嘉智康さんの持つ独特な表現だったりセリフのセンス、1人称の文章、魅力的で目が離せないキャラクタ性などが溢れていて、読んでいて楽しかったです。
微が好位置に初めて接触する時に「男の子は秘密のある女の子が好き」→「ミステリアスな雰囲気を出そう」→「ミステリアスといえば定番は幽霊」→「よし、最初のセリフはうらめしやでいこう」という思考をしていて笑いました。
どんな思考の飛躍があったらそう着地するんですかw
思わず読みながら突っ込んでしまうくらいでした。
微だけでなく、龍之介や美澄、病院の看護婦さんたちも、それぞれ他で見ないような独特なキャラクタ性を持っていて、愉快な気持ちになりながら読み進めました。
難病に関わるところが描かれる時は、読んでいるこちらまで辛くて苦しい気持ちにさせられます。
それでも微達は楽しい時間を全力で過ごして、残された時間を大切に生きていました。
これは胸に来るものがありました。
同時に、今の所健康に過ごせている自分の現状に感謝する気持ちも出てきました。
中盤から終盤にかけて、金持ちヘタレ美形ショタの龍之介が大活躍する場面が来ます。
(属性盛りすぎでは?笑)
詳しくはネタバレを避けるために書きませんが、感動したり嬉しくなったり、ガッツポーズしたりしました。
この結果をもたらしたのは龍之介がずっとずっと頑張って生きてきたからに他ならない!
格好良すぎました龍之介。
最初は口が悪いヘタレだと思ってましたけど、めちゃめちゃ大好きになりました!
ご都合主義だという方もいるでしょうが、何が悪い!!と言い返します。
創作物は面白かったらそれが正義なんですよ!
命短し恋せよ男女、面白かったです。
比嘉智康さん作品 感想 レビュー記事リンク
当ブログで書いている比嘉さん作品の感想、レビュー記事まとめです。
ライトノベルから一般小説までまとめておきます。
命短し恋せよ男女 感想 レビュー
命短し恋せよ男女 2 感想 レビュー
あの夏、僕らに降った雪 感想 レビュー
まとめ
電撃文庫の「命短し恋せよ男女」を読んだ感想、レビューでした。
ファンでもある比嘉さんが電撃文庫から新刊を出してくれて嬉しかったです。
色んな人に読んでもらいたいです。
比嘉さんの今までの作品が好きな方には全力でオススメできます。
続編はあるんですかね?
待っておこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!