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ようこそ、シュガーのファンタイムへ。
角川文庫から発売されている小説
著者:似鳥鶏 さん
きみのために青く光る
を読みました。
好きな作家さんということで購入!
ファンタジーのようなミステリーのような感じでした。
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれると思います。
では行きましょう。
きみのために青く光る
内容紹介 ストーリー あらすじ
4人の男女が織り成す、切なくて愛おしい青春ファンタジック・ミステリ!
青藍病、それはそれぞれの心の不安に根ざして発症する異能だ。力を発動すると青く発光するという共通点以外、能力はバラバラ。思わぬ力を手に入れた男女4人は、危険な事件に巻き込まれることになるが……。
出典:https://www.kadokawa.co.jp/product/321611000192/
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
心の不安に反応して発症する青藍病を題材にしたファンタジーミステリーでした。
短編連作形式。
青藍病の症状は、個人の心の状態により様々です。
動物を怒らせてしまう能力だったり、虫や動物の命を奪える能力だったり、人の年収を見る能力だったり、人の死期を見る能力だったり。
これらの能力を持った男女が、能力に悩んだり、その能力でトラブルに巻き込まれたりします。
動物を怒らせてしまう症状を持った少年がメインとなる「犬が光る」では、青春っぽさを味わえて凄く好きでした。
人の年収を見ることができる女性がメインとなる「年収の魔法使い」では、ミステリっぽさやスリリングさを味わえて良かったです。
あとの2本「この世界に2人だけ」「嘘をつく。そして決して離さない」はシリアス度が高いお話になっていてグイグイ読まされました。
どれも面白かったです。
青藍病を専門にしている静先生の存在も魅力的でした。
男性にも女性にも見える見た目、落ち着いた態度、謎に包まれた先生。
いったい何者なんでしょうか?
深いところが見えないまま最後まで行ってしまったので、静先生の存在もミステリー。
ライトノベル「青春ブタ野郎シリーズ」「アオハルデビル シリーズ」「天使は炭酸しか飲まない シリーズ」が好きな方には是非とも読んでいただきたい!
おすすめです。
似鳥鶏さん作品感想記事リンク
当ブログで書いてきた似鳥鶏さん作品の感想、レビュー記事まとめです。
一緒に読んでいってください!
彼女の色に届くまで 感想 レビュー
卒業したら教室で 感想 レビュー
きみのために青く光る 感想 レビュー
まとめ
角川文庫から発売されている小説「きみのために青く光る」を読んだ感想、レビュー記事でした。
今まで読んできた似鳥鶏さんの作品の中では結構シリアスだったように感じました。
コメディタッチも好きですし、こういった作品も好きです。
短編連作で不思議要素を持った青春モノを読みたい方、是非ともお手に取ってください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!
モチベーションあがります!
それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!