シュガーのファンタイム

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君のクイズ 感想 レビュー 著者:小川哲 朝日新聞出版 小説

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ようこそ、シュガーのファンタイムへ!

朝日新聞出版から発売されている小説

著者:小川哲 さん

君のクイズ

を読みました。

本屋大賞2023で第7位にランクインした作品。

結構前に単行本を買っていましたが、積読が多くて読みのが遅くなり、気が付けば文庫化していました笑

ようやく読んだので内容紹介や感想、レビューを書いていきます。

いつも通り個人的な評価です。

ネタバレに気を付けて書こうと思いますが、多少はあるかもしれません。

ではいきましょう。

 

 

君のクイズ

内容紹介 ストーリー あらすじ

クイズ番組の決勝で、僕の対戦相手は1文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たす。彼はなぜ正答できたのか? 推理作家協会賞受賞&本屋大賞6位、圧巻のエンターテインメント。文庫化に際し短編小説「僕のクイズ」を収録! 解説は田村正資氏。

引用元

https://publications.asahi.com/product/25293.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと60点。

途中までは結構好きだったのに、オチが……なにこれって感じ。

 

クイズプレイヤーで語り手の三島玲央が主人公。

三島は、賞金1000万円がかかったクイズ番組で、記憶の天才・本庄絆と対戦。

勝負が決まる最終問題、本庄は問題文が1文字も読まれない段階でクイズに回答し、見事正解を勝ち取って勝利した。

何故、問題文を聞かずに正解できたのか?

番組ぐるみのヤラセなのか? それとも天才が伝説を作ったのか?

三島は、この謎について調べていく……。

といった内容です。

 

キャッチーなつかみで先が気になる物語が始まって、最初はワクワクしながら読み進めました。

知識が豊富でもクイズに勝てるとは限らないとか、問題文に正解の確定ポイントがあるとか、ボタンを押すタイミングだとか、読み手の口の動きを読むとか、クイズプレイヤーが考えていることや戦い方やなどが知れて面白かったです。

 

本庄が神がかり的な正解を叩き出したことを調べる中で、三島が本庄の過去の映像や人となりを知って、「もしかしたらこういうカラクリ?」「こんな考え方もある?」といったように、いろいろなことを推測していく流れは、ミステリーの推理シーンに似た要素があって良かったです。

ミステリー好きですから。

推理作家協会賞受賞も分かる気がします。

 

クイズ番組の制作者や、生放送の都合、出題される問題の傾向、本庄のパーソナルな部分などを加味して、三島が謎の正体に近づいていくところまでは良かったです。

が、それを本庄に持って行って2人が話す終盤のシーンは個人的に全然好きになれませんでした。

本庄の態度が、なんというか、今までの物語と美学が違いすぎて、現実感が強すぎるというか、俗物だな、と。

別に私はクイズプレイヤーではないし、だからクイズへの美学とか思い入れみたいなものは、正直ほとんどありません。

ただ、読者として、物語への希望とか期待みたいなものは持っているんです。

次はどんな展開を見せてくれるの? みたいな。

それのオチがこれか、と。

一気にテンションが下がって、気分がマイナスになりました。

ここまではエンタメ性と緊張感とミステリ要素をバランスよく持ってきたのに、最後がこんなんだなんて。

残念だしショック。

 

これにより私は、この物語を他の人にオススメすることはできないですし、おすすめしません。

最後がもう少し違ったら、他の人にも読んでもらいたいと思ったかもしれないのに。

商品紹介の「圧巻のエンターテイメント」は、過剰な表現です。

 

一応試し読みを置いておきます。

序盤中盤は結構面白いので、試し読みでも見抜けない気もしますが。

https://publications-asahi.sv.bookbrowsing.jp/viewer/#LT000172261001617016550001/uuid=%24sv%2446c055c02122490ab6f52c7f8f081d79&token=dd8b0621aea12152cad5a5d059203ecde90e903a&v=1&type=text&viewerMode%5BisSpeedViewer%5D=true&viewerMode%5BisSample%5D=true

 

まとめ

朝日新聞出版から発売されている「君のクイズ」を読んだ感想、レビュー記事です。

私がここまで酷評する作品は珍しいと思います。

本屋大賞にノミネートされていたことで、期待値が高かったのはあると思います。

それを考慮してフラットに見たとしても、最後の流れはやっぱり好きになれない。

何回読んでも変わらないと思うので、そのまま書きました。

自分のブログぐらい、自分の感想を正直に書いたっていいはず。

そんな感じ。

もし本作が好きな人が読んでいたらゴメンナサイ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは今日はこの辺で。

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