シュガーのファンタイム

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倫敦スコーンの謎 感想 レビュー 青春ミステリー・小市民シリーズ短編集、待望の第2弾が登場!

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ようこそ、シュガーのファンタイムへ!

創元推理文庫から発売されている小説

『倫敦スコーンの謎』

を読みました。

アニメ化も果たした青春ミステリー『小市民シリーズ』最新刊は待望の第2弾短編集!

面白かったです。

この記事では、『倫敦スコーンの謎』の作品情報やあらすじ、感想レビューなどをまとめていきます。

謎解きの解決編についてはネタバレなしで書いていくので安心して読んでください。

ではいきましょう!

 

■この記事で分かること

・『倫敦スコーン』の基本情報

・あらすじ

・実際に読んだ私の感想

・どんな人にオススメなのか?

・米澤さん作品のレビューまとめ

 

 

『倫敦スコーンの謎』 基本情報

まずは、本作の基本情報をまとめます。

・作品名

倫敦スコーンの謎

・著者

米澤穂信 さん

『小市民シリーズ』の他に、アニメ化を果たした『古典部シリーズ』や、直木賞受賞作『黒牢城』などを手掛ける作家。

・ジャンル

青春ミステリー / 日常ミステリー

・出版社

創元推理文庫

・その他

ラパントラックによってアニメ化済み

シリーズ累計発行部数は110万部突破。

本作は『小市民シリーズ』の第7冊目!

 

あらすじ

「小佐内を紹介してくれないか?」

堂島健吾のそんな一言から、静かな違和感が動き出す。

かつて“ある絵の問題”に関わった小佐内の知恵を頼りに、健吾が持ち込んできたのは、美術作品をめぐるひとつの疑問。

世界的な評価を受けた作家の過去の作品。
しかし、調べていく中で見えてきたのは、模写でありながら展覧会に出品されていたという事実だった。

それは許されるものなのか。

あるいは、見過ごされてきた何かなのか。

「小市民」を目指す小鳩くんと小佐内さんは、その違和感に向き合っていく。

ささやかな謎を丁寧に掬い上げる短編集。

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度 80 / 100点

 

いい意味でいつもの小市民シリーズという感じでした。

日常で出会う謎を解き明かす2人の推理と会話劇が楽しかったです。

あと、甘いものが食べたくなります。

 

今回遭遇する謎は

「有名な美術家が、過去に模写を展覧会に出品していたかもしれない?」

「絶品ジェラートが目の前にあるのに、なぜ口を付けないのか?」

「調理実習で正しい手順で作ったスコーンが美味しくなかったのは何故?」

「壊れた美術品が、翌日になったら元に戻っていた?」

という4つでした。

 

どれも、関わった人間のほろ苦い感情や、青春の爽やかだけじゃない部分が関係する内容になっていて、すごく小市民シリーズらしいなぁ~という印象です。

この、どちらかというと静かで、落ち着いているというか、少しだけ冷たい真実が待っている感じが本シリーズの温度感ですよね。

 

私的に1番好きだったのは、2番目に収録されていた「羅馬(ローマ)ジェラートの謎」です。

小佐内さんと小鳩くんが、絶品のジェラートを食べに行くところから始まるお話。

フードコートでジェラートを食べていたら、1人で来ているスーツの女性が目に入ります。

その女性は、目の前にジェラートを置いたまま、一向に食べる気配がありません。

早くしないと溶けてしまうのに……なぜだろう?と考えていくお話。

小佐内さんの言葉選びとか、発言のテンション感が後々に効いてくるようになっていて「なるほど~」と感心しました。

終わり方は、少し苦さや切なさはありつつも、そこで終わらずに希望というか願い?みたいなものが感じられて好きでした。

 

全体通して、2人が甘いものを食べるシーンも魅力的でした。

小鳩くんの食レポ能力が上がったような気がします。

今までよりも「食べてみたい」という気持ちが強く残ったので笑

ザッハトルテ、好きなんですよ~。

チョコレートの甘みとアプリコットジャムの酸味のバランスが良い!

 

そんな感じで、美味しそうなお菓子と日常の謎を味わえる楽しい読書でした。

 

試し読みはこちら。

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/viewer/trial/B00186742475/

 

こんな人にオススメ

『倫敦スコーンの謎』は、以下のような人にオススメです。

・小市民シリーズを読んできた人

・アニメで小市民シリーズを好きになった人

・日常ミステリー、青春ミステリーが好きな人

・アニメの続きを読みたい人

ちなみに、アニメの続き (というか映像化されていないエピソードという表現の方が正しいかも) から読みたいという人は、『巴里マカロンの謎』と『倫敦スコーンの謎』を読むのがいいと思います。

私の記憶では、『巴里マカロンの謎』収録話の途中までアニメ化されていたはずなので。

刊行順でいくと5冊目と7冊目です。

違ったらごめんなさい。

 

米澤穂信さん 作品感想リンク

これまで私がこのブログで書いて来た米澤穂信さん作品の感想記事をまとめておきますので、一緒に読んでいってください。

本と鍵の季節 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

米澤さん第3の青春ミステリー『図書委員シリーズ』です。

図書委員の男子高校生2人組が、日常の謎に挑むお話。

ほろ苦い。

 

冬期限定ボンボンショコラ事件 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

『小市民シリーズ』第6冊目。

アニメ化済み。

 

倫敦スコーンの謎 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

『倫敦スコーンの謎』は、4つの日常の謎を楽しめる青春ミステリーでした。

謎解きの内容もですし、小佐内さんと小鳩くんのラブコメではない絶妙な距離感というか空気感も楽しめて良かったです。

小市民シリーズは完結してしまうのでしょうか?

数年に1度でもいいので、短編集が発売されたら嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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モチベーションアップになります。

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!

 

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