こんにちはシュガーです。
今日は私が10年以上愛用しているライブ用
「CRESCENDO Music
(クレッシェンドミュージック)」
を紹介します。
そもそも何故ライブで耳栓? と思う方もいらっしゃると思いますので、私の体験談を少しお話しようかと思います。
忘れもしません。
あれはUNISON SQUARE GARDEN TOUR 2014「Catcher In The Spy」でライブハウス広島CLUB QUATTROへ行った時です。
整理番号の関係で私の立ち位置はステージ向かって右側のスピーカー前でした。
ライブは最高に楽しかったのですが、終わってから右耳にキーンと耳鳴りが残りました。
1日寝ればおさまるだろうと特に気にしていなかったのですが、次の日もおさまらず、右耳がほとんど聞こえない状態で1日過ごすことになりました。
さすがにマズいと感じ、すぐに病院へ行きました。
聴力検査をしたところ右耳は4,000Hz付近の音がほとんど聞こえない状態になっていました。
早めに病院に行き、薬を飲んだのが幸いし、右耳の聴力は回復しましたが、医者の話によると、薬を飲み始めるのが遅かったら回復しなかったかもしれないとのことでした。
この症状は「音響性難聴」や「騒音性難聴」と呼ばれるもので、大きな音をさらされることで発症するものらしいです。
ライブでの大音量や、イヤフォンやヘッドフォンの長時間使用などが原因になることが多いようです。
私はこの経験で初めて音響性難聴/騒音性難聴について知りました。
私のまわりにもライブに参加する人はいますが、みんな耳が強いのか(?)、こういった症状を話してくれる人がいなかったのです。
私は困りました。
「ライブにはこれからも行きたい」
でも
「耳が聞こえなくなるのはリスクが高すぎる」
どうしたものか……。
そんな時に出会ったのがライブ用耳栓クレッシェンドミュージックでした!!
製品説明を見ると、約19dB音圧を下げてくれて、ライブやクラブでの聴覚保護をしながら、本来の音質で楽しませてくれるとのこと。
また、装着したまま会話の可能と書かれていました。
正直に言うと、最初は半信半疑でした。
というのも、これまでの私の中で耳栓といえばウレタン製のもので、耳の中に入れるとまわりの音はこもったような感じになり、会話も難しいといった経験があったからです。
さらに言えば価格も私に二の足を踏ませる要因でした。
耳栓が2000円もするのマジかよって感じでした。
だって100均で買えるものですよ?
ただ、調べてみたところ評判はいいですし、背に腹は代えられないということで購入してみました。
いざ使ってみると、不思議なもので装着したまま会話が可能でした。
違和感もほとんどありません。
ライブ中も適度に音量を落としてくれますが、ウレタン製の耳栓のようにこもったような音にはなりませんでした!
高音域は少しカットされているような感覚を覚えましたが、全然許容範囲。
これで耳が守られてライブも楽しめるなら素晴らしいじゃないか! と言えるくらい。
私はこのクレッシェンドミュージックを使い始めてから10年くらいになりますが、これのおかげでTOUR 2014「Catcher In The Spy」以降に耳鳴りになったこともありません。
まさに救世主。
ありがとうクレッシェンド。
これを使い始めてから意識するようになったのか分かりませんが、ライブ会場に行くと同じものを使っている人が目に入るようになりました。
ちなみに、どんな耳栓なのかというのを、私が所持しているもので紹介。
ゴム製のイヤーチップに、フィルターとなる部分を取り付けるといったものになっています。
上写真の赤い矢印で示したところがフィルター部分。
イヤーチップは大小1セットずつ入っているので、自分の耳の大きさに合わせて使い分けましょう。
私は大きいほうのイヤーチップを使っています。
また、シルバーのスタイリッシュな耳栓ケースもついているのですが、耳栓を入れると大きさ的に出しにくいので、私は使っていません笑
見た目はいいんですけどね。
そんなこんなで、私と同じ症状に陥る人が少しでも減って、ライブを楽しく健康に、かつ安全に楽しめますようにという願いを込めてこの記事を作りました。
下に商品情報のリンクを貼っておくので、気になった方はそちらからチェックしてみてください。
耳を守るのに2000円程度なら安すぎるくらいです。
健康はお金で買えるうちに買えるだけ買っておきましょう。
他にも音楽用耳栓は有名なものがいくつかあるみたいです。
よく調べて自分に合ったものをお手に取っていただければと思います。
私はエティモティックリサーチのER20-SMCも持っています。
体験ですがどちらも優秀な製品だと思います。