ようこそ、シュガーです。
久しぶりに映画を見ました。
キャプテン・フィリップス (原題 Captain Phillips)
です。
面白かったです!
それでは作品紹介やストーリー、感想、評価等を書いていきます!
例によって、私の個人的な主観による意見になります!
キャプテン・フィリップス (原題 Captain Phillips)
キャプテンフィリップス 内容紹介、あらすじ、ストーリー
キャプテンフィリップスは2013年に公開されたアメリカのサスペンス/スリラー映画です。
134分。
主演はトムハンクス。
2009年に発生したマースク・アラバマ号乗っ取り事件でソマリア海賊の人質となったリチャード・フィリップスについて描いた映画です。
あらすじは以下のような感じ。
主人公はフィリップス船長。
オマーンからケニアへ援助物質を運送する輸送船マークスアラバマ号に、乗務員20人と一緒に乗船する。
航海途中のソマリア沖で、アラバマ号は武装した4人の海賊によって襲撃を受けてしまう。
フィリップス船長は乗組員の安全を確保するために手を打つも、結果自分が人質となってしまう。
海賊とともに行動することになってしまったフィリップス船長の運命は……?
キャプテンフィリップス 感想、レビュー、評価
お気に入り度を100点満点で表すと90点!!
めちゃくちゃ面白かったです。
マークスアラバマ号のレーダーに不審な船が映った時から最後までずっと油断できない張り詰めた空気が作中を流れていました。
気がつけば、見ている私は画面の中の登場人物たちの一挙手一投足を見逃さないように集中力を総動員していました。
作品世界へののめり込ませ方が上手な映画でした。
海賊がマークスアラバマ号に乗り込んできてからは、緊張感が凄くて疲れるほどでしたよ。
船員の命を守ろうと必死に策を巡らせるフィリップスたちと、船を制圧するために武力を行使する海賊たちの攻防は手に汗握るものがありました。
全然関係ないのに見ている私が思わず息をひそめてしまうくらいでした。
フィリップス船長が人質となって海賊たちと一緒に行動するようになってからは、何か少しでもバランスが崩れたらフィリップ船長の命が無くなってしまうという極限状態がずっと続くので、見ている私の精神力がみるみるうちにすり減っていくのが分かりました。
海賊たちの中でも考え方の違いがあって、仲間割れのような状況になったりもして、展開がどう転がるのか予想しにくくて、不安感や焦燥感に駆られます。
フィリップスを救い出すためにアメリカの駆逐艦ベインブリッジが登場してからも、派手なアクションのドンパチ戦闘がかわされるのではなく、慎重な交渉とタイミングを待つ作戦が実行されて、ここでも心臓をつかまれたような感覚で物語の行く末を見守ることになります。
最後は何とも言いにくい終わり方で、この感情を的確に表す言葉を探すのが難しいです。
安堵の気持ちはありつつも、やるせなさだったり喪失感、無力感を味わうような、そういった結末でした。
お金や食べ物、衣服、住む家、これらを心配せずに生きている現在の自分は恵まれているんだなぁとか思って、忘れないようにしなきゃと感じました。
かなり面白かったですけど、ハラハラしてヒリヒリして精神的疲労が凄いので、心に余裕があるときに見ることをおすすめします。
まとめ
ジェイソンボーンシリーズのポール・グリーングラス監督が、ソマリア沖で起きたシージャック事件を徹底したリアリズムで再現したアメリカの映画「キャプテン・フィリップス」を見た感想、評価記事でした。
極限状態でも生きることを諦めないフィリップスの姿や、なんとしてもフィリップスを救おうとするシールズの行動が胸に響いて凄く好きでした。
スリリングな映画を見たい方にはオススメです。
2時間超で少し長いので、ゆったり時間を取れる時にどうぞ。
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!