シュガーのファンタイム

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天使は炭酸しか飲まない 感想 レビュー 著者:丸深まろやか イラスト:Nagu 電撃文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されている

著者:丸深まろやか さん

イラスト:Nagu さん

天使は炭酸しか飲まない

を読みました。

少し不思議な青春物語。

面白かったです。

感想、レビューを書いて行きます。

いつもどおり個人的な評価です。

多少のネタバレがあると思いますので、ご注意ください。

 

 

天使は炭酸しか飲まない

内容紹介 ストーリー あらすじ

記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春ストーリー。

 恋に悩みはつきものだ。
 気持ちを伝える勇気がほしい。意中の相手の好きな人が知りたい。誰かに悩みを聞いてほしい。背中を押してほしい。
 そんなやつらの気持ちが、俺には痛いほどわかる。
 忘れられない過去があるから。そして、彼らを救える「ちから」があるから──。
 だから、俺、明石伊緒は“天使” となった。
「やっと見つけたわ、久世高の天使」
 恋多き乙女、柚月湊の異常な惚れ癖を直すため、天使は少女の頬に触れる。記憶と恋がしゅわりと弾ける、すこし不思議な青春物語。

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

https://dengekibunko.jp/product/tenshihatansan/322105000018.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

オススメ!

 

人の顔に触れることで、その人の想い人を見られる主人公の赤石伊緒(あかいしいお)

彼は、とある理由とその不思議な力をもって「天使」として秘密裏に動いていました。

恋に悩む人たちの話を聞いて、告白できる勇気をもたせるような活動です。

ある日、伊緒は学園でトップクラスの美少女である柚月湊(ゆづきみなと)の顔に触れます。

すると、たくさんの顔が見えて驚きます。

湊は異常な惚れ癖を持っていたのです。

伊緒は湊に助けを求められ、惚れ癖の原因調査や解決に力を貸していく……という流れ。

 

面白い設定と魅力的なキャラクタで、読み始めたら最後まで一気に行きました。

若干寝不足気味になるくらいでした笑

 

恋多き乙女の湊は、1度に複数人を好きになってしまいます。

伊緒は、湊の惚れグセの原因調査をしていきます。

そのために、伊緒と湊がデートするシーンはニヤニヤできて良かったです。

でも何故か湊は伊緒のことを好きになりません。

この点を私は伊緒と同じように疑問に思いながら読み進めました。

なんだかこの世界に入り込んだような感覚になれて楽しかったです。

 

伊緒は友人に助言をもらいながら少しずつ状況を把握していきます。

伊緒に力を貸してくれる、男勝りで身体能力の高い自由な美人の日浦亜貴(ひうらあき)が非常に魅力的でした。

普段は過度に干渉せず、でも気にかけてくれていて、いざ伊緒が助けを求めたらスパッとアドバイスをくれる、頼もしくて格好いい存在でした。

これは惚れる。

私は亜貴が1番好きなキャラクタです。

 

あと、湊の友人で眼鏡っ娘の藤宮詩帆(ふじみやしほ)も好きでした。

湊のことを大切に思っているのがすごく伝わってくる言動をしていました。

あまり書くとネタバレになってしまうので、魅力を語るのが難しいです……。

 

伊緒が湊についてのアレコレを把握しつつある中、湊は学校でとあるトラブルに巻き込まれて苦しい立場になったりもします。

自分の立ち位置を高いところにするため、他人の悪い噂を流して貶めようとするやつはどこの世界にもいるんですかね?

胸糞悪くて仕方がなかったです。

私は大人になってからは、他人を貶める暇があったら、その分自分を磨き上げることに力を注げばいいのに……と思うことが増えました。

ただ、学生の頃にそう思っていたかと聞かれると微妙なので、ある意味リアリティはあるのかもしれません。

このあたりで、湊が恋多き乙女になってしまった結構重ための理由だったり、伊緒が天使の活動を始めた重ための理由だったりも明かされて、気持ちがシンドクなったりもしました。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、メンタルが元気な時に読むのが良いと思います。

でも苦しいだけでは終わりません。

覚悟を決めた「天使」が、友人たちと協力して行動を起こして、最後には湊を救ってくれます。

この終盤の展開は「爽快感」や「してやったり感」にあふれていて、心が救われるような思いでした。

なんて気持ちがいいんだろうか。

 

最後は、湊と伊緒の関係性に少し変化があったことを見せるような終わり方になっていて、先が気になります!

引きまで上手いとか、丸深さん凄いですね!

 

不思議な力のある青春モノという共通点からなのか、読み味はどこか「青春ブタ野郎シリーズ」に似ている気がしました。

青ブタシリーズが好きな方にもオススメです。

 

青春と不思議が入り交じった作品をお求めの方、是非ともお手に取ってみてください。

 

まとめ

 

電撃文庫の「天使は炭酸しか飲まない」を読んだ感想、レビュー記事でした。

キツイ展開や辛い過去なんかも見られましたが、全体を通して「いい青春物語を読んだ」と思わせてくれる作品でした。

伊緒の助力もあって、湊は前にすすめました。

伊緒も少しずつでいいので前にすすめたらいいなぁと思います。

これは続刊読みます。

楽しみです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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