シュガーのファンタイム

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冬にそむく 感想 レビュー 著者:石川博品 イラスト:syo5 ガガガ文庫 ライトノベル

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ようこそ、シュガーです。

ガガガ文庫から発売されているライトノベル

著者:石川博品 さん

イラスト:syo5 さん

冬にそむく

を読みました。

このライトノベルがすごい2024新作部門14位、文庫部門25位にランクインした作品。

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれます。

では行きましょう。

 

 

冬にそむく

内容紹介 ストーリー あらすじ

終わらない冬のなか、二人はデートする。
年が明けてからもずっと「冬」が続くという異常気象。
気温のあがらない夏、九月に降る雪。コメの収穫は絶望的で、原油価格は上昇し続け、消費は冷えこんでいる。もう世界は終わってしまったのかもしれないと、人々は日に日に絶望を深めていった。

神奈川県の出海町にある海水浴場も一面雪で覆われ、サーファーも釣り客もヨットのオーナーも姿を消した。この町で育った高校生、天城幸久にはこれまで想像もつかなかった光景だった。降り続く雪でリモート授業も今では当たり前になっている。世界はもうすっかり変わってしまったのだ。

雪かきスコップを手に幸久は近所のとある場所へとやってくる。
金属製の門をくぐった先には、前面が総ガラス張りの変わったデザインの家が建つ。その敷地内で雪かきをしている女の子がいる。高校からこの町へ越してきた同級生、真瀬美波だ。彼女はこの家にひとりで住んでいる。
幸久は彼女の家へと通い、雪かきを手伝うことが日課になっている。

幸久と美波はすでに交際しているのだが、学校ではほとんど会話もしないため、クラスメイトたちは誰もその事実を知らない。
雪に閉ざされた世界のなか、二人は秘密のデートを重ねていく。

引用元

https://www.shogakukan.co.jp/books/09453122

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと65点。

私の好みには合いませんでした。

 

冬が終わらない異常気象となった日本が舞台。

雪によって高校の授業は結構リモートになっています。

主人公は天城幸久(あまぎゆきひさ)

ヒロインは真瀬美波(まなせまみ)

2人は付き合っているものの、学校で話さないので、クラスメイトは2人の関係を知りません。

2人は終わらない冬の世界で秘密のデートをしていく……というお話。

 

どういう楽しみ方をすればいいのか分かりませんでした。

大きな山場も無く淡々と進んでいく物語だったように感じました。

地味だなぁと。

2人の関係性に目新しいものも感じませんでした。

冬が訪れたことで、不自由さを感じたり閉塞感を覚えたりするような描写も多かったように思います。

これが読んでいて気持ちを暗くさせてきました。

変化していく世界に困惑しつつも、自分たちで楽しみを見つけていくお話なんでしょうかね?

んーーー、よく分かりませんでした。

 

「新型コロナウィルス感染症」を「冬」で表して描かれた世界のお話なんだろうと思いますけど………。

私は創作の世界の中でまで大変な思いはしたくないですよ。

リアルを生きるのが大変なんですから笑

ただ、2人の会話の掛け合いは、ラノベラノベしてなくて、現実っぽい感じがして、魅力的でした。

こういう会話、高校時代にしていたかもしれません。

 

しんしんと降る雪の冷たい感じ、静けさなどが好みの方は楽しめるかもしれません。

ひとまず試し読みをしてみて、作品の温度感を知ってから、購入するかどうか考えてもいいんじゃないでしょうか?

試し読みはコチラ。

「冬にそむく」|ライトノベル|文学・小説|書籍|小学館

 

まとめ

ガガガ文庫の「冬にそむく」を読んだ感想、レビュー記事でした。

エンタメ性の高い小説が好みの私には刺さりませんでした。

この作品がこのライトノベルがすごい!2024にランクインしていることに驚きです。

私みたいな分かりやすい読者が少ないのかもしれませんね。

私は基本的にインドアな人間なので、コロナ渦でも影響をあまり受けなかったどころか、人と関わらなくてよくなって助かったところもありました。

だから分からなかったのかもしれません。

上でも書きましたが、試し読みをしてから買うことをオススメします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは今日はこの辺で。

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