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シュガーのファンタイムへようこそ!
富士見L文庫から発売されている小説
著者:道草家守 さん
イラスト:沙月 さん
青薔薇(ブルーローズ)アンティークの小公女
を読みました。
西洋風ファンタジー。
面白かったです。
感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれるかもしれません。
ではいきましょう!
青薔薇アンティークの小公女
内容紹介 ストーリー あらすじ
少女は絶望のふちで銀の貴公子に救われ、聡明さと美しさを取り戻す。
◆◇◆『龍に恋う』シリーズの道草家守が描く、新たなマイ・フェア・レディ物語!◆◇◆身寄りを亡くし、絶望の淵(ふち)にいた少女ローザ。彼女はある事情で、居場所も母の遺品すらも奪われてしまった。そこに手を差し伸べてくれたのが、美貌の貴公子アルヴィンだったーー。
ローザは看板娘として、妖精と花のモチーフを蒐集(しゅうしゅう)した彼の店に勤めることに。地位と財をもち、一風変わった彼の優しさに触れて、次第にローザは生来の聡明さと凛と美しい佇(たたず)まいを取り戻していく。
一方、アルヴィンが伝承上の妖精に強い関心を寄せる背景にも、秘めた過去と哀しみがあり……?
伝承とアンティークに託された謎が、孤独な二人の魂を救う福音となる。西洋風幻想浪漫開幕!~~~~妖精の伝承が薄れた産業革命時代。孤独な少女と銀の貴公子が、かけがえのない愛を見つける。これは時代に忘れられた、優しいフェアリーテイル~~~~
引用元
https://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g322110000736/
富士見L文庫『青薔薇アンティークの小公女』作品PV
KADOKAWAオフィシャルチャンネルに作品紹介の動画がありましたので紹介します。
文字と画像と音楽の動画です。
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
西洋風の世界観で描かれる謎解き要素ありのファンタジー。
メインキャラクタは2人。
1人目は主人公となるローザ。
身なりは貧相だが言動は美しい少女。
2人目はアルヴィン。
銀髪美形の妖精学者で骨董店を営む青年。
ローザがアルヴィンと出会って、アンティークショップで働き始めたところから物語は始まります。
アルヴィンは、妖精に会うためにお店をやっています。
そんなアルヴィンのお店青薔薇骨董店には、妖精絡みの不思議な出来事や悩みが舞い込んできます。
アルヴィンとローザは、その謎を解決していく……というお話。
アルヴィンのキャラクタ性が好みでした。
演劇のような振る舞いや言動が様になる上品な美形。
自分の顔の良さに気が付いていて、それを踏まえた上で生きているところとかもいい感じ。
とある過去の影響により、欠けたところもあります。
その欠けたところを補えるのがローザになっています。
この設定が物語をよくしていてナイスb
妖精や伝承、アンティークに関わる謎をアルヴィンが解き明かしていって、ローザは補佐的なポジションです。
謎解きのロジカルな部分はアルヴィンが担い、依頼者の感情的な部分に寄り添うのはローザの役割。
アルヴィンと関わっていく中で、自信のなかったローザが少しずつ強くなっていく様子が素敵でした。
ローザが依頼者の感情をくみ取って発言していくところは、勇気を出している感が伝わって来て「頑張って!」ッという気持ちにさせてくれました。
彼女が頑張って発言したことが、依頼者の心のわだかまりの解消に繋がったりもして、優しくて暖かい気持ちになれます。
けっこうハートウォーミングな感じで好きです。
夏目友人帳が好きな方とか、好きだと思います。
物語が進んでいく中で、アルヴィンの過去が明かされて驚いたりもしました。
その過去によって、ある特殊な力を持っていたり、かわりに何かを持っていなかったりするんですよ。
それを知った上で序盤のアルヴィンの言動を振り返ると「なるほど~」という感じ。
上手く作られているなぁ~って思いました。
ローザが労働階級なのに、所作が貴族のように美しいという謎は、今回明かされないので気になります。
続きを読んでいきたいと思います。
聖女の魔力は万能です、わたしの幸せな結婚、などが好きな方は気に入ると思います。
試し読みはコチラ。
ブックウォーカーです。
コミカライズ情報
青薔薇アンティークの小公女は、マンガになっています。
漫画を担当されているのはコリスさん。
アルヴィンの美形でキラキラした感じがふんだんに楽しめる漫画になっていて良い感じ。
小説を読むのがシンドイ~という方は、マンガで本作を楽しんでいきましょう!
試し読みはコチラ。
https://comic-walker.com/detail/KC_005147_S/episodes/KC_0051470000100011_E?episodeType=first
まとめ
富士見L文庫の青薔薇(ブルーローズ)アンティークの小公女を読んだ感想、レビュー記事でした。
読みやすい文章と魅力的なキャラクタ、優しさや暖かさを味わえるストーリーと、私の好きな要素ばかりで構成された本でした。
これは続きを読んでいきたいと思います。
アニメ化してください偉い人。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!
モチベーションあがります!
それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!