ようこそ、シュガーです。
かなり久しぶりの小説、ライトノベル感想、評価記事です。
今回読んだのはコチラの作品!
著者 : 松山剛 / イラスト : 珈琲貴族 君死にたもう流星群2です!
面白かったです!
作品紹介やあらすじ、書評というほどではないですが、感想、レビューを書きます!
君死にたもう流星群2
内容紹介、ストーリー、あらすじ
俺さ――高校、やめようかと思うんだ
前代未聞の人工衛星テロ『大流星群』。そこで命を落とした天野河星乃を救うため、平野大地は八年前の世界にタイムトラベルする。星乃を狙う謎の悪意エウロパを撃退し、望む未来に近づいた大地。だが、過去を改変した結果、親友たちの運命までも変えてしまう。涼介と伊万里が結ばれるはずだった運命は分岐し、医者になるはずだった涼介は高校に意味を見いだせず自主退学を決意する。そんな中、人工衛星の消失事件が相次ぎ、そこに網膜アプリの開発者『六星衛一』が登場、さらには『天野河星乃』を名乗る、成りすましSNSアカウントも現れ――。各所で話題沸騰! 『夢』と『宇宙』がテーマの感動巨編第二弾!
内容紹介はMF文庫Jホームページより引用
URL:https://mfbunkoj.jp/product/kimishinitamou/321806000206.html
感想、レビュー、評価
2巻もめちゃくちゃ面白かったです!
100点満点で評価すると90点!
こんなに面白いのにメディア化されていないのが不思議なくらい。
何故でしょうか?
私が大富豪だったら資金を全額出してアニメ化するのに。
MF文庫はキャラクターものが多かった印象ですけど、1巻に引き続きガチのストーリーもので読みごたえ抜群でした。
SFサスペンスは健在。
主人公の大地がタイムリープしてヒロインの星乃を救うために駆け回る本シリーズ。
1巻で星乃を狙う謎の悪意エウロパを撃退したことで事態は好転したと思っていたのですが、過去を改変するその過程で友人たちの未来を変えてしまうことになってしまい苦悩する大地が描かれます。
これには読んでいるこちらも悩んでしまいました。
本来の未来では涼介と伊万里が結ばれるはずだったし、涼介は医者になるハズだったのに、そのきっかけとなる出来事がなくなってしまったことで友人たちの未来に影響を与えてしまうわけです。
また、エウロパから星乃を救ったことで大地と星乃の関係は近づくかと思いきや、それも思ったようには進まない。
読んでいる私からしたら「大地大変すぎー」とか思ってしまいますが、それも大地の選んだ道ですもんね。
そんな大変な状況の大地を知ってか知らずか、人工衛星の消失事件、タイムリープとかかわりの深い網膜アプリの話題、キーパーソンとなるであろう六星衛一が登場したり、星乃のなりすましアカウントがSNSで現れたりして、大地はトラブルに巻き込まれます。
1巻の感想記事でも書きましたが、「夢」というテーマが力強く本作には流れていて魅力的です。
コストパフォーマンスを最優先して行動してきた大地でしたが、タイムリープして星乃を救おうと行動する中で、やりたいことに打ち込んでいる友人たちを目の当たりにしたり、伊万里の「迷ったら最後はエイッって飛び込む」という考え方を知ったりして、だんだんと変化していきます。
自分のやりたいようにやってみたり、コスパよりも自分の意思を優先して飛び込んでみたりというような精神的な成長が見えて熱いです。
相手の人生に責任をとれないから、という理由で踏み込むことを躊躇していたあの大地が、自分の意志で勇気を出して飛び込んでいく姿は感動すら覚えました。
しかもそれが良い方向に流れてくれたりもするので、読んでいて興奮が凄い。
松山さんは読者の感情の動かし方が上手いなぁ~と感心してしまいます。
多分この作品を読んでいくと読者は大地を応援したくなるはずです。
終盤はアクションサスペンス映画さながらの展開になって焦ったりもしましたが、やっぱり友情っていいなと思える作りになっていて素晴らしい!
グッときました!
面白過ぎる!
ただ、六星衛一という胡散臭い人物の登場によって人工衛星関連で不穏な動きがあって、それが心配。
これが大地や星乃にとっていい方向に繋がるとは到底思えないので嫌な予感しかしません。
最近リアルワールドが何故か忙しいので、なんとか時間を作り出して続きを読みます。
シリーズ感想記事リンク
シリーズ第1巻の感想を書いた記事のリンクです。
良かったら一緒に見てください。
1巻も2巻も甲乙つけがたいほど面白いので、読んだことが無い人は1度手に取ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
君死にたもう流星群2の感想記事でした。
洋画のSFサスペンスが好きな人には是非とも読んでいただきたい作品です。
トム・クルーズ主演のマイノリティーリポートとか好きなら楽しめると思うんですけどね~。
作品のテーマや設定は結構違いますが、空気感が近い気がします。
設定が近い作品で言うとやはりバタフライエフェクトでしょうね。
あれは面白かったのは間違いありませんが、鑑賞時の精神の披露具合も凄かった記憶があります。
話題がそれましたが、君死にたもう流星群はストーリーもキャラクタもいいので是非読んでいただきたい!
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!
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