シュガーのファンタイム

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楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 感想 レビュー 著者:杉井光 / イラスト:春夏冬ゆう 電撃文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:杉井光 さん / イラスト:春夏冬ゆう さん

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 

を読みました。

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このライトノベルがすごい!2021で新作部門第4位にランクインした本作。

もう、めちゃくちゃ面白かったです!

さっそく感想を書いて行きます!

いつも通り私の主観に基づく評価です。

それではいきましょう!

 

 

杉井光 春夏冬ゆう 楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 内容紹介 あらすじ ストーリー

それでも音楽はまだ鳴り続けている気がした――あの日のあの場所で。

☆☆☆『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社)新作4位獲得!☆☆☆

 出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。顔は出してないから大丈夫、と思いきや、高校の音楽教師・華園美沙緒先生に正体がバレてしまい、弱みを握られてこき使われる羽目に……
 無味無臭だったはずの僕の高校生活は、華園先生を通じて巡り逢う三人の少女たち――ひねた天才ピアニストの凛子、華道お姫様ドラマーの詩月、不登校座敷童ヴォーカリストの朱音――によって騒がしく悩ましく彩られていく。
 恋と青春とバンドに明け暮れる、ボーイ・ミーツ・ガールズ!

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

URL:https://dengekibunko.jp/product/paradise_noise/322001000035.html

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 作品紹介PV

YouTube電撃文庫チャンネルに、声優の花守ゆみりさんがナレーションをしている作品紹介動画があるので紹介します!

www.youtube.com

読み終わってから見ると、上手くまとまっているなぁという印象です。

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ)  感想 レビュー 評価

満足度を100点満点で表すと95点!!

 

青春、バンド、恋!

これらのワードにピンとくる人は、とりあえず読みましょう!

 

主人公は、1人で音楽を作ってはネットにアップを繰り返していた村瀬真琴(むらせまこと)

動画の再生数が思ったように伸びず、姉に言われて出来心で女装した演奏動画アップしたところ、ネットの世界で有名になってしまいます。

それをきっかけに学校の音楽教師の華園美沙緒(はなぞのみさお)にバレて、そこから徐々に真琴の周りに人が集まって来る……という流れです。

 

PVにヒロイン3人が登場するので、軽く紹介をしておきます。

1人目は冴島凛子(さえじまりんこ)

ひねくれ毒舌天才ピアニスト。

2人目は百合坂詩月(ゆりさかしづき)

華道の家元お嬢様ドラマー。

3人目は宮藤朱音(ふじみやあかね)

不登校マルチプレイヤーボーカリスト

彼女たちは真琴同様に人生の中に音楽が欠かせない人種でありながら、それぞれの事情を抱えています。

この3人が、美沙緒先生や真琴を接点として繋がっていくわけです。

 

私は音楽が好きですし、青春や恋愛を描いた作品も好きなので、楽園ノイズは刺さりまくりました。

言葉で伝わらない気持ちも、音にすれば伝わるし、固まった人の気持ちを動かすこともできるんです。

その様子が作品内で描かれる演奏シーンからビシビシと伝わってきます。

上で書いたように、私は音楽が好きです。

でも詳しいわけではありません。

演奏方法にも表現の用語にも、あまり明るくないです。

それでも、文章の熱量が凄まじくて、勢いでガっと読ませてくれる魅力がありました。

つい最近読んだ恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」でのピアノ演奏シーンは、美しさや感動を私に与えてくれましたが、本作では青春や熱さが強く伝わってきました。

めちゃくちゃよかったです。

演奏のシーンは映像映えしそうです。

アニメ化してほしいですね。

 

学校で過ごす日常パートは、演奏シーンと違ってコメディチックで楽しい会話劇が読めたのも好きでした。

メリハリがあって、どちらの側面も際立つ感じになっています。

詩月の真琴に対する好感度が最初から高いところに説明が無かったのが、ストーリーを追いかける中で少し気になりましたけど、ラブコメ大好き人間としてはニッコリで、我ながら都合のいい性格しているなぁと思ったりもしました笑

このあたりは続刊で明かされるかもしれないので、楽しみにしておこうと思います。

 

終盤で明かされる美沙緒先生の秘密には衝撃を受けましたし、動揺もしてしまいました。

それを踏まえた上で最初の方の展開を思い出すと、どこからどこまでを想定して手を打っていたんだろうかと驚きを隠せません。

ネタバレ防止のために、これ以上は言えないのですが、とにかくドラマチックだし、私はみんなの幸せを願っています。

 

いや~それにしても、面白過ぎましたね。

今まで読んでいなかった自分のアンテナの低さに驚きですが、読まないままの人生にならなくて良かったです。

 

ブックウォーカーで試し読みができるので、URLを紹介します。

↓コチラ。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/13/viewer.html?cid=4aa296cc-fc06-4a8f-882c-1198ba615fab&cty=0&adpcnt=GDPL5fFl

 

こんな人にオススメ!

私の主観で、以下のような人は本作が好きなんじゃないかなぁ~というのを書いてみます。

・音楽が好きな人

ライブハウスやコンサートホールに足を運んだり、応援しているアーティストがいたりする人は楽しめると思います。

・クリエイター、もしくはクリエイターを目指している人

音楽でも、絵でも、小説でも、ゲームでも、自分の中から何かを作り出して、世間に広めようとする人には刺さる展開がありました。

・マンガ SHIORI EXPERIENCE が好きな人

青春×バンドという共通点の作品つながりです。

・小説 蜜蜂と遠雷 が好きな人

ジャンルは違えど、音楽を通じて人間ドラマが描かれるという関連。

 

まとめ

電撃文庫から発売されている楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ)の感想、レビュー記事でした。

めちゃくちゃ面白かったので、たくさんの音楽好きや青春小説好きに読んでほしいです!

著者の杉井さんの音楽の知識だったり、演奏シーンの熱い表現だったり、真琴の心理描写の素晴らしさだったり、読みどころ満載でした。

そりゃ2021年のこのラノ4位ランクインしますよね。

納得です。

直ぐに続きを購入して読もうと思います。

 

この記事を読んでいただいてありがとうございました!

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それじゃあ今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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