シュガーのファンタイム

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楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 6 感想 レビュー 著者:杉井光 / イラスト:春夏冬ゆう 電撃文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫ライトノベル

著者:杉井光 さん

イラスト:春夏冬ゆう さん

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 6

を読みました。

恋と青春と音楽の物語、パラダイスノイズシリーズ第6巻!

面白かったです。

さっそく感想を書いて行きます!

いつも通り私の主観に基づく評価です。

多少のネタバレがあると思いますのでご注意ください。

それではいきましょう!

 

 

楽園ノイズ 6 

内容紹介 ストーリー あらすじ

二年生編待望のスタート! ますます加速する音楽×青春ストーリー第6弾

★★★コミックス第2巻、アライブコミックスにて同日発売!★★★

 新学年を迎え、気になるクラス替え。僕らバンドメンバーはまさかの四人とも同じクラス! まともに授業が受けられるわけがない! 伽耶も入学してきて僕の学校生活はますます騒がしく、プロからの作曲依頼に加えて軽音部のプロデュースまで買って出てしまって大忙し。
 そして華園先生も新生活を始め、目指すはピアノコンクールでの優勝――そこになぜか凛子が参戦!?
 新展開続々でトップギアのまま春から夏へと駆け抜ける超高純度青春ストーリー、二年生編突入の第6弾!

内容紹介文は電撃文庫より引用

https://dengekibunko.jp/product/paradise_noise/322211000056.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

恋とバンドの超高純度青春ストーリー第6巻!

めちゃめちゃ面白かったです!

 

私の体感では、この6巻は真琴が主人公になる部分と美沙緒先生が主人公になる部分があった印象です。

 

まずは真琴の方について。

プロとしてバンドをやったり、作曲の依頼が来たりして、外側から見れば順調な音楽人生に見えました。

でも真琴は作曲スランプに陥ってしまいます。

色々な手段をとってスランプ脱出を目指すもうまくいかない……。

そんな中で軽音部が新勧King Gnuの白日を披露すると知ります。

この曲です。


www.youtube.com

高校生でこんなに難しい曲をやろうとするなんて凄いなぁという気持ちと、無茶だなぁという気持ちの両方を持ちました。

実在する楽曲が物語の中に登場すると、創作と現実の境界が曖昧になる感じがしていい感じです。

とある事情から軽音部のステージをプロデュースすることになった真琴の活躍っぷりや、それを受けた軽音部のステージシーンでは胸が熱くなりました!

やっぱり私は楽園ノイズの音楽シーンが大好きです!

熱さと一緒に感動みたいなものもあってグッときました!

ただ、軽音部のパフォーマンスが終わった後に真琴の中に残ったのは達成感では無くて罪悪感でした。

これを的確に表した凛子の指摘の破壊力には参りましたよ。

真琴も核心ど真ん中を撃ち抜かれて喰らってました。

この段階では真琴のスランプがどうなるのかソワソワしながら読み進める感じでした。

 

もう1人の主人公になっていた美沙緒先生。

美沙緒先生がピアノコンクールに出ることになって、何故か凛子まで同じコンクールに出ることになります。

このあたり、真琴は何故そんなことになるのか理解していませんでしたが、伽耶や朱音、詩月は当然理解していました。

音楽のことになると異常な集中力を見せる真琴なのに、恋愛面は鈍感が極まっています。

今回はそうでもなかったですが、鈍感すぎてたまにイラっとする時があるので、ここは直って欲しいところ…。

色々なタイプのヒロインを描く作品なので、構造上難しいのかもしれませんね。

話は戻って美沙緒先生とコンクールについて。

確か5巻の最後の方だったと思うのですが、いつでも美沙緒先生と連絡を取れるようになりました。

私はそれを喜んでいましたが、先生の体調は期待したより回復していませんでした。

そんな状態でコンクールに臨むなんて余程の強い思いがあるんだろうなぁと思っていたら、それを先生が自分の言葉で真琴に語ってくれてグッときました。

多分真琴だけに自分の気持ちを打ち明けているんだろうなぁと思うと、2人の信頼関係に感動を覚えました。

コンクールの場面は、バンドの場面と違って静かな激しさみたいなものを感じました。

バンドのステージでは熱くて胸が燃え上がるような感情になりますが、今回のコンクールは冷たさや孤独、人生をかけているかのような極限な感じがありました。

美沙緒先生も凛子も、この舞台にたどり着くまでに準備してきたすべてを演奏に注ぎ込んで、1人でピアノに向き合って競う姿を見せてくれます!

2人の演奏はそれぞれ違っていました。

どっちの演奏が審査員に評価されたのか?

どちらの演奏が真琴に選ばれたのか?

それは本編を読んでください。

 

あとは……作曲合宿をしたり、ワンマンライブの準備をしたりという展開が読めました。

終盤、PNO(パラダイスノイズオーケストラ)ワンマンライブ出演日と同日に開催されるアリーナクラスのフェスに勝手に出演発表されてしまい、対処しなければならなくなります。

どんな対応をとるのか期待と不安が入り交じる気持ちで読んでいたら、真琴が凄い決断をしていて驚愕しました。

この決断が吉と出るのか、凶と出るのかは続編で見ていきます。

個人的には、この選択はしてほしくなかったと思ってしまいました。

 

面白かったのは間違いないですが、苦しい部分もあって、感情が色々な方向に動かされて疲労しました。

元気がある時に読みましょう!

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 感想記事リンク

当ブログで書いている楽園ノイズシリーズの感想記事リンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ)  感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 2 感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3 感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 4 感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 6 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

電撃文庫の楽園ノイズ6を読んだ感想、レビュー記事でした。

登場人物と一緒に精神を消耗しながら体力を使いながら読みました。

面白かったですが、読んでいく中で疲労感を覚えるので、覚悟して読みましょう。

美沙緒先生や凛子がコンクールに臨むところは、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」を思い出したりもしました。

蜜蜂と遠雷も名作なので、読んでみてください。

sugarbitter.hatenablog.com

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最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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