ようこそ、シュガーです。
著者:アサウラ さん
イラスト:いみぎむる さん
リコリス・リコイル Ordinary days
を読みました。
2022年夏アニメで圧倒的な話題作となった「リコリス・リコイル」のスピンオフ的な位置づけの本作。
テレビアニメ放送中に既に購入していましたが、アニメを全話見終わってから読もうと思って待っていました。
つい最近読み終わりましたので感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の個人的な評価です。
アサウラ いみぎむる リコリス・リコイル Ordinary days
リコリス・リコイル Ordinary days 内容紹介 ストーリー あらすじ
これは、喫茶リコリコの日常的な非日常を描いたささやかな物語!
「喫茶リコリコへ、ようこそ!」
あの破壊された旧電波塔をのぞむ東京の東側にあるオシャレでおいしいカフェ――それが、喫茶リコリコである。
本作はオリジナルテレビアニメーション『リコリス・リコイル』では描かれる事がなかった錦木千束や井ノ上たきななど、看板娘たちが織り成すありふれた非日常のちょっとした物語。
おいしい甘味に、ガンアクションに、ゲームに、人情ドラマ、ゾンビと怪獣にロードムービー……そしてほのかに愛!? もちろんコーヒーに人助けだって!!
「どんなご注文も……おまかせあれ♪」
そんな日々を積み重ねていくことで彼女たち絆が生まれていく――オマケ付きお菓子のバラエティパックのような何でもありの詰め合わせを原案者自らがスピンオフ小説化!
内容紹介文は電撃文庫HPより引用
URL:https://dengekibunko.jp/product/322205000797.html
リコリス・リコイル Ordinary days 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
アニメ化もされたライトノベル「ベン・トー」の原作者と、同じくアニメ化されたマンガ「この美術部には問題がある」の原作者のタッグで作られたリコリコスピンオフ。
犯罪を未然に防ぐために動く「DA」と呼ばれる秘密組織。
そこにはリコリスと呼ばれるエージェントたちが所属しています。
歴代最強のリコリスと言われている錦木千束(にしきぎちさと)と、優秀だけどちょっと頭の固い井ノ上たきな(いのうえたきな)は、普段「喫茶リコリコ」で一緒に働いています。
アニメでは犯罪防止のためのガンアクションがたくさん見られましたが、このスピンオフ小説では喫茶リコリコの日常がたくさん読めました。
たきなが千束や喫茶リコリコに馴染み始めるくらいの時系列のお話しです。
常連さんのお悩みを解決したり、抱えているトラブルに対処したりする中で、リコリスとしての任務の部分も見えましたが、ほのぼのしたエピソードの印象が強かったです。
このスピンオフを読んだことでDAがダイレクトアタックの略だと知りました。
また、千束はアルフォートが好きだということも知りました。
リコリコの世界に深く浸かりたい方は読むと幸せになれるかもしれません。
おススメです。
それから、本作でのミカはアニメ版より更に穏やかで余裕のある大人の男性なんだという印象が強かったです。
老若男女関係なくミカのことを好きになってしまいそうですね~。
あとは、イラストのクルミのほっぺたがモチモチしていて凄く癒されます。
マスコットキャラクター的な感じ。
アニメでの見た目にそぐわない大人っぽい雰囲気も良かったですし、本作での可愛らしい雰囲気も良かったです。
2度おいしいというやつですね♪
最後のエピソードは扱っているテーマが少し過激で、読んでいて不快感や苦手意識を持つ部分もありました。
ただ、これがあったことで解決編での千束が非常に格好良くて頼もしく感じられたので、作者側でもそういう意図でお話を作ったんだろうと読み終わってから思いました。
完全に作者の掌の上で転がされてます笑
アニメが好きだった方は読んでみては?
アニメを見てなくて、リコリコの入り口を本作にするのは……悪くは無いですが1回待った方がいいと思います。
アニメを見てから読んだ方が楽しめるのは間違いないですから。
まとめ
電撃文庫から発売されている「リコリス・リコイル Ordinary days 」を読んだ感想、レビュー記事でした。
お話しの数で言うと日常編多め、お仕事編少なめになっていました。
ボリュームで言うと同じくらいの印象でした。
上でも書きましたが、リコリコの世界を堪能したい方は読んでみては?
もしくは、リコリコのアニメが終わってしまってリコリコロス状態の人とかも。
この記事を読んでいただいてありがとうございました!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!