シュガーのファンタイム

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さよならピアノソナタ 3 感想 レビュー 著者:杉井光 / イラスト:植田亮 ライトノベル 電撃文庫

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:杉井光 さん

イラスト:植田亮 さん

さよならピアノソナタ 3

を読みました。

天才ピアニストとバンドをする青春音楽物語!

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的評価です。

ネタバレが多少あると思いますのでご注意ください。

 

 

杉井光 植田亮 さよならピアノソナタ 3

さよならピアノソナタ 3 内容紹介 ストーリー あらすじ

はじめてのライブを終え少し距離が縮まったナオと真冬は、息つく暇もなく二学期のイベントシーズンを迎える。合唱コンクールに体育祭、そして、フェケテリコ初の単独ステージとなる文化祭。神楽坂率いる民俗音楽部の面々は、ときに敵としてときに仲間としてしのぎを削る。そんな折、真冬の前にひとりのヴァイオリニストが現れる。ジュリアン・フロベール。通称ユーリ。いたいけな女の子みたいな見た目で、真冬に気安く接する彼は、かつて共に演奏旅行をした仲だという。さらに彼の出現を境に真冬の指が動くようになり、ナオの動揺を誘うが――。おかしくて少しせつない、恋と革命と音楽が織りなす物語、第3弾。

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

https://dengekibunko.jp/product/sayopia/200807000240.html

 

さよならピアノソナタ 3 感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと80点!

 

恋と音楽と青春の物語第3巻。

面白かったです。

 

真冬の父親でエビチリこと蛯沢千里(えびさわちさと)が指揮を務めるコンサートのチケットをめぐって、真冬と千晶と神楽坂先輩が体育祭で戦ったり、真冬の知り合いのヴァイオリニストが登場したり、文化祭でフェケテリコとしてステージパフォーマンスを目指したりと、色々なことが起きた3巻でした。

 

エビチリのコンサートチケットをめぐる戦いは、ラブコメ的に美味しくて楽しめました。

神楽坂先輩はナオのことを異性として好きなのかは微妙っぽいところもある気がします。

千晶と真冬は間違いないでしょうね。

彼女らの好意に気が付かないナオのことを見ていると、鈍感すぎるぞ! と声を上げて指摘したくなります笑

 

真冬がピアニストとして活躍していた頃の知り合いでヴァイオリン奏者のジュリアン・フロベール、愛称ユーリが登場してからはスピーディな展開だったように感じました。

女性と間違えるほどの美しさを持った若手で実力もある演奏家のユーリを見て、色々な面で劣等感や嫉妬を覚えてしまうナオ。

正直コチラは仕方がないかなぁとは思いつつ……でも今の真冬の隣にいるのはナオたちなんだぞ自信持て! と言いたい気持ちもありました。

ユーリとの再会と時を同じくして、真冬の指が動くようになります。

真冬は心因性の症状で指の一部が動かず、ピアノの演奏から離れていたのは前巻までの感想記事でも書いてきました。

それがここにきて回復の兆しを見せてくれます。

素直に喜ばしいですが、ユーリと再会したタイミングだっただけに、ナオが感じる気持ちは複雑だったと思います。

自分はしばらく真冬と一緒に過ごしてきたけど真冬の指は動くようにならない。

でもユーリと会ってからは回復している。

自分は真冬の側にいても力になってあげられない……みたいなことです。

そんなことは無いんだと声を大にしてナオに伝えてあげたいですが、そんなことは不可能なのです。

彼が自分で気が付くしかないわけで、もどかしかったです。

自分のことを気にかけてくれて、側にいてくれる存在がいるだけで、どれだけ心強いことでしょうか!

ナオは気が付いていないようですが、真冬にとってナオの存在は救いなはずなんです!

真冬は照れ臭いからなのか言葉になかなかしてくれないので、それがナオに届かないんですよね。

 

前半中盤のモヤモヤは、終盤の疾走感あふれる展開で一気に晴れていったので、やられましたね~。

ネタバレしすぎもよくないのでボカして書きますが、文化祭のバンドステージの時間が近づくにつれて色々なことが起きて、今までもつれていたアレコレが急速に収束して視界が開けるような感覚になりました!

これを狙って序盤中盤のモヤモヤが作られていた可能性までありますよね。

 

終盤の疾走感ある展開で読後感が良くて素敵でした。

続きも読みます。

 

さよならピアノソナタ シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いてきた さよならピアノソナタ シリーズの感想記事リンクです。

一緒に見て行ってください!

 

さよならピアノソナタ 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

さよならピアノソナタ 2 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

さよならピアノソナタ 3 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

電撃文庫の「さよならピアノソナタ 3」を読んだ感想、レビュー記事でした。

体育祭や合唱コンクール、文化祭など学生時は様々なイベントがあったなぁ~と思い出しながら読みました。

社会人になると、イベントごとは自分から動かないと出会えませんからね。

今を大事に一生懸命生きて欲しいなぁと思いました。

ナオと真冬、もしかしてラブコメ的に少し進展したのでは? と思える部分もあったので、続きが楽しみです。

音楽が好きな方、ラブコメが読みたい方におすすめです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!