ようこそ、シュガーです。
著者:杉井光 さん / イラスト:春夏冬ゆう さん
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5
を読みました。
さっそく感想を書いて行きます!
いつも通り私の主観に基づく評価です。
多少のネタバレがあると思いますのでご注意ください。
それではいきましょう!
杉井光 春夏冬ゆう 楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5 内容紹介 あらすじ ストーリー
一年生編の最後は伽耶の卒業ライヴ!? 超・高純度青春ストーリー第5弾
☆☆☆『このライトノベルがすごい!2021』(宝島社)新作4位獲得作品☆☆☆
「私の彼女の振りをして」
――そんな意味不明な姉の頼みで始まった僕の三月。出逢いと別れ、卒業と入学の季節だが、その前にやってくるのは総決算のホワイトデー!
まわりの女の子たち(姉を含む)との順繰りデートはアイドルプロダクション訪問やシェアハウス内見と盛りだくさんすぎて音楽やってる余裕がない!
伽耶の卒業ライヴに向けて新曲も書かなきゃいけないのに。
いつもより音楽控えめラブコメ成分大増量の超高純度青春ストーリー、一年生編締めくくりの第5弾!
内容紹介文は電撃文庫HPより引用
URL:https://dengekibunko.jp/product/paradise_noise/322201000055.html
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
青春×バンド×恋の美味しいところ詰め合わせライトノベル第5巻。
あらすじにもあるように、今回は音楽少なめのラブコメ多めになっていました。
ホワイトデーで凛子、詩月、朱音、伽耶に無自覚にアレを渡してしまうあたり、真琴の音楽以外ダメな面が見えて面白かったですね。
受け取ったヒロインたちもドキッとしていたものの、その後には「いつもの真琴(さん)のやつですね」ってなっていたことでしょう。
バンド面のお話しでは、そろそろマネージャーが欲しいと考えて探し始めます。
音楽は自由にやらせてくれて、イベントの出演とかの連絡をやってくれるような理想のポジションを探しますが、なかなかうまくいきません。
伽耶の芸能界のつながりだったり、今までの音楽活動からの伝手で探していっても条件がそろわない、と。
このあたりは現実のロックバンドと事務所みたいな感じを若干感じてしまいました。
どのバンドやどの事務所とは言いませんが、インディーズの頃すごく好きで追いかけていたバンドが、メジャーデビューにあたって大手の事務所に所属することになって、楽曲の良さが薄れていく、みたいなの頻繁ありますよね。
事務所が売れ線の曲を無理やり書かせたり、バンドの個性を失う方向でプロデュースしたりするやつ。
パラダイス・ノイズ・オーケストラには、そんな道をたどって欲しくないなぁと持っていたら、最後は灯台下暗し!
なるほど~という場所に落ち着いてくれて良かったです。
物語の中盤からは、美沙緒先生との連絡が取れなくなってうろたえる真琴の姿が描かれていました。
この展開は何回来ても読むのが苦しいです。
真琴の中で美沙緒先生の存在が大きいことをあらわしている展開でした。
私も美沙緒先生が凄く好きなので、ハラハラというか、グルグルしながら読み進めることになりました。
連絡がつかないなんて、手術が必要なくらい病状が悪化してしまったのか……? とか、真琴と連絡ができない理由でもあるのか……? とか考えてしまう緊張感から神経質になっていたんじゃないかと思うくらいでした。
種明かしされれば、なるほど、という感じ。
美沙緒先生も人が悪い!
もう少し順序というものを考えればいいのに!
でもハッピーな方向だったのですべて許します!笑
本当に良かったですよ。
おかえりなさい、でいいんですかね美沙緒先生?
次からの活躍も楽しみにしています。
音楽要素が少なめだったので、頭が沸き上がったり、胸の奥から熱いものがこみあげてきたりするシーンが無かったのは素直に残念でした。
終盤の美沙緒先生の場面が無かったら、短編集でも良かったかなぁ~という内容なので、満足度は1~4巻ほどではありませんでした。
とはいえ、最近読んでいるシリーズの中でも特にお気に入りの作品なので、楽しく読めました。
6巻に期待。
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 感想記事リンク
当ブログで書いている楽園ノイズシリーズの感想記事リンクです。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 感想 レビュー 評価
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 2 感想 レビュー 評価
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3 感想 レビュー 評価
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 4 感想 レビュー 評価
楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 5 感想 レビュー
こんな人にオススメ!
私の主観で、以下のような人は本作が好きなんじゃないかなぁ~というのを書いてみます。
・音楽が好きな人
ライブハウスやコンサートホールに足を運んだり、応援しているアーティストがいたりする人は楽しめると思います。
・クリエイター、もしくはクリエイターを目指している人
音楽でも、絵でも、小説でも、ゲームでも、自分の中から何かを作り出して、世間に広めようとする人には刺さる展開がありました。
・マンガ SHIORI EXPERIENCE が好きな人
青春×バンドという共通点の作品つながりです。
まとめ
電撃文庫のライトノベル「楽園ノイズ5」を読んだ感想、レビュー記事でした。
新刊が読めるのは嬉しいことです。
杉井さん、素敵な物語を生み出してくれてありがとうございます。
次巻も期待しています。
この記事を読んでいただいてありがとうございました!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!