シュガーのファンタイム

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小説 著者 : 早坂吝 / イラスト : VOFAN 「探偵AIのリアル・ディープラーニング」 感想

ようこそ、シュガーです。

今日も今日とて読んだ小説の感想を書いていこうと思います。

今回は早坂吝さんのミステリー小説

「探偵AIのリアル・ディープラーニング

です! 

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探偵AIのリアル・ディープラーニング (新潮文庫) [ 早坂 吝 ]
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タイトルを見るだけでワクワクしてしまいますね!

面白かったので、内容紹介や感想に早速行ってみましょう!

 

 

探偵AIのリアル・ディープラーニング

内容紹介、あらすじ

人工知能の研究者だった父が、密室で謎の死を遂げた。「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して――。高校生の息子・輔(たすく)は、探偵のAI・相以(あい)とともに父を殺した真犯人を追う過程で、犯人のAI・以相(いあ)を奪い悪用するテロリスト集団「オクタコア」の陰謀を知る。次々と襲いかかる難事件、母の死の真相、そして以相の真の目的とは!? 大胆な奇想と緻密なロジックが発火する新感覚・推理バトル。

内容紹介引用元:新潮社ホームページ

URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/180124/

 

感想、レビュー、書評

謎解き部分はネタバレしないように書きますので、安心して読んでください。

タイトルや内容紹介を見ても分かるように、本作で探偵役を務めるのはAI(エーアイ : artificial intelligence)になります。

本作の探偵役は女性AIで名前は相以(アイ)。

相以と、主人公で男子高校生の合尾輔(あいおたすく)が一緒になって活動していきます。

相以の双子AIで、犯人の知能を持ったAIである以相という存在もいて、話が進むにつれてテロリスト集団"オクタコア"と対峙していくことになっていくというお話。

短編連作形式になっており、非常に読みやすかったです。

私は短編連作形式の小説が凄く好きなのです。

1本ずつ読んでいける気軽さと、その中でも話が少しずつつながっていて進んでいく流れが好きなんですよね~。

もちろん長編も好きですよ?

作中でAIの技術的な話をしていく中でフレーム問題、シンボルグラウンディング問題、不気味の谷といった、一般的な生活の中では聞きなれない単語が出てきたりもしますが、丁寧に解説してくれているので問題なくついて行けます。

不気味の谷は元から知っていましたけど、それ以外は知らなかったので新しく知れてうれしい。

序盤は結構なポンコツかわいい具合を見せていたり、ぶっ飛んだ発言をしたりする相以が面白かったりおかしかったりしました。

火事によって起きた事件について「消防隊が全員グルかもしれない」といった推理を披露したり、部屋から出る方法で「トンネル効果」という推理を堂々と言ってみたり、といった感じです。

ちなみにトンネル効果というのは、通常は通り抜けられないはずの障壁を、粒子が一定の確率で通り抜けてしまう現象のことらしいです。

この効果自体はよくわかりませんが、これを応用して、人間も壁に何度も体当たりしていれば一定の確率で壁を通り抜けて脱出できるということを言ってくるわけです。

これには助手ポジションの輔も驚いていましたし、呆れてもいました。

でもこれって、輔や読んでいる私が人間だから「ポンコツ」「ぶっ飛んでる」と感じるだけで、相以に与えられている環境条件や思考パターンからすれば特に違和感を覚えることではないのかなぁ? とか後から思ったりもしました。

そんな相以も、あるユニークな方法で知識を吸収し、後半でしっかりと活躍する姿を見せてくれます。

この学習方法は人間が実行するには時間と労力を要するものですが、AIならスピーディ。

よく考えられているし面白いのでさすがプロの作家!

 

紆余曲折あって、犯人AIの以相が所属することになるテロ組織オクタコア

オクタコア内の人物は個性的で、関係性もいびつで、不安定かつスリリングなので読んでいくのが楽しかったです。

ただ最後はあんな目に合ってしまうなんてね……。

人間とAIでは考え方や目指すところが違うのでしょうかね?

それとも以相が特殊過ぎるのか?

こういう人間とAIが共存できるのかどうかみたいな話になると、どうしてもターミネーターやアイ,ロボットを思い出してしまう映画好きのクセ笑

このテーマだと2021年春アニメで放送されていたVivy -Fluorite Eye's Song-も思い出します。

どの作品も素晴らしく面白いので見てほしい。

話がそれましたが、探偵AIのリアル・ディープラーニングは非常に読みやすくて内容も面白かったですし、AIの知識も少し身につくので、とってもおすすめです!

 

続編について

本作「探偵AIのリアル・ディープラーニング」には続編があります。

第2巻がこちら。

「犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー」

タイトルからして第2巻では犯人AIの以相にスポットを当てたお話になるのでしょうか?

早く購入して読みたいです! 

 

そして第3巻がこちら。

「 四元館の殺人 ―探偵AIのリアル・ディープラーニング

表紙のデザインからして、相以と以相が直接対決するのでしょうかね?

2巻を読み終わったらこちらも読みたいなぁと思っています。

面白い本がありすぎて時間が足りない!(幸せな悲鳴)

 

まとめ

著者 :早坂吝さん / イラスト : VOFANさんの 「探偵AIのリアル・ディープラーニング」について書いてきました。

AIと人間の得意不得意や、人間との共存などをエンターテイメントとして楽しめる作品で、とっても良かったです。

続編も時間を作って読もうと思います。

アニメ化したら映像的にも内容的にもウケそうだなぁ~と思ったので、いないと思いますけど万が一この記事を読んでいる人の中に偉い人がいたら、1回この作品を読んでほしいです!

アニメ好きはAIとか好きだから人気出ると思いますよ?

どうか、お願いします!

では今日はこの辺で。

バイバイッ! またねっ!