ようこそ、シュガーです。
宝島社文庫から発売されている小説
著者:青山美智子 さん
月曜日の抹茶カフェ
を読みました。
「木曜日にはココアを」の続編的な作品です。
感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレがあるかもしれません。
ではいきましょう。
青山美智子 月曜日の抹茶カフェ
内容紹介 ストーリー あらすじ
3年連続「本屋大賞」にノミネートされた青山美智子さんの最新文庫本。川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その「マーブル・カフェ」が定休日の月曜日にだけ「抹茶カフェ」を営むことに。ついていない携帯ショップの店員、妻を怒らせてしまった夫、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将……。思い悩む人々が誰かの何気ない言葉で前向きな気持ちになっていく――。人は知らず知らずのうちに、誰かの背中を押している。――これは、一杯の抹茶から始まる、東京と京都をつなぐ12ヵ月の心温まるストーリー。『木曜日にはココアを』のおなじみのメンバーも登場する、シリーズ続編がついに文庫化です。
内容紹介文は宝島社HPより引用
https://tkj.jp/book/?cd=TD044099
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと75点。
「木曜日にはココアを」に登場するマーブルカフェが定休日の月曜日に抹茶カフェを開きます。
そこに訪れたお客さんたちのお話が描かれて、少しずつ繋がっていて……というものになっていました。
前作を踏襲した流れですね。
全12編の短編連作。
「木曜日にはココアを」に登場した人物たちに再会できてうれしかったです。
誰かの行いが知らない誰かを支えていたり、実は背中を押していたりするというメッセージが伝わってきて素敵だと思いました。
こういうのは希望が持てて前向きになれていいですね。
才能を持つ人を見つけて、その人たちにスポットライトを当てるマスターも素敵だと思いました。
自分が脚光を浴びるのではなく、自分が見出した人が花開く姿を見て満足するだなんて、凄く大人だと思います。
短編の中には猫の視点になって書かれたお話しなんかもあったりして、意外でしたが面白く読めました。
そんな切り口もありましたか。
ただ、私は前作「木曜日にはココアを」の方が圧倒的に好きでした。
何故かわかりませんが、本作では前作のような「感動」や「暖かさ」、「人を思いやる気持ち」みたいなものがあまり感じられませんでした。
淡々とお話を読み進めて行って、読み終わった、という感じ。
前作が非常に面白かったのでハードルを上げ過ぎていたのかもしれません。
でもなんか、お話があっさりしている印象なんですよね今回は。
他の人の意見も聞いてみたいです。
私は断然「木曜日にはココアを」の方をおすすめします!
こちらは、興味があれば読んでください……という感じでした。
青山美智子さん 作品 感想、レビュー記事リンク
当ブログで書いている青山さん作品の感想レビュー記事まとめです。
一緒に見て行ってください!
木曜日にはココアを 感想 レビュー
お探し物は図書室まで 感想 レビュー
ただいま神様当番 感想 レビュー
月曜日の抹茶カフェ 感想 レビュー
まとめ
青山美智子さんの「月曜日の抹茶カフェ」を読んだ感想、レビュー記事でした。
面白かったですが、期待値は超えなかった感じでした。
物語を楽しむときの自分のコンディションも関係あるんでしょうかね?
本作を読んだみなさんの感想も色々調べてみようと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!