シュガーのファンタイム

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木曜日にはココアを 感想 レビュー 著者:青山美智子 小説 宝島社文庫

ようこそ、シュガーです。

宝島社文庫の小説

著者:青山美智子 さん

木曜日にはココアを

を読みました。

著者の青山さんのデビュー作にして第1回宮崎本大賞受賞作!

凄く面白かったです!

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り私の個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれると思いますのでご注意ください。

 

 

青山美智子 木曜日にはココアを

木曜日にはココアを 内容紹介 ストーリー あらすじ

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店
「マーブル・カフェ」。

そのカフェで出された一杯のココアから
始まり、東京とシドニーをつないでいく
12色のストーリー。

卵焼き作る、ココアを頼む、
ネイルを落とし忘れる……。
小さな出来事がつながって、
最後はひとりの命を救う――。

あなたの心も救われるやさしい物語。

内容紹介文は宝島社HPより引用

https://tkj.jp/book/?cd=TD297129&path=&s1=

 

木曜日にはココアを 感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと95点!!!!

 

著者の青山さんの名前は「お探し物は図書室まで」が発売された時に知りました。

単行本なので読めていませんが文庫化したら読もうと思っていました。

そんな中で、年始に本をいろいろ買っていたら本作が文庫化していたので手に取りました。

 

優しさがたくさん詰まった小説でした。

東京の隠れ家的な喫茶店「マーブルカフェ」の店員さんやお客さんのお話しから始まって、今度は別のお客さんのお話になって、また次の知り合いのお話になって……巡り巡ってシドニーまでお話が広がっていきます。

1つのお話が20ページくらいでスラスラ読めます。

短編が繋がってお話が広がっていく感じが楽しかったです。

会社でバリバリ働く女性と、子育てと家事をやりつつ画家をしている夫婦のお話だったり、東京とシドニーで文通をしている友人のお話しだったり、おじいちゃんおばあちゃんになっても仲睦まじく暮らしている夫婦のお話しだったり、色々なお話が読めます。

どのお話も優しさとか暖かさ、人を思いやる気持ちみたいなものが溢れていて胸にジーンと来たり泣きそうになったりしました。

なんてことない毎日に実は幸せがたくさん詰まっていて、それに気が付くかどうかで幸福度は変わってくるのかなぁと思ったりもしました。

最後まで読むと「あぁ~なるほどそういうことね」となるちょっとした仕掛けもあっていい読書体験でした。

この内容なら人気出るの当然ですよね。

もっと早く読めばよかったです。

ちょっと心が疲れてしまった時とか、気分を落ち着けたい時とか、優しい気持ちを持ちたい時とか、そういう時に読むと心に沁みるお話だと思います。

サラサラと読めて読後感が良くて好きでした。

1つのお話が結構短く作られているので、今から小説を読み始めようかと考えている方や、本を読むのが得意ではない方にもおすすめです!

絵本のような小説。

 

木曜日にはココアを 関連作品紹介

木曜日にはココアを の関連作品として2作品が発売されているようなので紹介します。

月曜日の抹茶カフェ

木曜日にはココアを の続編!

マーブルカフェが定休日の月曜日に1日だけ抹茶カフェを開くことになって、そこからお話が広がっていくようです。

木曜日にはココアを の登場人物も出てくるみたいです。

文庫化したらすぐ読もうと思います。

今から読書メーターの読みたい本に入れておきます。

 

いつもの木曜日

木曜日にはココアを のスピンオフ作品らしいです。

前日譚的な作品のようです。

小説と絵本が合体したような作りになっているみたいですね。

文庫化するのか分かりませんが、読みたいです。

 

まとめ

宝島社文庫の「木曜日にはココアを」を読んだ感想、レビュー記事でした。

優しさとか暖かさが詰まったお話がたくさんあって、読んでいてほっこりしました。

心の栄養を取れる物語で非常におすすめです。

1日1章ずつ読み進める楽しみ方もいいかもしれませんね。

続編が文庫化するのを心待ちにしておきます。

 

この記事を読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!