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ようこそ、シュガーです。
創元推理文庫から発売されている小説
著者:越谷オサム さん
空色メモリ
を読みました。
「階段途中のビッグ・ノイズ」ファンになった越谷オサムさんの作品です。
すごく好きでした!
感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれると思います。
ではいきましょう。
空色メモリ
内容紹介 ストーリー あらすじ
たったひとりで坂高文芸部を守る、ハカセこと河本博士に春が来た。なんと、可愛い新入生が入部したのだ。彼女が人気のない部を選んだのには、何か秘密がありそう。部員でもないのに文芸部に入り浸っているおれは、そんな出来事をおもしろおかしく綴っている。その日記〈空色メモリ〉が、思わぬ騒動を呼んで──。“非モテ男子”たちの恋模様をミステリ風味で描く、青春小説の決定版。解説=大矢博子
出典:https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488409128
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと90点!!
越谷さんのお話は私の好みに合う!!
青春に少しミステリチックな要素の入った愛すべき物語。
めちゃめちゃ面白かったです。
人によっては過去を思い出して足をバタバタしてしまうかもしれませんね笑
メインキャラクタは以下のとおり。
1人目は桶井陸(おけいりく)。
文芸部の幽霊部員で太った男子高校生。
自分で「空色メモリ」と名付けた日記のようなものを書いています。
2人目は河本博士(こうもとひろし)。
文芸部の正式部員で眼鏡であだ名はハカセ。
そんな冴えない2人が過ごす文芸部に、女子生徒が新入部員としてやってきます。
彼女の名前は野村愛美(のむらまなみ)。
地味目に見える女の子。
非モテ男子は女子生徒の存在にわちゃわちゃしてしまいます。
そんな中、リクが書いている空色メモリに関する騒動が起きたり、野村さんのまわりの様子がおかしかったりというのが見えてきて……どうなる? というお話。
青春感!!
非モテ男子の2人が、野村さん入部という環境変化にドギマギしている様子が面白かったです。
野村さんのことが気になるハカセ。
そんなハカセを応援してアシストするリク。
リクのアシストに気づかずに、女性慣れしていなくてテンパるハカセ。
そんな関係性が、もはや愛おしいくらいでした。
会話のネタを持っていなくて直ぐに掛け合いが終わってしまったり、自分の興味のあることについてドバッっと話してしまったりするハカセがモテない青春野郎で大好きでした。
そんなハカセを「おいおい」というような感じで見ながらも、応援するリクもいいやつで好き。
中盤からは、野村さんのまわりで不穏な動きが出て来たり、リクの空色メモリが盗まれてしまったりする騒動が起こります。
リク達は、誰が何のために騒動を起こしているのかを調べていくことに。
この辺りはライトなミステリーのような感じで、読むのが楽しかったです。
謎解き編から後は少しシビアな展開になったりもしましたが、最後は爽やかでハッピーな読後感を味わえるものになっているので安心してください。
ラストあれで終わっているのは先が気になって仕方がないです!
もう1ページ書いてくれてもいいのにーーー!!!と思わずにはいられません。
頑張れリク!!
青春時代の「そんなのあったかも!」という懐かしさを感じさせてくれる凄くいいお話でした。
私は大好きです!
越谷オサムさん作品 感想記事リンク
当ブログで書いている越谷オサムさん作品の感想、レビュー記事まとめです。
一緒に読んでいってください。
階段途中のビッグ・ノイズ 感想 レビュー
空色メモリ 感想 レビュー
まとめ
創元推理文庫の「空色メモリ」を読んだ感想、レビュー記事でした。
やっぱり私は越谷オサムさんの物語が大好きです!
今回も凄く楽しい読書体験をさせてもらいました。
一般小説の中ではポップでキュートな印象を持つ作品なので、キャラクタ小説やライトノベルが好きな方にもおすすめです!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!
モチベーションあがります!
それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!