シュガーのファンタイム

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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い 感想 レビュー 著者:三川みり イラスト:あき 角川ビーンズ文庫 ライトノベル

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ようこそ、シュガーです。

角川ビーンズ文庫から発売されているライトノベル

著者:三川みり さん

イラスト:あき さん

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い

を読みました。

アニメ化も果たしたおとぎ話のようなファンタジー最新刊にして完結巻!

面白かったです。

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれますのでご注意ください。

ではいきましょう!

 

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 20 銀砂糖師と黄金の誓い

内容紹介 ストーリー あらすじ

アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。
父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに! 
町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……? 
――ずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。
少女と妖精の物語、ついに完結!

引用元:https://beans.kadokawa.co.jp/product/series24/322311000098.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

人間と妖精が共生する世界で、砂糖菓子職人の少女アンを描くおとぎ話のようなファンタジー最終巻。

面白かったです。

 

簡単に前回までの復習。

アンの父親かもしれない男性ギルバートが登場。

彼が本当にアンの父親なのかを調べるため、アンは一緒に旅に出ていました。

 

今回はギルバートが亡くなったとされるコッセルという街を訪れます。

色々あってアンは街で行われる鎮魂祭の砂糖菓子を作ることになります。

鎮魂祭にふさわしい砂糖菓子の形や色を考えつつ、父親のことも調べていく……という流れでした。

 

アンの父親のことを知っている人に当時のことを聞いてまわるなかで、一緒に行動している男性のことが明らかになっていきます。

少しずつ明かされる情報を組み合わせて真相に近づいて行く感じがライトなミステリーっぽい読み味に思えました。

実際のところ、一緒に行動していた男性はギルバートではありませんでした。

ただ、ギルバートやエマと過去に関わりがあった人物ではありました。

この辺りはネタバレをくらう前に読んでいただきたい。

 

ギルバートを名乗る男性と一緒に行動していた妖精のフラウ。

彼女は本物のギルバートのことを愛していました。

ギルバートとフラウは仲良しでした

しかし彼はアンの母親エマに出会って恋におちます。

それが悲しくて切なくて、フラウはギルバートと一緒に過ごすのをやめるんですよ。

それでも愛する気持ちは変わらなくて、それが故に色々と思うところがあってアンやシャルたちと接触してきていました。

人間と妖精。

種族が違っても友人になったり、恋におちたり、家族になったりできる場合もあれば、そうできない場合もあるということが伝わって来て、何とも言えない気持ちになります。

 

離れている間にギルバートが亡くなってしまって、それでも気持ちが消えないフラウ。

そんなフラウの姿を、シャルが「自分とアン」に置き換えて見ていて切ない気持ちにもありました。

シャルは妖精でアンは人間なので、生きる時間の長さが違います。

アンが生まれるより前に産まれたシャルは、アンが亡くなってから先も長い時間を生きるわけです。

ようやく出会えた、愛してやまないアンと別れる時が来ると実感するシャルの姿。

そんな様子を見る私の心の中は穏やかではありませんよ!

でもアンは時間の動きは止められないと受け入れて、だからこそ今の時間を大切に生きようという考えを持っていました。

少女とは思えないほどの精神の成熟具合に驚かされます。

両親と早くに別れたこと、砂糖菓子職人として様々な経験をしてきたこと、ミスリルやシャルという家族を持ったことなどが彼女の精神を大人にしたんでしょうか?

分かりませんが尊敬に値します。

アンの姿を見てシャルも考えを改めていました。

これから先で1人で生きていくことになっても、自分がアンのことを忘れずに生き続ければ、アンは消えないんだと。

この種族による時間の違いから生じる出会いや別れは、狼と香辛料や葬送のフリーレンを思い出させますね。

心に沁みます。

ちょっとしんみりしてしまいましたが、最後は前向きな雰囲気で終わっているので安心して読んでください!

 

あと、新章に入ってからのシャルがアンに対して過保護かつ甘々で目がまわりそうです笑

愛の言葉をささやいたり、ふいにキスをしたり、今まで以上にアンを守ろうとしたり。

まるで王子様と騎士様を両方やっているみたいです。

そんなシャルの振る舞いに照れてたじたじになりつつも嬉しそうなアンの様子に「ごちそうさまです」って感じでニヤニヤしてしまいました笑

ミスリル・リッド・ポットと同じテンションで2人の甘々を眺めていたい。

 

これでシュガーアップルのお話が最後になるのは寂しいですね。

大好きなシリーズでした。

女性をターゲットにしたライトノベル(少女小説ともいう?)の中ではかなり好きな作品の1つです。

みんな、読んでください!

 

試し読みはコチラ。

ブックウォーカーです。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/19/viewer.html?cid=947a692e-ba16-4ba0-ba39-a1ac3a940b80&cty=0&adpcnt=GDPL5fFc

 

シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いているシュガーアップル・フェアリーテイルシリーズの感想記事リンクです。

一緒に読んでください!

ブログを始めたタイミングの関係で新章からの感想記事になります。

シュガーアップル・フェアリーテイル 18 銀砂糖師と深紅の夜明け 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 19 銀砂糖師と紫紺の楽園 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 20 銀砂糖師と黄金の誓い 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

「シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い」を読んだ感想、レビュー記事でした。

アニメで興味を持った方には是非とも原作を読んで欲しいです。

シリーズ完結お疲れさまでした!

もっと続きが読みたい気持ちも正直あります!

でも、彼ら彼女らはこれからも幸せに過ごしていくはずなので、ここで祝福して思い出にしようと思います。

子供から大人まで楽しめる素敵なシリーズ、是非ともご一読ください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

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