シュガーのファンタイム

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シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園 感想 レビュー 著者:三川みり イラスト:あき 角川ビーンズ文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

角川ビーンズ文庫から発売されているライトノベル

著者:三川みり さん

イラスト:あき さん

シュガーアップル・フェアリーテイル

銀砂糖師と紫紺の楽園

を読みました。

アニメ第2クールも絶賛放送中のシュガーアップルフェアリーテイル!

原作小説新章第2巻!

面白かったです。

さっそく感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレがあるかもしれませんので、ご注意ください。

では行きましょう。

 

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園

内容紹介 ストーリー あらすじ

手紙の送り主らしき記憶喪失の男を保護したアンたち。彼が本当にアンの父ギルバートか確かめるべく旅立つが、途中でアンが攫われて!? 人間と妖精が共存する小さな楽園で砂糖菓子を作って欲しいと頼まれるが……?

内容紹介文は角川ビーンズ文庫HPより引用

https://beans.kadokawa.co.jp/product/series24/322303000707.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

砂糖菓子が人間と妖精を繋ぐファンタジー最新刊。

面白かったです。

 

あらすじにもあるように、アン達はギルバートを名乗る男と接触します。

ただ、彼は記憶があやふやな状態でした。

父親かもしれない存在が記憶喪失状態ということで、アンは彼を放っておけません。

アン達は彼が本当に父親なのかを調べるため、一緒に旅に出ます。

それも束の間、アンが"楽園"と呼ばれる場所に連れさられてしまいます。

そこでは妖精と人間が共生していました。

ただ、シャルはどこか違和感を覚えていて、徐々に楽園の真の姿が明らかになっていく……という感じ。

 

シリーズの中でもかなりシビアな内容だったように思います。

アン達の暮らすハイランド王国は、「人間が妖精を使役する世界」から「人間と妖精が平等な世界」に変わりつつある最中です。

砂糖菓子職人の世界では、この関係性が浸透しつつあります。

ただ、それ以外のところでは意識の変化スピードが遅い感じです。

そんな中、この楽園では「人間と妖精の関係」が今までと違うものになっていました。

外側から少し見ただけだと楽園の名前にふさわしい幸せな空間でした。

なので最初は"楽園"の様子を平和だなぁ~と思いながら読んでいました。

ただ、シャルの様子だったり、楽園の在り方を少しずつ知って行ったりする中で、嫌な気配が漂ってきました。

「こうじゃなかったらいいなぁ~」と予想していたことが事実として明かされた時は、ショックが大きかったです。

ネタバレになるので詳しくは書きませんが、けっこう精神的にダメージをくらうものでした。

そう考えてしまうのは、私が人間だからなのかもしれません。

この事実を知ったアンが、自分の意思を強く持って行動を起こしていました。

素直に格好いいと思いましたよ。

砂糖菓子職人としての生き方も格好いいし、1人の人間としても格好いい。

人間と妖精、真の共生が実現するには長い時間がかかりそうです。

でも諦めてはいけませんよね。

アンとシャルみたいに人間と妖精の夫婦が幸せに暮らしているのが希望になるはず。

 

それと、新章に入ってからシャルの内面が少し変わってきたように感じました。

アンに甘い言葉をかけて照れさせて楽しむイチャイチャシーンもあれば、人間のルールに沿って生きることを決めたように見えるところなんかもあったりします。

昔のシャルは、アンを守るために手段を選ばないところがあったように記憶しています。

人間に危害を加えることも手段の1つだと考えていたところがあったハズ。

ただ今はアンと夫婦になったことで、人間の決めたルールを守りながらアンも守るというスタンスになったようです。

私的には良い変化だと思います。

アンとシャル、ミスリルの3人には長く幸せに過ごしてほしいと心から思います。

 

楽園でのアレコレが結構ハードな内容だったので読み終わった時には疲労感がありました。

感受性が豊かな方は精神状態が安定している時に読むことをおすすめします。

 

続刊が待ち遠しい!

 

興味のある方は試し読みをどうぞ!

ブックウォーカーです。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/15/viewer.html?cid=34cd7547-1ed2-488c-8434-2c40858c4bd8&cty=0&adpcnt=GDPL5fFc

 

シュガーアップル・フェアリーテイル シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いているシュガーアップルフェアリーテイルシリーズの感想記事まとめです。

ブログを始めたタイミングにより新章スタート時点からの記事になります。

シュガーアップル・フェアリーテイル 18 銀砂糖師と深紅の夜明け 感想 レビュー 

sugarbitter.hatenablog.com

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 19 銀砂糖師と紫紺の楽園 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

角川ビーンズ文庫の「シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園」を読んだ感想、レビュー記事でした。

けっこうシリアスな展開になっていて読みごたえがありました。

妖精と人間が真に対等な世界が来て欲しいと願うばかりです。

最後はギルバートと一緒に彼のことを調べる流れで終わっています。

私は疑り深いので、前巻今巻で登場したギルバートが本物のアンの父親なのかをまだ確信できずにいます。

はやく続きを読んで答えを得たいと思います。

 

シュガーアップルフェアリーテイルはテレビアニメの第2期が絶賛放送中です!

美しい映像とおとぎ話のようなストーリーが魅力的なファンタジー!

男性も女性も楽しめると思いますので、是非ともご覧ください!

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最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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