この記事にはプロモーションが含まれています。
ようこそ、シュガーです。
著者:駿馬京 さん
イラスト:竹花ノート さん
インフルエンス・インシデント
Case:02 元子役配信者・春日夜鶴の場合
を読みました。
SNSやインフルエンサーにまつわるトラブルを解決していくシリーズ第2巻。
面白かったです。
感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれるかもしれません。
では行きましょう。
インフルエンス・インシデント Case:02
内容紹介 ストーリー あらすじ
『白鷺ゼミ』にまた新たなる相談者が。次なるSNSのトラブルは――!?
『神村まゆ』誘拐事件が解決し、インフルエンサーを集めたウェブ番組で顛末を語った真雪。そこに、かつて人気子役として活躍し、今はティーン世代に人気の配信者・夜鶴が相談を持ち掛けてくる。
『春日夜鶴は炎上を運ぶ』
SNS上で囁かれる卑劣な噂。
天才教授・玲華の協力が得られない中、真雪とひまりたちは対処の糸口を捜すが、夜鶴の行動に付随する「危うさ」に不信感が生じていく。
しかし、夜鶴のファンであり自らもネットでのトラブルに巻き込まれた蓮水の「それでも『よづるん』を信じる」という想いが事件を思わぬ方向に導いて――。
インターネットを起点とする事件(インシデント)にインフルエンサーが立ち向かう、新世代ミステリー第二弾、開幕。
内容紹介文は電撃文庫HPより引用
https://dengekibunko.jp/product/influence/322106000005.html
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!!
今回は新しく春日夜鶴(かすがよづる)というキャラクタが登場します。
元子役で今は配信者として活動しているインフルエンサー。
彼女は真雪の知り合いです。
真雪がそうだったように、夜鶴もまたSNS関連で困っているというかトラブルみたいなものを抱えており、白鷺ゼミに助けを求めます。
その内容とは、夜鶴のまわりで炎上が起こるというもの。
しかもネットで攻撃される意味ではなく、現実世界で火が出る方の意味。
しかし、今回は玲華が力を貸してくれません。
訳アリなんです。
そうなったら、ひまりや真雪、凛らで解決するしかない……といった感じでした。
ひまりが真雪のアシスタント兼通い妻?みたいなポジションになっていました。
最初は なんで? って思いましたけど、直ぐに違和感なく呑み込めました。
これはひまりのお姉ちゃん力が高いからでしょうか?
玲華の力が借りられない中で、どうやってトラブルを解決していくのかといえば、真雪が動くわけです。
その一環で、みんなで遊園地を楽しむシーンがありました。
事件を解決していかないといけないシリアスな空気の中で、このあたりは登場人物たちが楽しそうに過ごす様子が楽しめて良かったです。
ひまりが幽霊苦手だとか、真雪が絶叫系苦手だとか、凛と夜鶴が意外と相性が良かったりとか。
ただそれも束の間、小火騒ぎが起きてからはシリアス。
場所が変わっても、かなり危ない場面がやってきたりもしてヒヤヒヤしましたが、正義の味方ひまりが間一髪のところで助けに来てくれて一安心しました。
優しくて強くて、いざという時は必ずかけつけてくれるひまり、格好いいですね。
そりゃ真雪が惚れてしまうのも無理ないですよ。
最後には、玲華が力を貸してくれなかった理由が明かされたり、SNSまわりで怪しい動きをしている女子大生の鳳仙華(おおとりせんか)の存在感が強くなって来たり、ひまりが白鷺ゼミにはいる理由になった早蕨冬美(さわびらふゆみ)と再会したりと、色々なことが起きて読みごたえがすごかったです。
続きが気になってしまうやつ!
この第2巻でも「SNSで何かを発信する時は、言葉選びとかタイミングとかに配慮しないといけない」ということを実感させられました。
自分が意図しないような意味がのってしまったり、想像以上に拡散されてしまったり、それを見た誰かが嫌な気持ちになってしまったりする可能性を考えないといけないなぁ~と。
SNSを楽しんでいるみんなに読んで欲しい本でもあります。
試し読みはコチラ。
インフルエンス・インシデント シリーズ感想記事リンク
当ブログで書いているインフルエンス・インシデントシリーズの感想記事まとめです。
一緒に読んでください!
インフルエンス・インシデント Case:01
インフルエンス・インシデント Case:02
まとめ
電撃文庫の「インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者・春日夜鶴の場合」を読んだ感想、レビュー記事でした。
面白かったです。
真雪とひまりの恋愛については進展があまり見られませんでした。
ここは少し進むかも? と思っていたので意外でした。
ただ、トラブル解決の方が忙しかったので入る余地は少なかったようにも思います。
3巻では本格的に仙華や冬美と対峙することになるのでしょうか?
気になるけど怖い気もします。
続き読みます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックやコメント、SNSでの共有などをお願いします!
いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!
モチベーションあがります!
それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!