シュガーのファンタイム

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プラントピア 感想 レビュー 著者:九岡望 イラスト:LAM 原作:Plantopia partners 電撃文庫 ライトノベル

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ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:九岡望 さん

イラスト:LAM さん

原作:Plantopia partners

プラントピア

を読みました。

「遠い未来の世界で出会った、少女と花人の物語」プラントピアプロジェクトの小説です。

小説のほかにもオリジナルフィギュア、アニメプロジェクト、まふまふさんによる音楽など色々な媒体が動いているみたいです。

私は本プロジェクトについて知りませんでした。

ただ、九岡さんの前作の評判が良かったのは知っていたので手に取ってみました。

そんな入りからで感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれると思います。

ではいきましょう!

 

 

プラントピア

内容紹介 ストーリー あらすじ

いつとも知れない、遥か遠い時代。世界は草木に覆い尽くされていた――。

 草木に覆われた、遠い未来の世界。そこでは植物が既存の生命も文明も全てを呑み込み、新しい生態系が生まれていた。
 なかでも「花人」はその最たるものである。花人はかつて存在した「人」に似た姿で「花」の特性を持った新しい生命で、旧文明の遺跡を発掘しながら独自のコミュニティを築いていた。
 そんな世界で目を覚ました少女・ハル。記憶を失った彼女はこの世界で唯一の人間として花人たちと交流を深めていくのだが、外の世界を知ろうとするハルと、花園を守る役目を負った花守のアルファは衝突してばかりで……。

引用元:https://dengekibunko.jp/product/322209000243.html

 

「プラントピア」完全新作アニメPV(ナレーション ver.)

プラントピアプロジェクトの一環で作品紹介のアニメPVがあるので置いておきます。

www.youtube.com

めちゃめちゃきれいに作られてて感動。

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと70点。

そこそこ。

 

花人(はなびと)達が暮らす世界。

そこで唯一存在している人間が主役の少女ハル

記憶をなくしているハルは、花人達と一緒に暮らしていました。

ハルの面倒を見てくれるのは桜の花人アルファ

不愛想な態度をとりますが根はやさしいキャラクタです。

外の世界を見てみたいハルと、現在暮らしている場所を大切にしているアルファ。

2人は衝突ばかりしていました。

ある日、ハル達の暮らしている場所に変化が訪れます。

それをきっかけに、この世界の真実が少しずつ明らかになっていく……というお話。

 

SFっぽさをベースに、少しずつ謎が明かされていくミステリー風味を加えた物語でした。

記憶を無くした上に自分以外に人間がいないという状況なのにハルが明るくて元気なのが良かったです。

好奇心旺盛で少し子供みたいな感じもしますね。

このおかげで気を重くせずに読み始められたのが良かったです。

アルファは口数が少なかったり不愛想だったりして、他の花人から恐れられているところがありました。

でもハルはお構いなしにグイグイ距離を近づけていました。

最初の方は、少しずつほぐれていくアルファの様子を穏やかな気持ちで読んでいました。

ただ、ある時から急に物語が動き出してシリアスな展開になっていきます。

花人の世界を脅かす剪定者(せんていしゃ)と呼ばれる存在が現れるのです。

ここからは最後までほとんどシリアス!

花人と剪定者の対立、ハルの昔の様子、この世界の成り立ち、出会いと別れなどが描かれて行きます。

シリアスよりもハードという表現の方が適切かもしれません。

花人達の個性豊かなキャラクタ性やハルとの関係、この世界の本当の姿など面白い部分はもちろんあるのですが、個人的にイメージしにくい描写とか状況がいくつかあって物語に入りきれなかったところがありました。

もう少しイラストや図面みたいなものがあれば想像しやすいのになぁと思ってしまいました。

あと、読み終わっても明らかになっていないように思える部分もあって気になっています。

それから、ページ数が結構多いので読むのに体力が必要でした。

 

そんな感じで良いところと乗り切れないところのどちらもがあったという印象。

最後は希望のある終わり方になっていたので読後感は良かったですね。

 

人類が滅びて、人類以外の生命体が生きているような世界観が好きな方にはオススメです。

 

試し読みはコチラ。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/19/viewer.html?cid=942222dc-79a2-4382-a20f-5e5eb7b2dbb1&cty=0&adpcnt=GDPL5fFl

 

まとめ

電撃文庫の「プラントピア」を読んだ感想、レビュー記事でした。

ハヤカワ文庫JAから発売されていても違和感がない作品だと思います。

SFを読んでみたいと思っている方はチェックして見てもいいかもしれません。

いわゆる「ラノベラノベ」した感じは無いので、そういうタイプの物語を求めている方は注意です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

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