シュガーのファンタイム

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七つの魔剣が支配する XIII (13) 感想 レビュー 著者:宇野朴人 / イラスト:ミユキルリア ライトノベル 電撃文庫 PR

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:宇野朴人 さん

イラスト:ミユキルリア さん

七つの魔剣が支配する XIII (13)

を読み終わりました!

アニメ化もされ、このライトノベルがすごい2024の総合30位にもランクインしている大人気魔法バトルファンジー「ななつま」の第13巻。

面白かったです。

さっそく感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれるかもしれませんので、ご注意ください。

では行きましょう。

 

 

七つの魔剣が支配する XIII (13)

内容紹介 ストーリー あらすじ

アニメ化で話題沸騰! 剣花団に訪れる変化の時――!

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 友を繋ぎとめるため、友と並び立つため、さらなる絆や力を求めたピートとガイ。
 しかし、彼らが覚悟を持って踏み込んだ先は、決して光ばかりとは言えないものだった。それは剣花団のほかのメンバーも同じこと。

 呪者として目覚めたガイは、力の制御が可能となるまで一時的に剣花団を離れることになり、メンバーに動揺が走る。しかも、オリバーたちは上級生として研究室選びの時期を迎え、各々が自分の将来を考えなければならない。徐々に、しかし確実に、彼らの関係性には変化が起こっていた。

 そう――大人に近づき、魔に近づく彼らは、かつてのままではいられないのだから。

 さらに、新任教師ファーカーの不気味なまでの優しさや、この学校では異常とも言える生徒想いな振る舞いは、一部のキンバリー生たちの考え方までも変えていく。一方で、謎に包まれたその真意を確かめるために、オリバーは自ら魔人へと接近し――

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

https://dengekibunko.jp/product/7-maken/322305000503.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

前巻では、ガイがピンチを乗り越えるために呪術を使い、その才能に目覚めました。

ただ、呪術を上手くコントロールできないと、まわりの人間にまで影響が出てしまうということで、ガイがいったん剣花団を離れることになります。

 

ガイがいなくなったことで、剣花団のバランスがガタガタになっていて驚きました。

カティが魔法使いとして突っ張りすぎないように見守っていましたからね。

カティだけでなく、ピートも不安定な部分が見えて、読んでいるこっちもハラハラしました。

ガイが剣花団の精神的な支えとして大きな存在だったんだなぁと改めて実感しました。

 

ガイ自身は、剣花団と距離を置く寂しさを感じつつも、他の学友と一緒に過ごして色々なことを考えていました。

その中で特に気になったのが「剣花団にいて、ガイが魔法使いとして真にやりたいことができるのか?」というような話です。

オリバーやナナオ、シェラ、ピートと一緒にいたい気持ちは本物なのに、キンバリー魔法学校に来た時に考えていた自分の未来像と今の在り方が合っていない……という。

時間が進むごとに自分の目指す場所は変わってくることもあるでしょう。

なので、どっちが正しいとかどちらが大切なのかはガイ次第で変わります、

ガイが自分を見直す時間になったのは間違いないでしょう。

 

ガイが居ない剣花団は、依存関係が加速しているように感じました。

みんながみんな、誰かに頼っていたり、支えられていたり、尊敬だったり恋愛感情だったりを向けていて、良くも悪くもカオス状態になりつつある気がしました。

また、剣花団の友人関係に少しずつ各々の魔法使いとしての意向も見えるようになってきました。

魔法使いであれば、この場面ではこういった振る舞いをするのが合理的、みたいな。

合理的なだけで相手の感情の深くまでを配慮できていないような感じ。

もう、色々込みではやくガイ帰って来てくれーーー!と心の中で叫びながら読んでいましたよ。

 

ガイがいない中で、シェラとオリバーが衝突した時は冷や汗ものでした。

だれが収拾を付けるんだよ……と思わずにはいられませんでしたよ。

これがきっかけでマクファーレン家に生まれたシェラに待ち受ける重たい未来が明かされます。

あの、これがもう、読むのがしんどいシンドイ。

これを明かすシェラの覚悟にも驚かされましたし、それだけ信頼を置ける関係性になってきたんだと少し熱い気持ちにもなりました。

感情の上げ下げがジェットコースターくらい凄くて、ついて行くのが大変。

面白いのは間違いないんですけどね笑

 

学園の話題としては、研究室に所属するイベントもありました。

卒論みたいだなぁと懐かしい気持ちになりましたが、過酷さは段違いみたいです。

これがここから先の未来にどういった影響を与えるのか、期待しておきます。

 

あとは、学園長エスメラルダのことが気に入らない組織の動きも見えました。

魔法界に占めるエスメラルダの存在の大きさを警戒しているみたいです。

なので、あーだのこーだのしながら探りを入れているようです。

こっちの動きはオリバーの復讐に影響してきそうなので注目しておこうと思います。

 

剣花団の入り組んだ関係性はいったいどこに進んでいくのか?

オリバー達の目的達成の道筋はどうなるのか?

次巻が待ち遠しいです!

 

七つの魔剣が支配する シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いている ななつま シリーズの感想記事まとめです。

ブログを始めた時期の関係で途中からしか感想記事を書いていませんが、一緒に見て行ってください!

七つの魔剣が支配する VII (7) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する VIII (8) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する IX (9) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する X (10) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する XI (11) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する Side of Fire 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する XII (12) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する XIII (13) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

電撃文庫の「七つの魔剣が支配する XIII (13) 」を読んだ感想、レビュー記事でした。

剣花団の変化がたくさん描かれていて、ハラハラしたりグッと来たりソワソワしたりと感情が忙しかったです。

上では書きませんでしたが、最後の最後に大賢者ファーカーの目的みたいなものが書かれていてゾッとしたりもしました。

読みどころがたくさんだった印象。

早く続きが読みたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

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