シュガーのファンタイム

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楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3 感想 レビュー 著者:杉井光 / イラスト:春夏冬ゆう 電撃文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:杉井光 さん / イラスト:春夏冬ゆう さん

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3

を読みました。

さっそく感想を書いて行きます!

いつも通り私の主観に基づく評価です。

多少のネタバレが含まれまるのでご注意ください。

それではいきましょう!

 

 

杉井光 春夏冬ゆう 楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3 内容紹介 あらすじ ストーリー

PNOに新メンバーが加入!? ますます疾走するバンドストーリー第3弾!

 解散危機(?)を乗り越えた僕らの前に現れたのは、新メンバー候補の少女、志賀崎伽耶。芸能人夫妻の娘でモデルで女優というハイスペックぶりに加えて、パートはなんと僕と同じベース!
 ライヴ前日のクリスマスイヴには、バンドメンバーの四人全員と順番にデートする約束をとりつけてしまい、朝から夜までぎっちり分刻みのスケジュールに。果たして全員つつがなく満足させられるのか? 新加入メンバーにより恋もバンドも大波乱の予感!
 燃料投入でさらに加速する超高純度青春ストーリー、第3弾!

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

URL:https://dengekibunko.jp/product/paradise_noise/322011000007.html

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3 感想 レビュー 評価

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お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

青春×バンド×恋の美味しいところ詰め合わせライトノベル第3巻。

3巻も、とっても面白かったです。

キーワードで紹介するなら、新キャラ登場&クリスマスデート×4!という感じ。

 

今回新しく登場したキャラクタは志賀崎伽耶(しがさきかや)

パラダイス・ノイズ・オーケストラ(PNO)のメンバー達より1学年下の中学3年生。

両親ともに芸能界に身を置いており、伽耶自身もモデルと女優をしているというサラブレッド。

いといろあって、伽耶はPNOにベースで入りたいと希望してきます。

バンドリーダーであり主人公の真琴と同じパート。

でも真琴よりも伽耶は演奏が上手かったのです。

今回も真琴は自分の演奏と人の演奏を比べてしまって、気分が落ちてしまうという……と。

この流れは今までの1巻や2巻でもありましたが、何回読んでも慣れないです。

私は真琴のことを音楽好きの人間としても、物語の主人公としても結構好きで応援しているので、この展開が来ると真琴のことが心配になってしまったり、一緒に辛い気分になったりしてしまいます。

真琴には自信を持ってもらいたいと思うのですが、なかなか難しい様子ですね。

バンドメンバーの凛子、詩月、朱音が真琴に全幅の信頼を寄せていることに気が付いてほしいものです。

 

ネタバレにはなってしまうのですが、真琴は自分のかわりに伽耶をベースに入れてクリスマスライブをやって欲しいと希望を出します。

PNOの音を外で聞いてみた気持ちや、久々にソロでの音楽活動をしたいという思いからの提案だと真琴は言っていました。

ただ、その前に伽耶のプレイを見ての気分の落ち方があったので、「脱退とかいいださないよね?」とヒヤヒヤしてしまいました。

結果的に見れば、これがプラスに働いて、真琴は自分の中の気持ちだったり衝動に気が付いて、強くなって戻ってくれきたので安心しました。

1巻、2巻でも見られましたが、悩んでいたりふさぎ込んでいたりしても、音楽が自分の芯の部分をむき出しにしてくれて、自分のことを自分に教えてくれるんですよね。

音楽好きってそういう生き物なのかもしれません。

 

ブコメ的には、真琴が1日の間に凛子、詩月、伽耶、朱音の4人とクリスマスデートをするという超過密青春スケジュールを送っていて、読むのが楽しかったです。

それぞれプレゼント交換をしたり、そのプレゼントのチョイスが音楽バカの真琴らしくて面白かったり、デート相手のそれぞれの反応が愉快だったりして、スラスラと読めました。

美少女4人とのデートを1日でやってしまう真琴の精神力、体力、それから図太さに感心と若干の呆れを覚えました笑

 

そんなこんなありつつ、中盤から終盤で一気に私の中で話題をかっさらっていったのは真琴の恩師である美沙緒先生についてでした。

音楽の教師でしたが体調不良で退職し、入院している病院を真琴にも知らせていなかった彼女でしたが、真琴とはネットを介して音楽で繋がっていました。

美沙緒先生の音楽を、存在を原動力に、真琴は何度も立ち上がってきたわけです。

私は美沙緒先生と真琴の関係が超絶大好きで、楽園ノイズの登場人物の中でも圧倒的に美沙緒先生が好きです。

ただ、彼女の病気は結構大変なものらしくて、姿を見せることも無ければ、お見舞いに行くこともできなかったんです。

なので、終わりも終わりで、久しぶりに美沙緒先生と真琴が電話で話すシーンで泣きそうでしたよ。

凄く短くて、ページにしてたったの3ページだけでした。

それでも、真琴は美沙緒先生に支えられていた部分が多くて、読書体験を通して私はそれを知っているので、2人の間にかわされた言葉を追いかけるだけで胸にこみあげるものがありました。

真琴は美沙緒先生のことめちゃくちゃ大切なんですね。

どんだけ美沙緒先生のことが好きなんだ!ってちょっとふざけて茶化したくもなりますが、これまでのお話を読んで来ているので納得できます。

美沙緒先生がヒロイン過ぎる。

 

あ~~~面白過ぎました。

音楽と物語が好きで本当に良かったと思います。

こんな素晴らしい作品に出会えたことに感謝です。

みなさん、楽園ノイズ読みましょう。

後悔させないから!

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 感想記事リンク

当ブログで書いている楽園ノイズシリーズの感想記事リンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ)  感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 2 感想 レビュー 評価

sugarbitter.hatenablog.com

 

こんな人にオススメ!

私の主観で、以下のような人は本作が好きなんじゃないかなぁ~というのを書いてみます。

・音楽が好きな人

ライブハウスやコンサートホールに足を運んだり、応援しているアーティストがいたりする人は楽しめると思います。

・クリエイター、もしくはクリエイターを目指している人

音楽でも、絵でも、小説でも、ゲームでも、自分の中から何かを作り出して、世間に広めようとする人には刺さる展開がありました。

・マンガ SHIORI EXPERIENCE が好きな人

青春×バンドという共通点の作品つながりです。

・小説 蜜蜂と遠雷 が好きな人

ジャンルは違えど、音楽を通じて人間ドラマが描かれるという関連。

 

まとめ

電撃文庫から発売されているライトノベル 著者:杉井光 さん / イラスト:春夏冬ゆう さん 「楽園ノイズ(パラダイス・ノイズ) 3」を読んだ感想レビュー記事でした。

最初から最後まで全部面白くて夢中で読みました。

青春の眩しいところ、影の部分、音楽の素晴らしさ、人間関係の素敵さなど、様々な思いを味わわせてくれて、気持ちが色々な方向に揺さぶられました。

こういう気持ちを味わえるから物語が好きです。

4巻も購入して手元にあるので、じっくりと堪能しようと思います。

 

この記事を読んでいただいてありがとうございました!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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