ようこそ、シュガーです。
2021年7月21日(水)19時よりBS12で放送されることになった名作アニメ「リズと青い鳥」について書いてみます。
アニメ映画は2018年に公開されたものです。
当然私は劇場に足を運んでみたわけですが、あまりにも素晴らしすぎて言葉が出ないくらいでした。
この2018年は、スティーヴン・スピルバーグ監督の「レディ・プレイヤー1」や、大人気スパイアクション「キングスマン」の続編である「キングスマン:ゴールデン・サークル」、これまた大人気スーパーヒーローコメディ「デッドプール」の続編である「デッドプール2」、もはや知らない人がいないであろうミッションインポッシブルシリーズの「ミッション:インポッシブル フォールアウト」などの名作映画が公開された年でした。
私は、上で書いたどの作品も映画館に見に行きました。
実は映画が好きなのです。
いやこの表現はちょっと語弊があるな。
日本のアニメ映画と洋画のアクションが好きなのです。
そんな名作の中でも、このリズと青い鳥の満足度は群を抜いていました。
2018年で見た映画で1番良かったのです!
そんな素晴らしい作品がBS12で放送され、無料で見られるとのことなので、いろいろ書いてみたいと思います。
では行ってみましょう。
リズと青い鳥
本作の立ち位置
リズと青い鳥は、2015年に放送された京都アニメーション制作のテレビアニメ「響け! ユーフォニアム」のスピンオフ作品になります。
響け!ユーフォニアムは、北宇治高校吹奏楽部を舞台に、吹奏楽コンクール全国大会出場を目指す青春アニメ。
響け!ユーフォニアムでのメインキャラクタはユーフォニアム担当の黄前久美子とトランペット担当の高坂麗奈になります。
アニメの仕上がりは凄まじいですし、キャラクタの個性も際立っていますし、演奏シーンの迫力は言葉にできないほどで、面白いという言葉だけでは言い表せないほどなのです!
リズと青い鳥は、この響け!ユーフォニアムのスピンオフなので、できれば響け!ユーフォニアムを先に見ておくことをおすすめします。
まぁ、見てなくても単発の作品として楽しめますけどね。
内容、好きなところ
で、リズと青い鳥です。
こちらでは、オーボエ担当の鎧塚みぞれとフルートの傘木希美がメインとなります。
希美とみぞれは仲がいい友人でした。
希美は1年年上の3年生が部活にまじめに取り組まないことに耐えかねて、吹奏楽部を退部するのですが、その当時既にみぞれは吹奏楽部の主力になっていたので、希美はみぞれに一緒に退部しようと声をかけませんでした。
声をかけてもらえなかったみぞれは、希美にさけられていると感じてしまい、2人には次第に距離が出来てきます。
この2人は、それぞれ自分の気持ちを打ち明けないので噛み合わない状態が進むのですが、時間をかけて少しずつ少しずつ変わっていく……というお話。
特に大きな事件が起きたり、恋愛模様があったりというわけではないのですが、2人の関係性をテーマに、渇望だったり嫉妬だったり嫌悪だったり憧れだったり依存だったり……という様々な感情の動きを、2人と表情の動きだったり音楽だったり映像だったりで繊細にゆっくり贅沢に描いていくので、見ているこちらはその世界にどっぷりと浸れてめちゃくちゃ好きです。
2人の感情が凄くいろいろと移り変わっていく中で、見ているこちらもその移り変わる感情を一緒に味わうような感覚になります。
私はいい意味で感情を動かされる作品が好きなので、最高でした。
映画館で見ていた時は、気が付いたらリズと青い鳥の世界に吸い込まれていて、あっという間に終わるという感じでした。
また、タイトルになっている作中作「リズと青い鳥」に登場する「リズ」と「青い鳥」が、「みぞれ」と「希美」にリンクした設定になっていて、考察しがいのある作品でもあります。
みぞれと希美のどちらがリズで、どちらか青い鳥なのか……初めて見た時は頭を使いながらだったのも覚えています。
ここでそれを書いてしまうと、21日からの放送を見る人の考える余地を奪ってしまうのでしませんが。
とにかく見てほしい。
間違いなく面白いから!
ちょっと作品の中身ではなく外側からの魅力の話をすると、希美とみぞれの関係はいわゆる百合っぽい感じにも見えるので、百合作品が好きな方も楽しめると思います。
まとめ
リズと青い鳥が大好きすぎていろいろな人に見てもらいたいので、この記事を書きました。
もう1度放送日程と放送局を案内しておきますが、2021年7月21日(水)19時よりBS12です!
無料で見られるので、是非とも見てください!
絶対面白いので!
では今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!