ようこそ、シュガーです。
最近は読書をする時間が確保できている気がします。
今回は著者 : 松山剛 / イラスト : 珈琲貴族 君死にたもう流星群4を読み終わったので感想、レビューを書いていきます!
私的にシリーズ最高傑作だったと思います!
早速行ってみましょう!
松山剛 珈琲貴族 君死にたもう流星群4 感想、レビュー
内容紹介、ストーリー、あらすじ
失われた時を取り戻す、傑作青春タイムトラベル小説!
自らのタイムリープを天野河星乃に告白した平野大地。だが、その衝撃の事実は二人の関係をかえってギクシャクさせてしまう。ちょうどそのころ「大流星群の犯人が、この高校にいるって聞いてね」というイオの言葉に呼応するように、驚愕の人物が大地たちの前に姿を現す。その名は『エウロパ』。かつて星乃の母親を襲撃した因縁の相手だった。そんな中、これまで不穏な動きを見せていた黒井冥子が大地に接触。イオすらも退ける黒井の衝撃の正体とは? 遠い宇宙から届く『暗号文』、謎のオンラインゲーム『GHQ』、そして大流星群の『真犯人』がついに姿を現す――『夢』と『宇宙』がテーマの感動巨編、驚天動地の第四弾!
内容紹介文はMF文庫J公式ホームページより引用
URL:https://mfbunkoj.jp/product/kimishinitamou/321904000166.html
感想、レビュー、評価
4巻、ちょっと面白過ぎました……圧倒されるほどでした。
あくまで私の独断での評価ですが……
100点満点で評価して99点です!
ここにきてシリーズ最高点を更新!
面白過ぎて読み終わるのが嫌なくらいでした。
主人公の平野大地がタイムリープしてヒロインの天野河星乃を救うために駆け回るSFサスペンスの4巻。
ついに大地は星乃に「自分がタイムリープしてきた」ということを伝えます。
しかし、星乃はそれを信じようとせず、これまで築き上げてきた関係がギクシャクしてしまいます。
そんな中、前巻3巻でスポットが当たっていた「宇野宙海」の友達である「黒井冥子」が大地に接触してきます。
今回は表紙にもなっているニックネーム「ブラックホール」こと黒井冥子。
彼女とともに、エウロパに関する調査をしていく中で、大地は冥子のことを深く知っていくことになります。
ちょっとネタバレになってしまうのですが、彼女は大地と同じく目的をもってタイムリープしてきた存在でした。
自分が将来発表するはずの小説を横取りされてしまい、それを取り戻すためにやってきた、と。
大地は冥子が小説にかける思いをそばで感じて、調査に協力していきます。
これもまた2週目のここまでの世界で友人の伊万里や涼介や星乃や宙海が「夢」を追いかけて必死になっている姿を見ていたからの行動なのでグッときました。
大地の精神面がどんどん成長していって胸に来るものがあります。
冥子が自分の身を削って、魂を込めて作り上げた小説を取り戻す場面で、いろいろあって完敗し、諦めかけてしまうんですが、今までみんなの夢に触れてきた大地は再度立ち上がって闘います。
このモードの大地の言葉には熱とか思いとか経験がむちゃくちゃのっかっていて心にじんじん響く。
言葉の持つ力ってすごいんだなぁと改めて思わせてくれます。
松山先生ハンパないわ。
この4巻は、冥子の小説を取り戻すお話と、もう1つ大きなお話があります。
星乃についてのことです。
公式の内容紹介で触れられていないのでネタバレ防止のために詳しくは書けないのですが、とにかく衝撃的な展開になっていて呆然としてしまいました。
物語を外から観測している私ですら頭が真っ白になるような展開だったので、大地が受けた衝撃度は想像できない程だと思います。
これによって大地は大きく落ち込んで廃人のようになってしまいます。
この展開は読んでいる私まで辛くて目を背けなくなってしまうものでした。
あまりにもキツすぎる。
文体が大地の1人称なので、彼の心の中がこれでもかというくらいに伝わってきてしまうんですよね……。
普通の人間なら再起不能になってしまうくらいの衝撃ですが、今までの様々な経験から「夢」についての大切さを知った大地は、もう1度格好いい姿を見せてくれます。
これにはマジで救われた。
ここで立ち上がるために2週目の今までの出来事があったのかもしれないと思えるほど。
それで安堵していたら、最後の最後、アレなんなんですか!?
こんな終わり方ありなんですか!?
引きが強すぎませんか!?って感じで終わりました。
あ~~~見事に松山さんの掌で踊らされている気がします笑
面白過ぎました。
シリーズ感想記事リンク
当ブログで君死にたもう流星群を読んだ感想記事のリンクです。
良かったら一緒に見てみてください。
君死にたもう流星群1
君死にたもう流星群2
君死にたもう流星群3
まとめ
君死にたもう流星群4 感想、レビュー記事でした。
衝撃的な展開で、大地と一緒に私の脳みそも大打撃を受けてしまいました。
でも、それだけで終わらない平野大地という格好いい男の姿を見せてもらいました。
ビリビリしびれました。
涼介じゃないですけど、大地クン格好良すぎ!という感じ。
終わり方も強烈だったので、5巻を早く読もうと思います。
それにしても面白いですわこのシリーズ。
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!