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ようこそ、シュガーです。
著者:葉山透 さん
イラスト:増田メグミ さん
9S<ナインエス> XII true side
を読みました。
12年ぶり?!に新刊が発売された9Sシリーズ。
もう完結が読めないかもしれないと覚悟していたので、新刊発売めちゃくちゃ嬉しいです。
私がライトノベルを好きになったきっかけの作品ですから!!
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれると思います。
ではいきましょう。
9S<ナインエス> XII true side
内容紹介 ストーリー あらすじ
全ての根源、峰島勇次郎、現る。由宇と闘真、運命の歯車が大きく動き出す!
グラキエスによる全有機生物の全滅という人類存亡の危機を前に、ADEMはフリーダムを配下に収めシベリアへと向かわせていた。
シベリアでは、あきら率いるLC部隊とロシア軍の作戦指揮全権を由宇が持つことになった。自らの能力を解放すると決心した由宇は周囲の想像を遥かに超える戦術を展開し、戦況を優勢に持ち込み始める。
一方、闘真は巨大な脳を前に、自分が置かれている状況を把握できずにいた。その時、目の前に峰島勇次郎が現れ、謎めいた言葉で闘真に語りかける。闘真は己の禍神の血を御し、絶対的当主である不坐に抗うことができるのか――。
出典:https://dengekibunko.jp/product/9s/321902000168.html
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!!
まず言いたいのは、続刊出してくれてありがとうございます、ということです。
面白いのに続きが出ない作品は結構ありますからね。
MF文庫Jの君死にたもう流星群とか。
それを思うと続きが読めることに感謝感激です。
葉山さん、電撃文庫さん、本当にありがとう。
では、内容について書いて行きます。
9S(ナインエス)は、天才発明家でありマッドサイエンティストでもある峰島勇次郎(みねしまゆうじろう)が作り出した"遺産"と呼ばれる超発明をめぐるSFハードアクションです。
12年ぶりの新刊ということもあって、登場人物やストーリーを思い出しながら読むことになりました。
闘真に由宇、八代、伊達さん、あきら、麻耶、怜、風間、マモン、勇次郎、みんな懐かしい。
物語の復習もしておきましょう。
舞台はシベリア。
突如として現れた無機物生物グラキエスによって、人間を含む地球上の全有機物生命体が滅亡の危機という状況。
これに対処すべく、勇次郎の娘で、最高の頭脳とあらゆる知識を備えた天才峰島由宇(みねしまゆう)がシベリアの地にやってきます。
これまで一緒に歩んできた坂上闘真(さかがみとうま)とぶつかってギクシャクしたものの、2人ともシベリアでそれぞれの戦いに挑む……という感じだったはず笑
グラキエスと人類との攻防戦の指揮をとる由宇の規格外さに驚かされつつ楽しませてもらいました。
軍隊を構成する人間ひとりひとりの特性を読み切って命令を事細かに出して、軍を1つの生き物みたいに動かしていく様子は流石の言葉に収まりません!
これこれ、この超天才っぷりを読みたかったんですよ!
しかもそれを当然のようにやってしまうあたりがたまらない!
彼女自身は「誤差が出てしまう」みたいに若干納得いってない風だったのも笑えました。
周りの人間からしたら、目の前で奇跡のようなことが起きているというのに。
天才とそれ以外では見えている景色や要求するレベルが全く違うんだなぁ~と改めて思わされました。
闘真の方は、勇次郎に接触していたと考えていいのでしょうか?
亡くなったと思われていた勇次郎が、闘真の現れるところに姿を出してくるのはいったいなぜなのか?
麻耶たちが推測している内容が正しいとなると、闘真のこれからが心配になってしまいます。
闘真の出自についても明確に描かれていました。
禍神の血を研究したかった勇次郎と、禍神の血を強力にしたかった真目不坐(まなめふざ)。
そんな2人の行き着く先が……ねぇ。
終盤、闘真と由宇が再会しました。
このまま最終巻の13巻に引っ張るかと思いきや、もう1つとんでもないことが起きていました。
グラキエスに新たな可能性が見えたところで終わり。
続きが気になります!!
最終巻なのでじっくり読んでいきます。
葉山透さん作品感想記事リンク
当ブログで書いてきた葉山透さん作品の感想、レビュー記事リンクです。
一緒に読んでみてください。
9S<ナインエス> XII true side 感想 レビュー
9S<ナインエス> XIII true side 感想 レビュー
ニライカナイをさがして 感想 レビュー
ファルティマの夜想曲(ノクターン) 恋するカレン 感想 レビュー
まとめ
電撃文庫のライトノベル「9S<ナインエス> XII true side」を読んだ感想、レビュー記事でした。
登場人物やストーリーの流れを思い出すのに少し苦労しましたが、読み始めてしまえば9Sの世界に浸れて面白かったです。
次が本当に最後。
どんな結末を迎えるのか?
期待しながら読んでいきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!