ようこそ、シュガーです。
今日も面白い本を読みました!
今回はコチラ! ライトノベル!
著者 : 松山剛 / イラスト : 珈琲貴族 君死にたもう流星群5です!
早速行ってみましょう!
松山剛 珈琲貴族 君死にたもう流星群5
内容紹介、ストーリー、あらすじ
『かえせッかえせッかえせッかえせかえせかえせ――ッ!!』
人工衛星テロ『大流星群』で命を落とした天野河星乃。平野大地は彼女を救うため、高校時代にタイムリープを果たす。そこで彼は多くの友人たちの『夢』を手助けするが、一方で自分自身に夢がないことに劣等感を抱くようになっていく。星乃が宇宙飛行士という夢に着々と近づく中、大地はそれを素直に喜べない。そんな中、謎の後輩『犂紫苑』が現れて、「私がガニメデですよ」と正体を明かし……。黒幕『ガニメデ』との対決、失踪するイオ、ダークウェブ潜入、ブラックマーケット・オークション、不死身の地球外生命体、腕に出現する謎の文字、過去からの恐るべき逆襲――。『夢』と『宇宙』の感動巨編、最高潮の第五弾!
内容紹介文はMF文庫J公式サイトより引用
URL:https://mfbunkoj.jp/product/kimishinitamou/321907000791.html
感想、レビュー、評価
面白かったです。
100点満点で言うと85点くらい!
主人公の平野大地がタイムリープしてヒロインの天野河星乃を救うために駆け回るSFサスペンスの5巻。
今回は大地の体に異変が起きてしまい、それに対処しなければならなくなるというお話でした。
今までは伊万里、涼介、星乃、宙海、冥子の夢のために力を尽くしてきた大地でした。
しかし今回は大地自身のやりたいこと、やらなくてはならないことのために大地が頑張る回になっています。
とうとうきましたか大地の番が……と思いながら読みました。
2週目の大地は友人たちが夢に向かって走っている姿を見て勇気をもらってきましたが、いざ自分がその立場になったら1周目の「コスパ」を考える部分が出てきてしまい、なかなか走り出せない。
大地はそのことで更に劣等感を覚えてしまいます。
他人のことは応援できるし全力で助けるのに自分のことになると怖くなる。
本作を読んでいる私は、これまでの大地の生き方や、それがだんだんと変わってきていること、それでも彼の中には1周目の彼の考え方が根付いていること、これらのすべてを知っているので苦しさすら覚えましたよ。
大地が夢を見つけて駆け出すのを応援しているのは間違いないのですが、大地が踏み出せない気持ちもわかる。
なんなんだこの感情は……自分の中で板挟み状態。
人の力を借りながらですが、それでも最後は一歩を踏み出した大地には賞賛を送らずにはいられません。
上で書いた「大地の体に起きた異変」に対処しながら頑張らないといけないという状況に立たされてしまい、今回の大地は今まで友人たちを助けた時みたいに格好いい姿ではありませんでした。
それでも最終的には自分の殻を破って前を向いて進み始めた大地は凄い!
偉い! 偉すぎます!
大地の友人たちが立っている「夢を追いかける」というステージに彼もようやく登ってきたわけです。
本作のテーマにもなっている「夢」に向かってついに歩き出した大地。
これから先、さらに前向きな大地や星乃、友人たちの姿を楽しめるかと思いきや……この超絶面白いSFサスペンスは5巻を最後に続きが出ていません。
何故だ!? 打ち切りなんですか!?
MF文庫Jさん、こんなに面白い作品を打ち切りにしたんですか?!
信じられない……。
がっつりストーリーが面白くて、登場キャラクタたちも人間味があって特徴的で関係性も良くて、読み終わった後に「良いものを読んだ」という気持ちをいつもくれていた君死にたもう流星群シリーズが、もう続きが読めないなんて残念過ぎる。
私が大富豪なら続刊を書いて貰うように依頼するのに。
あ~~~残念でならない。
こんなに面白いのに途中で終わるということで人にすすめるのも難しくなります。
メディアファクトリーさん、どうにかなりませんか?
それとも松山剛さんがKEYの仕事で忙しくて時間が無いんですか?
なんにせよ続きが読みたくて仕方ない。
面白くなくなったならしょうがないけど、この5巻も面白かったので本当に残念。
私が強力なインフルエンサーだったらよかったのになぁ……。
君死にたもう流星群シリーズ感想記事リンク
当ブログで書いてきた君死にたもう流星群の感想記事のリンクを貼っておきます。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
君死にたもう流星群1
君死にたもう流星群2
君死にたもう流星群3
君死にたもう流星群4
まとめ
MF文庫Jから発売されているライトノベル(ラノベ)、著者 : 松山剛 / イラスト : 珈琲貴族 君死にたもう流星群5 感想、レビュー記事でした。
この5巻も面白かっただけに、続刊が無いのは本当に残念です。
私は本作のように重厚感がありつつも青春の甘さ、苦さ、熱さを感じるタイプの作品が大好きなので、夢中で読んでいたんですけどね~。
仕方ないことは仕方ないと割り切って、今後は松山剛さんの新しい作品を読んでいければと思っています。
この作家さんは雨の日のアイリスも面白かったので私の肌に合うハズ!
僕の愛したジークフリーデ、絶対読む!
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ! またねっ!
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