ようこそ、シュガーです。
七つの魔剣が支配するIX (9)
を読み終わりました。
アニメ化も決定した七つの魔剣が支配する、略称ななつまシリーズ第9弾!
アニメ化について書いた記事はコチラ。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
ななつまシリーズは全力でオススメしてもし足りないくらいの作品です。
感想、レビューを書いて行こうと思います。
いつもの通り私の主観に基づく評価です。
ネタバレには気を付けて書きますが、全く情報を入れたくないという方はここでブラウザバック推奨です。
宇野朴人 ミユキルリア 七つの魔剣が支配する IX (9)
七つの魔剣が支配する IX (9) 内容紹介 ストーリー あらすじ
決闘リーグも、いよいよ佳境へ。至高の魔法バトルファンタジー第9弾!!
決闘リーグがいよいよ終盤へと突入し、激闘を勝ち残った四チームによる決勝戦が幕を開ける。オリバーたちの初戦の相手はヴァロワ隊。リーダーのユルシュル=ヴァロワが操る理解不能のクーツ流が三人を苦しめ、その剣戟はやがて、彼女が抱える異常なまでの憎悪を浮き彫りにしていく。
一方、優勝候補の一角であるアンドリューズ隊とコーンウォリス隊が対戦。アンドリューズとステイシーの熾烈な呪文戦から始まった戦いは序盤から二転三転し、それぞれの想いを乗せたぶつかり合いの果てに、予想外の結末を迎える。
そんな中、珍しく観戦に現れた天文学の教師デメトリオ。教師殺しの犯人を探る哲人の眼差しが、オリバーたちを鋭く見据える──。
内容紹介文は電撃文庫ホームページより引用
URL:https://dengekibunko.jp/product/7-maken/322110000033.html
七つの魔剣が支配する IX (9) 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと90点!!
著者の宇野さん曰く「児童文学じゃないハリー・ポッター」です!
めちゃくちゃ面白かったです!
8巻に引き続き決闘リーグが展開されていました。
もう、バトル、バトル、バトルといった感じで、息つく暇のない緊迫したシーンの連続。
読んでいる私まで緊張しながら物語の行き先を見守っていました。
フェイ、ステイシー、シェラのチームが戦う場面では、フェイとステイシーがこの場にたどり着くまでに凄まじい覚悟で修練を積んできたことが明かされて、読みながら震える思いでした。
ボカして書きますが、フェイとステイシーは、お互いを大切に想い合っているが故に辛く厳しい修行を行う必要があるという境遇に置かれていて、運命の残酷さや無常さを感じてしまいました。
でも彼ら彼女らが望んで実施してきたことなので何も言えない……。
そんな2人の姿を見て感じ取るものがあったシェラが、これまで見たことないほどの覇気と凄まじい技量を見せつけてくれたのも印象に凄く残りました。
剣花団ではナナオやオリバーの活躍が目立つななつまシリーズですが、シェラもやっぱり十分バケモノじみた実力者でしたね。
分かっていたつもりでしたが改めて認識しました。
オリバー、ナナオ、ユーリィのチーム と アンドリューズ、オルブライト、ロッシのチームが戦う場面なんて、読むのが疲れるほど張り詰めた空気が流れていて、その中で研鑽してきた技術がぶつかり合う様子がボリュームたっぷり描かれていて、決着がつくまで一心不乱に読み進めました!
ちょっと面白過ぎてヤバイ(語彙力の消失)。
両チームの実力が拮抗していることもあり、少しのミスが敗北につながるというギリギリの戦いで、一瞬も気が抜けない厳しい状況が続く中、彼ら彼女らは本気を出して戦えることに喜びすら覚えるという境地にたどり着いていて、読んでいる私は半分理解できるような、半分理解できないような感じなんですが、とにかく惹かれまくりでした!
ちょっと面白過ぎる(2回目)。
その中でも、アンドリューズとオリバーのバトルは胸に響くものがありました。
オリバーやナナオ達「剣花団」メンバーの成長は色々な場面で見られましたが、今回はアンドリューズが成長したところを存分に見せてくれました。
アンドリューズがオリバーに挑むためにどれだけの努力を重ねてきたのか、どんな気持ちを抱えてここまで来たのか、そういったものがバトルシーンの中で描かれていてたまらない感情にさせられます。
オリバーも、アンドリューズ実力から彼の覚悟を読み取って、全身全霊をかけて戦います。
決着がつくまで無言でひたすら読み進めましたよ。
決着後の2人の会話も素晴らしく良くて、感動して泣く寸前まで行きました……。
こんなのズルい。
面白過ぎぃぃぃいいいい!!
決闘リーグ編、最高でした。
本作のもう1つのテーマであるオリバーの復讐劇について、少し状況が変わってきたのも注目ポイント。
キンバリーの教師へ次々に復讐していくオリバー。
確証などないハズなんですが、オリバーを怪しんで監視する動きがありました。
しかも、それが彼だったなんて。
なんかひょうひょうとしていたり、違和感を覚える場面があったりはしていたんですが、こういうことでしたか。
なんとも、ん~難しい。
この人物配置、いざという時オリバーは非情になれるんでしょうか?
そのあたりは想像がつかないです。
最後異界に関する話があって、得体のしれない不気味さやおぞましさを覚えました。
そんな中で剣花団の1人であるカティの魔法使いとしての業が見える部分があって、正直ヒヤヒヤハラハラビクビクしてしまいました。
これ、次はどういったお話になるんでしょう?
早く読みた過ぎます!!
みんな、ななつまはいいぞ。
七つの魔剣が支配する シリーズ感想記事リンク
当ブログで書いている ななつまシリーズの感想記事まとめです。
ブログを始めた時期の関係で途中からしか感想記事を書いていませんが、一緒に見て行ってください!
七つの魔剣が支配する VII (7) 感想 レビュー
七つの魔剣が支配する VIII (8) 感想 レビュー
七つの魔剣が支配する IX (9) 感想 レビュー
七つの魔剣が支配する X (10) 感想 レビュー
七つの魔剣が支配する XI (11) 感想 レビュー
七つの魔剣が支配する Side of Fire 感想 レビュー
まとめ
電撃文庫から発売されている 著者:宇野朴人さん / イラスト ミユキルリアさん の魔法バトルファンタジー/ダークファンタジー ライトノベル 七つの魔剣が支配するIX (9) を読んだ感想、レビュー記事でした。
読み終わった時に心地よい疲労感を覚える濃密なお話になっていました。
めちゃくちゃ面白かったです。
登場人物の成長や信頼関係、あこがれ、執念、覚悟などを感じる素敵なお話でした。
最後の異界の話が今後にどういった影響を与えるのか未知数で、とにかく早く次が読みたいです。
アニメも楽しみに待っておきます。
この記事を読んでいただいてありがとうございました!
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ!