シュガーのファンタイム

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七つの魔剣が支配する XI (11) 感想 レビュー 著者:宇野朴人 / イラスト:ミユキルリア ライトノベル 電撃文庫

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:宇野朴人 さん

イラスト:ミユキルリア さん

七つの魔剣が支配する XI (11)

を読みました。

2023年7月からアニメ放送開始が決定している大人気魔法バトルファンジー第11巻。

面白かったです!

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれますのでご注意ください。

 

 

宇野朴人 ミユキルリア 七つの魔剣が支配する XI (11)

七つの魔剣が支配する XI (11) 内容紹介 ストーリー あらすじ

学園を離れ旅行に赴くオリバー達。世界の美しさと残酷さが彼らを待つ――。

★TVアニメ2023年7月放送開始の魔法学園ファンタジー

 四年生への進級を控えたオリバーたち。恒例の長期休暇に、彼らは仲間の故郷への帰省旅行を計画した。剣花団のメンバーにテレサとマルコを加え、連合各国を巡る船旅が始まる。

 旅先でキンバリーの面々と遭遇しながら、やがてカティの故郷、連合北方の湖水国へと到着する一行。広大な森林と無数の湖、人里の間近に息づく湖竜、本来の姿を保ったままの亜人種の集落――数々の光景が彼らを圧倒する。そんな中、逗留先のアールト家では、異端が絡むカティの両親の過去を知ることになる。

 旅は進み、一行はシェラの実家、大英魔法国南部の旧家マクファーレン家を訪れる。シェラの母の豪快な性格に振り回されながら忙しなく過ごす中、彼らは一風変わったケンタウロスと出会い――。

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

https://dengekibunko.jp/product/7-maken/322211000050.html

 

七つの魔剣が支配する XI (11) 感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

作者曰く「児童文学じゃないハリーポッター」こと、ななつま11巻!

私が今、電撃文庫で1番楽しみにしているシリーズです。

 

4年生への進級を控え、オリバー達は長期休暇に入ります。

剣花団のメンバーにテレサトロールのマルコを加え、各々の故郷をめぐる旅へ出ます。

旅行の最中は、みんなでお酒をのんで理性をぶっ飛ばして楽しんでいました。

酔っ払って泣く人もいれば、陽気になる人もいたり、酒豪の人もいたり、何とか収拾を付けようとする人もいたりして、個性が出ていて面白かったです。

酒は飲んでも飲まれるな、ですよ剣花団のみなさん!

とはいえ、前の10巻でのオリバーの過去編が凄まじく殺伐としたお話しだっただけに、こういった緩くて気を張らずに読める展開は救いでした。

作者の宇野さんは、こういう緩急の付け方が上手いですよね~。

 

旅行先では、カティの故郷で亜人類や湖竜に遭遇して生態系の不思議に触れたり、シェラの故郷でシェラの母親でエルフのミシャクアに会ったりしていました。

カティの両親がオリバーに「カティの危うさ」について問いかける場面があって、ここは結構シリアスでした。

彼女は自分の命を後回しにして、魔獣や亜人種に関して興味のあることや曲げられないことに向かって突き進んでしまう危うい面を持っていますからね。

そして、カティの両親は、カティが考えに考えた結果一線を超えるような判断をした時、それを止められる人間はいないのも分かっているんです。

魔法使いの業とでもいったところでしょうか。

それでも娘のことを大切に思う両親の気持ちは理解できます。

保護下に置くのが良いのか、自分の好きにさせておくのが良いのか、悩ましいところです。

 

シェラの故郷では、シェラの母親でエルフのミシャクアと顔を合わせます。

ミシャクアはぶっ飛んだ性格というか豪快というか遠慮を知らないというか笑

でも悪い人ではないのですよ。

読んでいて楽しいキャラクタなので私は大好きです!

こちらではケンタウロスドワーフなども登場し、ファンタジー色が強まった印象を受けました。

カティの故郷と同じように、基本的には平和で学びのある時間を過ごすかと思いきや、異端関連のトラブルが発生して大変な展開になっています!

あまりネタバレしてもよくないので詳細は伏せますが、力量の差を見せつけられる流れになっていて、興味深かったです。

彼女たちは、さすがというかなんというか。

 

オリバーの復讐劇に進展はありませんでしたが、教師襲撃についてキンバリーの教員たちが徐々に動き始めていたり、組織が立ち上がったりして、これから先のオリバーの戦いはますます厳しくなりそうな予感がします。

テレサの隠形が大変な代償の上で成り立っていることも明かされて、苦しい気持ちもありつつ、12巻を待とうと思います。

 

七つの魔剣が支配する シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いている ななつまシリーズの感想記事まとめです。

ブログを始めた時期の関係で途中からしか感想記事を書いていませんが、一緒に見て行ってください!

七つの魔剣が支配する VII (7) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する VIII (8) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する IX (9) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する X (10) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

七つの魔剣が支配する XI (11) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

電撃文庫の「七つの魔剣が支配する XI (11) 」を読んだ感想、レビュー記事でした。

剣花団のみんなが楽しそうに旅行をする場面は読んでいて楽しさや幸せを感じました。

普段厳しい環境を何とか生き抜いている彼ら彼女らですから、こういう比較的平和な時間が大切な宝物のように光って感じられます。

最後までみんな仲良く進んでほしいですが、オリバーの目的を考えるとそれは出来ないんでしょうね……。

みんなが幸せに終わる方法は無いのですか?

なんて言いつつも、厳しい展開を欲している自分に驚いたりもします。

物語の終わりまで絶対見届けます!

 

あとは、2023年7月からのテレビアニメ放送も楽しみです。

アニメ化が発表された際に、ななつまシリーズについて紹介した記事も書いているので、よかったらご覧ください。

sugarbitter.hatenablog.com

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!