ようこそ、シュガーです。
ここ最近さらに連続で読んでいる、アニメ化企画も進行中のこちらの作品!
ゲーム×嘘×ラブコメ!
著者 : 久追遥希 さん
イラスト : konomi(きのこのみ) さん
ライアー・ライアー4!
シリーズ第4巻!
凄く面白かったです。
さっそく内容紹介と感想いきます!
毎度のことですが、いつもの通り、私の個人的な評価です!
ライアー・ライアー 4
内容紹介、ストーリー、あらすじ
リアル世代最注目の絶対に負けられない学園頭脳ゲーム&ラブコメ第4弾!
チートまみれの百面相(カメレオン)の策略で大混乱に陥った五月期交流戦≪アストラル≫。
俺、篠原緋呂斗率いる英明学園はこの状況を利用する敵チームの強襲にも対処し、空中分解寸前でなんとか踏みとどまった。
だけど、百面相は他校チームを傘下に加えて凶悪な連合軍を結成するなどやりたい放題は変わらない。
一方の俺たち英明学園は生存チームの中で最下位と厳しい状況のままだ。だけど、ここから先は――逆転の時間だ。
盤外戦術もなんでもアリの百面相を倒せるのは俺たちしかいない。
それじゃあ、みんなお待ちかねの徹底的な逆襲劇の始まりだ。
内容紹介引用元:角川ホームページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/321911000952/
感想、レビュー、書評
面白かったです!
100点満点で90点くらい!
1~4巻の中で1番面白かったです!
3巻からの続き。
5月期交流戦「アストラル」をかき回していた影武者(ドッペルゲンガー) ――3巻の途中からこの4巻では百面相(カメレオン)と呼ばれるようになるわけですが ――に対処すべく、主人公の緋呂斗が1回ゲームを降りて情報を集めるところから始まります。
正直言って百面相(カメレオン)の正体は3巻の最初の方で予想をしていた通りだったので、その点に関しては驚きは全くなかったのですが、百面相(カメレオン)のゲーム支配力や特殊能力は圧倒的で、コレ勝てるのかよ?!と思いながら読み進めました。
ゲームを降りた緋呂斗が、紆余曲折あってワイルドカードを手にしてゲームに復帰してからの展開は熱いものがありました!
百面相(カメレオン)の強さに圧倒され、ゲームから脱落した人も多く、残っているプレイヤーたちも打開策が見つからずに苦しんでいる状況で、そんなプレイヤーたちをけしかけて総力戦を仕掛ける緋呂斗の姿が格好良かったです!
そして、そんな緋呂斗に協力して一緒に戦う他校のプレイヤーたちも格好良かった!
普段はライバルであるはずの他校の人たちも、目的や利害関係が合えば協力して戦えるんですね~。
そして、そんな状況を自分の力で作り出しちゃう緋呂斗には、あっぱれですよ。
そりゃみんな面白いこと好きですもんね。
現在圧倒的な力でゲームを支配している百面相(カメレオン)につくより、1度ゲームを降りて再び蘇った圧倒的不利な状況にある緋呂斗について大逆転を目指した方が面白いって思う人間が多かったのが、なんというか、ゲームの実力でヒエラルキーが決まる学園島にふさわしいなぁと思ったり。
百面相(カメレオン)と緋呂斗の最終決戦では、ゲーム内戦術とゲーム外戦術を駆使して対決が行われるので、読者の私も情報を頭の中で整理しながら読むことを要求されます。
斜め読みや飛ばし読みをしてしまうと、物語においていかれてしまう感じがありました。
まぁ、ここまで来て最終決戦で飛ばし読みするなんてありえませんけど。
一字一句しっかり読まなければ!
この最終決戦では、ゲーム内戦術、盤外戦術、さらには緋呂斗の演技力、頭脳、イカサマ、嘘、仲間たちを総動員して戦っていくので、展開は複雑で場面も良く切り替わったりします。
作者に「頭使ってついて来いよ~!」と言われているみたいでした。
でも不思議と分かりにくさは感じませんでした。
いろんな立場のいろんな人間が1つの目的のために自分の出来ることを最大のパフォーマンスで見せてくれるので、めちゃくちゃ面白かったです!
この最終決戦のシーンは、最初から最後までぶっ通しで読むのをおすすめします!
そして、やっぱり最後は緋呂斗がやってくれた!
ゲーム内の戦いも、ゲームを裏で操っていた奴との盤外戦術にも勝利を見せてくれました!
もうね、この爽快感よ! スカッとした!
ライアー・ライアーシリーズは、この痛快感がたまらない!
あ~~~面白かった!
もっと早くこの作品を読んでいればよかった!
ライアー・ライアー シリーズ感想記事リンク
当ブログで書いているライアラシリーズ感想記事まとめです。
一緒に読んでください!
ライアー・ライアー 1 感想 レビュー
ライアー・ライアー 2 感想 レビュー
ライアー・ライアー 3 感想 レビュー
ライアー・ライアー 4 感想 レビュー
ライアー・ライアー 5 感想 レビュー
//
まとめ
ライアー・ライアー4の内容紹介や感想を書いてきました。
どう考えてもここまでのシリーズで最高傑作なのは間違いない。
偽りの7つ星最高ランカーである緋呂斗ですが、カリスマ性はすごいものがあると改めて感じました。
この5月期交流戦の勝利で、学園島で名実ともに認められたでしょうから、ここから期の展開が楽しみになります。
ひとまず手元には、この4巻までしかないので、これから先はまた購入して読みたいと思います。
とはいえ、読む本はまだたくさんありますし、今月は電撃文庫で私が激推し中の宇野朴人さんの「七つの魔剣が支配する」8巻や、小説の神様や午前零時のサンドリオン等の作者で私が好きな作家の相沢沙呼さんの「medium 霊媒探偵城塚翡翠」が文庫化されたりもするので、ひとまずはそれらを先に読むと思います!
面白い小説が世の中に多すぎて時間が足りない!(嬉しい悲鳴)
これらを読んだ感想も書くと思うので、お楽しみに。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が面白かったり参考になったりしたら、読者登録やスター、コメント、SNSへの拡散等をしていただけたら嬉しいです。
モチベーションアップになります。
それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!