ようこそ、シュガーです。
TOブックスから発売されているライトノベル
著者：餅月望 さん
イラスト：Gilse さん
ティアムーン帝国物語 10
～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～
を読みました。
アニメ化もされた人気シリーズ第10巻。
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り個人的な評価です。
多少のネタバレが含まれると思いますのでご注意ください。
ではいきましょう!
ティアムーン帝国物語 10
内容紹介 ストーリー あらすじ
シリーズ累計170万部突破！(紙+電子)
民族紛争より「おかわり」ですわ！
元(?)ポンコツの大人気歴史改変ファンタジー第10巻！
書き下ろし番外編＆ミーアの日記帳＆描き下ろし四コマ等、豪華収録！
サンクランド王国を出た元わがまま姫ミーアは、颯爽と馬に飛び乗った。“乗馬の達人”として、聖女ラフィーナに手解きをするためだ。調子良く遠乗りに出るも、盗賊団に遭遇！ 何とか撃退した盗賊の頭は、騎馬王国の失われた第十三番目の部族——火族の末裔で、慧馬（えま）と名乗る少女だった。はるか昔に国を追われたという彼女の一族は、不作によって全滅寸前だという。馬術部の先輩・馬龍の頼みと極上のバターにつられて、敵対する十二部族との仲介役を、つい買って出てしまい……？ 「民族紛争より、“おかわり”ですわ！」 自己流の外交戦術を携えて、いざ緊迫した族長会議へ！ 天馬の姫（？）が勢いで大陸の悪芽を摘み取ってゆく、大人気歴史改変ファンタジー第10巻！
内容紹介文はTOブックスHPより引用
https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=165092234
感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと75点。
歴史改変ギロチン回避ファンタジー第10巻。
今回は9巻と11巻を繋ぐお話のように感じました。
食いしん坊ミーアは極上のバターを求めて寄り道をすることにします。
ラフィーナに乗馬を教える名目で笑
その先で盗賊団に遭遇してしまったり、部族対立の仲介をやることになったりする……という流れ。
ミーアに乗馬を教えてくれた馬龍がメイン級の登場で嬉しかったです。
何気に好きなんですよね。
みんなが「ミーア様」とあがめるミーアに対して「嬢ちゃん」呼びをする馬龍。
よき先輩であり、友人関係っぽさもあってミーアの関係者では珍しいポジションな気がします。
そんな彼が困っているということで、なし崩し的に力を貸すことになるミーア。
自分の置かれている立場とダラけ癖、まわりからの期待感に挟まれて逃げきれない状況になる最近のミーアあるあるで面白かったです。
自分だけに責任がのらないように、なんとかして色々な人を巻き込んで分散させようというミーアの自分ファーストな思考が読めて愉快でした。
まわりの人たちはミーアに頼ってもらえるのが嬉しいから進んで協力してくるのもおかしくて好きです。
また、ミーアがコントロール出来るほどチョロい新キャラクタが登場したのも良かったです。
緊張感が適度に抜けて読みやすかった印象。
そして何より、あの聖女ラフィーナ様に恋の予感を思わせる展開があって驚きました!
いや～まさかここにきてこんな展開になるとは!
「聖女」として生きるだけでなく「人」としての人生も歩んでいい、みたいに言われたり、彼女に今までなかった少し強めな異性との接触があったりしてフラグが立ちそう……というか立っている気がします!
これは応援しつつ見守らなければ!
ただ、好意を向けられている本人が気づいてなさそうなのが難しい。
ラフィーナ様、アプローチかけるしかないですよ!
それから、邪教結社「混沌の蛇」について新しい情報が明かされたのも注目ポイント!
まさかアベルの関係者とは。
アベルの心情を考えると苦しくなってしまいますが、そんな彼に対してミーアが自分の素直な気持ちをまっすぐ伝えてくれたので、アベルも読んでいる私も救われました。
ミーア、ポンコツな部分は健在ですが、大事なところは外さないですね。
頼もしい。
次巻で混沌の蛇のお話が読めそうなので、読み進めようと思います。
ティアムーン帝国物語 シリーズ感想、レビュー記事リンク
当ブログで書いているティアムーン帝国物語シリーズの感想、レビュー記事まとめです。
一緒に読んでもらえたら嬉しいです。
ティアムーン帝国物語 1 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 2 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 3 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 4 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 5 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 6 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 7 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 8 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 9 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 10 感想 レビュー
まとめ
TOブックスの「ティアムーン帝国物語 10 ～断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー～」を読んだ感想、レビュー記事でした。
色々な部族の価値観が知れたり、混沌の蛇について情報が明かされたりしました。
次の11巻に向けての'タメ'みたいな感じで少し地味だと思いましたが、派手な展開は次巻に期待しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!
モチベーションあがります!
それでは今日はこの辺で。
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