ようこそ、シュガーです。
あけましておめでとうございます。
2022年も自分の好きな物事について書いていきます。
さて、新年早速また面白い本に出会いました!
今回読んだのはコチラ。
TOブックスから発売されているライトノベル、
著者:餅月望 / イラスト:Gilse ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
です!
面白かったです。
早速内容紹介や読んだ感想を書いていきます。
例によって私の主観による評価なのでご了承ください。
餅月望 Gilse ティアムーン帝国物語1
ティアムーン帝国物語1:内容紹介、あらすじ、ストーリー
崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑された――はずが、目覚めた彼女は12歳に逆戻り?? 第二の人生でギロチンを回避するため、帝政の建て直しを決意する。手始めに忠義に厚い下っ端メイドと、左遷されたが優秀な文官を味方につけ、失敗した過去をやり直す日々が始まった。けれど、ミーアの本音は「我が身の安全第一」。仇敵を遠ざけ、人脈作りに励むうちに、なぜか周囲の忖度で次々と奇跡が実現! やがて、身勝手なはずの行動は大陸全土の未来を大きく変えていくのだった……。「こ、これぐらいわたくしにかかれば楽勝ですわ!」保身上等!自己中最強!小心者の元(?)ポンコツ姫が前世の記憶を使って運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!
内容紹介文はTOブックス公式ホームページより引用
URL:http://www.tobooks.jp/tearmoon/
そしてなんと作品紹介のCMがYouTubeにあるので、それも紹介させてください!
動画はTOBOOKSより引用
セールスに力が入っていますね!
ミーアの声が上坂すみれさんなのは私的にちょっとイメージが違いますが笑
読んでいる時は、「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」でセレンを演じていた朝日奈丸佳さんや、アイドルマスターシンデレラガールズで櫻井桃華を演じている照井春佳さんのような雰囲気を想像していました。
雑談でした。
ティアムーン帝国物語1:感想、レビュー、評価
とても面白かったです!
100点満点で表すと88点くらい!
サラサラと読み進められて、コメディっぽさで笑えるところもあれば、人が成長したり決意して前に進むような熱いところも見えて、加えて恋愛っぽい側面も楽しめて好きです!
主役のお姫様ミーア20歳が断頭台におかれているショッキングな状況から物語が始まって、最初のつかみは強烈でした。
そこで何が起きたか、記憶を持ったまま12歳に逆戻りします。
自分がわがまま放題生きてきたことが原因でギロチンを受けるようになってしまうことを理解したミーアは、この事態を何としても回避すべく行動を始めます。
今までの行き方を見直して、1回目の人生で自分のために尽くしてくれた人たちには敬意をもって接し、態度を改めて生活をしていきます。
それもこれも自分の身を守るため、ギロチン回避最優先のため。
しかし、何故かまわりの人間たちはミーアの行動をいい方向に勝手に解釈して尊敬されたり好意を持たれたり認められたりしていくという展開になります。
そりゃそうですよね。
1回目の人生で12歳までのミーアはわがまま放題好き勝手に生きてきた厄介なお姫様だったのが、急に生活態度が改まったわけですから。
このズレが面白くて笑ってしまいます。
当のミーアも何故自分の評価が上がったのか分からないままなのに、「都合がいい、ラッキーですわ!」といった感じでその流れにのっかっていくのがおかしくて好きですね~。
上記のように笑えるところも良いですし、ミーアが自分自身の利益のために取っていく行動が、他の人に影響を与えて、その人が結果的にいい方向に進むという展開もあってグッド!
特に印象的だったのが、自分で自分の限界を決めてしまっていたアベル王子。
剣術を重んじる一家に生まれて努力を重ねてきたものの、圧倒的な才能を持つ者に出会ってしまい自信を無くしていた彼。
そんなアベルですが、ミーアと関わる中で段々と前を向いて再び上をめざそうと努力し始めます。
私はこういう人間が成長したり固い決意をして前に進み始めるようになったりする展開が大好きなので、心に凄く響きました。
あとは、貴族社会の美男美女の格好いい姿や素敵な姿が見られるのも良かったです。
名実ともに王子様のシオンだったり、高潔なラフィーナだったり、他にも魅力的なキャラクタがたくさん登場します。
ストーリーはコメディっぽさで笑えたり、恋愛面でにやにやできたり、人間の成長を見られて熱くなったりできて良いですし、登場人物は個性ががって魅力的ですし、文章も適度に砕けていて読みやすいので、中世っぽい時代のファンタジー作品が好きな人は楽しめると思います!
是非とも読んでいただきたい!
ファンタジーと言っても、仲間を集めながら剣や魔法で魔物を倒す冒険をしていくようなハイファンタジーではありませんので、そこは注意です。
本筋は若干ずれますが、「覇剣の皇姫アルティーナ」「天才王子の赤字国家再生術」「百錬の覇王と聖約の戦乙女」などの空気感や温度感が好きな方は直ぐに読みましょう。
楽しめるはずです!
ティアムーン帝国物語感想記事リンク
当ブログで今まで書いてきたティアムーン帝国物語シリーズの感想、レビュー記事のリンクです。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
ティアムーン帝国物語 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 2 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 3 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 4 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 5 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 6 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語 7 感想 レビュー
ティアムーン帝国物語:メディアミックス情報
コミカライズ
ティアムーン帝国物語は漫画にもなっています!
マンガを担当されているのは杜乃ミズさん。
現在第4巻まで発売されているようです。
Bookliveやピッコマで試し読みが少しだけできます。
気になっているけどまだ手を出せていない方、ひとまず試し読みをしてみてはいかがでしょうか?
ドラマCD
ティアムーン帝国物語はドラマCDにもなっています。
ドラマCDというのはオーディオドラマ、声だけでお話が楽しめるように作られたものです。
リンク先を見ていただければわかるのですが、かなり豪華なキャスティングになっています。
しかも私が読みながらイメージしていた声にかなり近い!
特にルードヴィッヒが梅原裕一郎さんなのと、キースウッドが増田俊樹さんなのはこれ以上ないって感じです!
アニメ化するときは、この2人は継続でお願いしたいです!
舞台
私は舞台に詳しくないです。
今まで生きてきて見た舞台と言えば小学生か中学生だったかの頃に見た「ヴェニスの商人」だけです。
あと少し近いかもしれないのが2019年に行った「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会」くらいです。
なので舞台俳優さんたちの紹介は出来ません。
知識不足で申し訳ありません。
ただ、舞台化しているということはかなり人気作何だろうということが予想できます。
もしかしてアニメ化するんですかね?
期待しておきます。
まとめ
TOブックスから発売されているライトノベル「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」の感想、レビュー記事でした。
読みやすくて面白いファンタジーで良かったです。
ミーアが次にどんなことをやらかしてくれるのか、続きを読むのがワクワクします。
ファンタジー作品好きなみんな、読もう!
WEB小説サイト「小説家になろう」にも載っているので、無料でも読めます!
そして面白かったら知り合いにすすめたりネットで感想を書いたりして広めていきましょう!
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それじゃあ今日はこの辺で。
バイバイッ!