ようこそ、シュガーです。
著者:甘岸久弥 さん / イラスト:景 さん
魔導具師ダリヤはうつむかない
~今日から自由な職人ライフ~ 7
を読みました。
面白かったです。
さっそく感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の主観に基づいた評価です。
それではよろしくお願いします。
甘岸久弥 景 魔導具師ダリヤはうつむかない 7
魔導具師ダリヤはうつむかない 7 内容紹介 ストーリー あらすじ
オルディネの冬を暖める、ダリヤの開発した暖房器具とは――!?
新たな仲間を迎え、ロセッティ商会をさらに発展させていく女性魔導具師のダリヤ。
日々寒さを増していく晩秋の季節、彼女は開発途中だった『暖房器具』の制作を進めようと思い立つ。前世では馴染み深かったその暖房器具は、「手足が温まる」「酒が欲しくなる」「ずっと離れたくない」と、ヴォルフやロセッティ商会員たちをすぐさま虜にする。
「なんだこの、行動力も意志も奪う『堕落座卓』は……」
ダリヤが開発したその魔導具は、ギルドや商会の要人をも巻き込みながら、瞬く間にオルディネに広がっていき――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、ぬくぬく冬支度の第七弾、開幕!
内容紹介文はMFブックスHPより引用
URL:https://mfbooks.jp/product/dariya/322106000732.html
魔導具師ダリヤはうつむかない 7 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
6巻の流れでダリヤの友人の1人であるマルチェラがロセッティ商会に所属するようになり、徐々に信用できる人が増えつつある組織になってきました。
そんな中で、ダリヤが異世界に「コタツ」を生み出してしまいます!
これが市民、貴族を問わず色々な人に魅力が知れ渡り、全員が堕落してしまうというなんとも平和なお話でした。
前の6巻がシリアスだったこともあってか、この第7巻は安心して読むことが出来ました。
いつも通りというか、平穏な時のダリヤたちが描かれていた、という表現になってきますかね。
私も何度もコタツから出たくないと思ったことがあるので、気持ちはめちゃくちゃ分かりますけどね。
でも、ヨナスまで虜になるとは思っていませんでした。
ここは予想外で笑いました。
あとは、ヴォルフの趣味で行われていた魔剣の作成が少し進展していました。
今まではヴォルフのロマンを追い求めて、ダリヤが魔剣制作に取り組んでは、何とも微妙な仕上がりになるという展開が多かったです。
ヴォルフはそれでも喜んでいましたけどね。
だってロマンだから。
しかし、今回は戦闘で活躍する疾風の魔剣が誕生して、魔物討伐部隊でテストが行われていました。
使い方と威力の面から、今までの戦闘スタイルを変えてしまものに仕上がっていて、一部のユーザーから詳細の問い合わせが来たりもしていました。
趣味が実益を兼ねるようになるのは素晴らしいと思いますよヴォルフさん笑
それと、巻末でダリヤの父親カルロと母親テリーザの馴れ初めが描かれたエピソードがあって、これがめちゃくちゃよかったです。
ダリヤには母親の記憶がほとんど残っていないので、回想などでもテリーザのことが語られることは無いんですよね。
なので貴重なエピソードでした。
短いお話でしたが、テリーザとカルロが互いに愛し合っていたことが分かって素敵でした。
それだけに、2人が一緒にいられなくなってしまうのがツラかったです。
読んでいる私がこれだけ辛いんですから、カルロ本人が感じる辛さは想像もできないです。
それでも、カルロにはダリヤがいてくれて良かったです。
カルロにとっては心の支えになっていたでしょうし、生きる理由にもなっていたはずです。
あぁ、3人で過ごす幸せな世界線も読みたい。
さて、恒例のダリヤとヴォルフの恋愛面についてですが……今回はこれといった進捗無しでした!
ダリヤが乗馬を始めて、ヴォルフがエスコートするような場面があって、これは来たかもしれないと胸を躍らせながら読み進めましたが、これだけの舞台が揃ってこれですか……という感じ笑
もちろん精神的な距離は少しずつ近づいているんんですよ?
ただ、それが関係者に伝わる程ではないという……。
若干私がじりじりしてきましたよ!
ヴォルフ、そろそろ何かアクションを起こしてもいいのでは?
誰かがダリヤを見初めないうちに!!
ファイトです。
こんな人にオススメ
私の主観で、以下のような人は本作が好きなんじゃないかなぁというのを書いてみます。
・アニメ / 小説 聖女の魔力は万能です が好きな人
恋愛面がマイペースなのも近い気がします。
・アニメ / マンガ 赤髪の白雪姫 が好きな人
女性主人公のファンタジーで、ヒロイン1と王子様1人という構図繋がりです。
こちらも、恋愛面がマイペースなのも近いですね。
魔導具師ダリヤはうつむかない シリーズ感想記事
当ブログで書いている魔導具師ダリヤシリーズの感想記事リンクです。
一緒に見てもらえると嬉しいです。
魔導具師ダリヤはうつむかない 1 感想 レビュー
魔導具師ダリヤはうつむかない 2 感想 レビュー
魔導具師ダリヤはうつむかない 3 感想 レビュー
魔導具師ダリヤはうつむかない 4 感想 レビュー
魔導具師ダリヤはうつむかない 5 感想 レビュー
魔導具師ダリヤはうつむかない 6 感想 レビュー
まとめ
MFブックスから発売されているライト文芸(ライトノベル) 著者:甘岸久弥 さん / イラスト:景 さん「魔導具師ダリヤはうつむかない~今日から自由な職人ライフ~ 7」を読んだ感想レビュー記事でした。
日本人には馴染みのあるコタツがお話の中心だったので、色々なことに共感できて読みやすかったです。
異世界にコタツがあったらこういった反応になるのか~と面白くも思いました。
これ、テレビとか洗濯機とかが生まれたらどうなってしまうんでしょうか?
そういうifも読んでい見たいです。
面白かったです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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それじゃあ今日はこの辺で。