シュガーのファンタイム

月間PV数15,000達成! ようこそ、シュガーです。音楽、ライブ、小説、マンガ、アニメ、映画など私の楽しいこと、好きなことについて書いていきます。 コメントもらえると嬉しいです! 基本リンクフリーですが、悪質な利用はやめてくださいね。本ブログはプロモーションが含まれています。お仕事や献本等待ってます!

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02 感想 レビュー 著者:枯野瑛 / イラスト:ue 角川スニーカー文庫 ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

角川スニーカー文庫から発売されているライトノベル

著者:枯野瑛 さん 

イラスト:ue さん

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02

を読みました。

「すかすか」シリーズのその後を描く通称「すかもか」シリーズの第2巻。

面白かったです。

早速感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り私の主観に基づく個人的な評価です。

ネタバレがありますのでお気をつけて!

ではいきましょう。

 

 

枯野瑛 ue 終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02 内容紹介 ストーリー あらすじ

〈獣〉の侵食により死にかけた都市ライエル。
その外れの森で新たに発生した妖精の子供2人は、リンゴ、マシュマロと名づけられた。
「ふぇどーるーっ!」「ふぇどるー」
「まったく、どうして僕なんかに懐いてるんだか」
ぼやくフェオドール四位武官に、ラキシュは悪戯っぽい笑顔を返す。
彼女らと過ごす日々の中、フェオドールは自らの想いを告げることを決めるが、そこに〈十一番目の獣〉(クロワイヤンス)の『小瓶』が落とされる……。
新シリーズ、第2弾。

内容紹介文はスニーカー文庫HPより引用

URL:https://sneakerbunko.jp/product/shumatsu/321604000295.html

 

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02 感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

地上を「十七体の獣」に占拠され、生命体は空に浮かぶ浮遊島に暮らしている世界での儚くも美しいファンタジー

 

読み終わった直後の感想は「なんて精神的にきびしい物語なんだろうか」という感じでした。

 

1巻では、ラキシュやティアット達黄金妖精(レプラカーン)と、彼女たちの管理者に当たるフェオドールの関係が少しづつ構築されてきました。

2巻では幼い妖精が2人登場して、フェオドールやコロン、パニバル達が面倒を見みていくハートフルな場面も少し見られました。

幼い妖精のリンゴとマシュマロは何故かフェオドールに懐いており、振り回される彼の姿には新鮮さがあって良かったです。

また、ラキシュが自分達レプラカーンの運命を受け入れて諦めている発言をして、それに納得できないフェオドールが口説いているかのようなイケメン風の言葉で「そうじゃない」と言い聞かせるシーンとかもあって、うっすらラブコメ感もあったりしました。

この作品は基本的に切なさや儚さをまとっているので、こういった温かみのある場面は、それだけ引き立ちます。

そんな中、十七体の獣に関することでレプラカーンの彼女たちにミッションが与えられ、フェオドールと一緒に行動していくことになります。

流れの中で前シリーズ「すかすか」のキャラクタのアイセアが登場して、嬉しさや安堵感みたいなものを覚えました。

「すかすか」の終盤では壮絶な戦いの中にいたレプラカーンの1人でしたから、無事な様子を読めただけで感謝ですよ本当に。

そんな嬉しさをかみしめながら任務の方を追いかけていったら、想像もしないような展開で急に精神を突き落とされました……。

そんなことってありますか? って真面目に問いただしたくなるくらいのことで、その場面が来た時に一瞬「これは何が起きたんだ?」って頭がフリーズするくらい衝撃でした。

「すかすか」の序盤にクトリが魔力を使いすぎて眠りについてしまった時と同じくらいの喪失感だったり空虚感を覚えました。

やっぱりこの物語はシリアスで、きびしくて、救いが少ないんだなぁと再認識させられました。

理屈では、そういう状況だからこそ、ちょっとした優しさとかが大切に思えるんだとは分かるんですけどね。

気持ちはそんなに線引きは出来ません。

この出来事にフェオドールが精神的なダメージをくらっていたのも私を複雑な気持ちにさせました。

それだけフェオドールがレプラカーン達を大切にしたいと考えていたわけですから喜ばしい気持ちもありました。

ただ、フェオドールだって感情を持った存在なわけですから、この出来事をくらって、彼がつぶれたらどうしよう? とも思うんです。

レプラカーンと一緒に過ごすということは、非常に精神を消耗することに変わりないんだと再認識させられました。

「すかすか」のヴィレムやナイグラートは、こんな気持ちをずっと抱えながら、レプラカーン達の幸せを願って足掻いていたんですね……。

尊敬と感謝の念を抱きます。

 

あぁ~~~これから先どうなってしまうんでしょう?

辛いけど先が気になって仕方がないという不思議な感覚です。

読み進めていこうと思います。

 

「すかもか」「すかすか」シリーズ感想記事まとめ

当ブログで書いている「すかすか」シリーズと「すかもか」シリーズの感想記事リンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #01

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

終末なにしてますか? 1 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 2 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 3 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 4 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? #EX 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 異伝 #01 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

終末なにしてますか? 異伝 #02 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

角川スニーカー文庫の「終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #02」を読んだ感想、レビュー記事でした。

面白いのは間違いありませんが、予想もしないような驚愕の展開を見せられて結構精神的にダメージがきました。

メンタルに余裕がある時に読むことをおすすめします。

浮遊島を落とすというフェオドールの生きる目的というか野望なども明かされて先が気になる「すかもか」シリーズ、これからも読んでいきます。

 

この記事を読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックやコメント、SNSでの共有などをしてもらえると嬉しいです!

モチベーションアップになりますので、よろしければお願いします!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ!