ようこそ、シュガーです。
著者:枯野瑛 さん
イラスト:ue さん
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #01
を読みました。
すかすかシリーズの5年後を描く通称すかもかシリーズ。
面白かったです。
早速感想、レビューを書いて行きます。
いつも通り私の主観に基づく個人的な評価です。
若干ネタバレが含まれるかもしれません。
ではいきましょう。
枯野瑛 ue 終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? 内容紹介 ストーリー あらすじ
アニメで話題騒然!! 涙と希望を受け継いだ、次代妖精たちによる第二部、開幕!
〈人間〉は規格外の〈獣〉に蹂躙され滅びた。〈獣〉を倒しうるのは、〈聖剣〉(カリヨン)を振るう黄金妖精のみ。
戦いののち、〈聖剣〉は引き継がれるが、力を使い果たした妖精たちは死んでゆく。
「誰が恋愛脳こじらせた自己犠牲大好きよ!」
「君らだ君ら! 自覚ないのかよ自覚は!」
廃劇場の上で出会った、先輩に憧れ死を望む黄金妖精(レプラカーン)と、嘘つき堕鬼種(インプ)の青年位官の、葛藤の上に成り立つ儚い日常。
ティアット、コロン、ラキシュ、パニバルたちが、成体妖精兵となり活躍!
内容紹介文はスニーカー文庫HPより引用
URL:https://sneakerbunko.jp/product/shumatsu/321511000412.html
終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? 感想 レビュー 評価
お気に入り度を100点満点で表すと85点!
すかすかシリーズで登場していた黄金妖精(レプラカーン)のティアット、ラキシュ、パニバル、コロンが、成長してメインキャラクタになっています。
彼女たちが堕鬼種(インプ)の青年位官フェオドール・ジェスマンと出会います。
十七種の獣に世界地上を支配された世界で、フェオドールとティアットたちは儚い日常や苛烈な状況を生きていく……というお話。
フェオドールとティアットが出会うところから物語の本編が始まります。
偶然に出会って少し言葉を交わした後、一旦は別れます。
そしてその後、再会するという流れ。
これは、前シリーズ「すかすか」でヴィレムとクトリが出会うシーンと展開が同じで、読んでいて懐かしい気持ちになりました。
嬉しい気持ちと、ここから再度儚くて切ない物語が始まるのかという覚悟が混ざった感覚。
でも成長したティアット達の様子を読めるのは嬉しいです。
1巻時点ではクトリはもちろんヴィレムも登場しません。
この先登場するかも分かりません。
でも、ティアット達の中にはクトリやヴィレムと一緒に過ごした時間が確かに生きているのが伝わってきました。
特にティアット!
喋り方がクトリっぽい口調でしたし、2人のことを尊敬や憧れの対象としていることが本人の口から語られたりもしていました。
クトリやヴィレムが命がけで全力で生きた時間は無駄では無かったと、しっかり伝わって来て救われるような気持ちです。
すかすかを読んでいる時も、私は無駄だなんて考えたことは1度もありませんでしたけど、それが彼女たちから伝わってくるのが愛おしくて嬉しいわけですよ。
ティアット達を監督するフェオドールは、前任者のヴィレムと比べると闇の部分を持っています。
そして、なにか企んでいる様子が見えます。
今の所、優しさや包容力などは見えません。
戦闘力はかなり高い様子がうかがえます。
一読者でしかない私が言うのも変ですが、フェオドール、ティアット達を頼みましたよ!!
自分なりのやり方でいいから、黄金妖精たちに良くしてあげてください。
お願いします。
1巻の最後、ラキシュにレプラカーン特有の現象「前世の侵食」が起きていて、苦しい気持ちになりました。
前作のクトリみたいに、自我と前世の記憶の狭間で行ったり来たりする展開になるんでしょうねおそらく……。
この先の物語を知りたいけど知りたくないような気持ちになってしまいます。
でも見届けるぞ。
気になった方は、ブックウォーカーで試し読みが出来ますので、1度試してみてください。
終末なにしてますか? すかすかシリーズ感想記事リンク
当ブログで書いている「終末なにしてますか?」通称すかすかシリーズの感想レビュー記事です。
一緒に見てもらえたら嬉しいです。
終末なにしてますか? 1 感想 レビュー
終末なにしてますか? 2 感想 レビュー
終末なにしてますか? 3 感想 レビュー
終末なにしてますか? 4 感想 レビュー
終末なにしてますか? 5 感想 レビュー
終末なにしてますか? #EX 感想 レビュー
終末なにしてますか? 異伝 #01 感想 レビュー
終末なにしてますか? 異伝 #02 感想 レビュー
まとめ
スニーカー文庫から発売されているライトノベル「終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか? #01」の感想、レビュー記事でした。
前作の登場人物にもう1度会えるのは嬉しいです。
ただ、ここからハッピーエンドに向かう想像ができないのは心に来るものがあります。でも、黄金妖精たちには彼女たちなりの生きる意味や幸せがあるはずなので、しっかりと見守りながら読んでいこうと思います。
この記事を読んでいただいてありがとうございました!
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それでは今日はこの辺で。
バイバイッ!