シュガーのファンタイム

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教室に並んだ背表紙 感想 レビュー 著者:相沢沙呼 小説 集英社文庫

ようこそ、シュガーです。

集英社文庫から発売されている小説

著者:相沢沙呼 さん

教室に並んだ背表紙

を読みました。

相沢さんのファンなので迷わず購入しました!

面白かったです。

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレがあるかもしれませんのでご注意ください。

 

 

相沢沙呼 教室に並んだ背表紙

内容紹介 ストーリー あらすじ

「カラフルな感情で静かに彩られた図書室。あの時この本を見つけたかったなぁ……」櫻坂46 田村保乃さん
“物語”との出逢いで変わりゆく少女たちを繊細に描く6つの連作短編集。

図書委員のあおいは、苦手な同級生を図書室で見かけた。本に興味がないはずの彼女の姿に疑問を抱き──(「その背に指を伸ばして」)。本が嫌いなあかねは、読書感想文の課題にゲンナリ。そこへ偶然、クラスメイトが捨てた下書きを見つけて──(「やさしいわたしの綴りかた」)。本を開くたび、窮屈な世界が少しずつ拓かれていく。中学校の図書室を舞台に、6人の少女たちを繊細に描く連作短編集。

内容紹介文は集英社HPより引用

https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-744537-4

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

生きづらさを抱える少女たちが、読書や司書の先生、友達によって少し前向きになっていくようなお話がつまった短編連作でした。
面白かったです。

 

学校という狭い社会の中では、どうしてもスクールカーストと向き合わないといけませんよね。
(個人的にスクールカーストという言葉は好きではありませんが、分かりやすいと思うので使います)
誰かの顔色をうかがったり、空気を読んで発言しないといけなかったり、一歩間違えると除け者にされてしまったりという世界。
そんな世界の中で、自分の思うように生きられなかったり、除け者にされて気分がガクンと落ちてしまったり、友達と疎遠になってしまったりする女の子たちが描かれていました。
相沢さんの物語は、こういうところが非常にリアルなので、共感できますし、昔を思い出してシンドイ気持ちになったりもします。
ふさぎこんでしまう気持ちだったり、自信が持てない感じは凄く理解できます。
私も学生時代、特に中学時代は大変な時もありましたからね。
人間関係や先輩後輩に疲れたり、波長の合わない人と同じ空間で過ごさなければいけなかったりで、苦しい思いもしました。
成績が伸びて教師からの評価が変わってからは多少ましになりましたけどね。
本作の中で描かれる落ち込んでしまった少女たちは、読書や図書室、司書の先生やクラスメイトに触れることで少しだけ前を向けるようになっていきます。
辛い現実を目の当たりにしても、誰かの言葉を受け取ったり、創作物から刺激を受けたりして、最終的には自分で勇気を出して歩き始めます。
この過程で見られる司書の先生の優しい言葉や、少しずつ変わっていく登場人物たちの気持ちを追いかけていると、優しいさや暖かさ、強さを感じられて泣きそうになったりもしました。
作品の中で「大人になったら嬉しい気持ちで泣くことの方が多い」といったことが書かれていました。
そのとおりだと思います。
私は大人になってからは悲しいことや辛いことで涙を流すようなことは、ほとんどなくなってきました。
音楽や映画、小説、マンガなどの自分の好きなもので素晴らしいものに出会った時に、感激して涙が流れそうになることが増えたように思います。
最近だと劇場アニメ「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」を映画館で見ている時に泣きそうになりました。
色々な感情が体内を駆け巡りました。
素敵な作品です。
何でもいいので、自分の好きなものを見つけることが大事だと思います!
それがあるとないとでは、人生の楽しさ全然違うと思います!
アイドル、音楽、小説、マンガ、映画、ファッション、アウトドア、運動、何でもいいんです!
また、他人にどう思われるとかはそんなに気にしなくていいのです!
自分の中での譲れないもの、自分の価値観、大切にしたいもの、信じたいもの、守りたいもの。
そういったものの方が圧倒的に大事です!
そういう気持ちで生きていくほうが楽しいですよ!
他の人に変に思われるから自分の趣味をやめる……なんてバカバカしいことこの上ないですから。
もちろん常識の範疇、というか他人に迷惑をかけない範囲、というのは考えないといけませんけどね。
なんか、そういう気持ちを思い出させてくれるお話でした。

社会に出れば自分の属したいコミュニティを自分で選べるようになります。
1人でいたければ1人でいればいいですし、仲のいい人だけで過ごすこともできます。
新しく何かにチャレンジすることをからかうような人も少なくなります。
労働はしないといけなくなるかもしれませんが、行動を起こせば楽しいことも増えるので、未来に期待していいと思いますよ!

 

私の気持ちばかり書いてきましたが、本作のことに戻ります。
短編連作を読みすすめると、最後に「おお!?」と思わせてくれる仕掛けというか展開が待っていました!
このあたりはミステリーも手掛ける相沢さんの腕が光る部分だなぁと思いました。
さすがです!
これからも応援しています!

 

相沢沙呼さん作品感想記事リンク

当ブログで書いている相沢さん作品の感想記事まとめです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

特に「medium」「小説の神様」がオススメです!!

小説の神様 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

マツリカ・マハリタ 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

medium 霊媒探偵城塚翡翠 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

小説の神様 あなたを読む物語 上 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

小説の神様 あなたを読む物語 下 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

教室に並んだ背表紙 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

集英社文庫の「教室に並んだ背表紙」を読んだ感想、レビュー記事でした。

中学生や高校生に読んでほしい内容です。

もちろん大人が読んでも楽しめますよ!

本作の読書体験を通して「わたしも大人になったなぁ」と思いました。

自分の好きなことのために生きられていますし、自分の価値観をぶらさないように暮らしています。

付き合う人間も自分で選んでいます。

なんだかんだ楽しい人生を歩んでいるみたいで、嬉しいです。

本作に出会った人が1人でも前向きになれていたら、この記事を書いた甲斐があるというものです!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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