シュガーのファンタイム

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豚のレバーは加熱しろ (3回目) 感想 レビュー 著者:逆井卓馬 / イラスト:遠坂あさぎ ライトノベル 電撃文庫

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫ライトノベル

著者:逆井卓馬 さん

イラスト:遠坂あさぎ さん

豚のレバーは加熱しろ (3回目) 

を読みました。

アニメ化も決まっている異世界転生×豚ファンタジーの3巻!

おすすめ作品です。

それでは感想、レビューを書いて行きます。

いつもの通り、私個人の評価なのでご了承ください。

ネタバレが含まれるかもしれないのでご注意を。

 

 

逆井卓馬 遠坂あさぎ 豚のレバーは加熱しろ(3回目)

豚のレバーは加熱しろ(3回目) 内容紹介 あらすじ ストーリー

イェスマの運命を握る秘密の計画。ガチ恋豚はジェスとともに再び冒険へ!

「私は幸せです。豚さんと一緒にいられるのなら」
 封印されていた記憶を取り戻したジェスたそ……ちょっと俺のことを好きすぎるような気がするのだが! いかんいかん、ガチ恋オタクの悪い癖だ、自惚れないようにしておこう。
 そんなジェスと一緒に俺が再び冒険の旅に出ているのは、二つの理由からだ。一つは「闇躍の術師」を打倒するための至宝を捜索すること。そしてもう一つは、王朝と解放軍の同盟を強固にするため、とある人物から協力を取り付けること。
 その鍵を握っているのは、女の子の脚を嗅ぐのが何より大好きという、あの変態犬ロッシで……?

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

URL:https://dengekibunko.jp/product/butaliver/322006000038.html

 

豚のレバーは加熱しろ(3回目) 感想 レビュー 評価

PIC1

お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

豚レバシリーズ第3巻。

面白かったです。

 

2巻に引き続き、組織対立。

イェスマを救済したいノットたち解放軍、イェスマの秘密を守る王朝、王朝に牙をむく闇躍の術師と呼ばれる謎の魔法使い。

闇躍の術師を倒すため、解放軍と王朝が一時的に同盟を組みます。

そして、闇躍の術師を倒すために必要な至宝を探していきます。

1巻を読んでいたころは、ギャグとイチャラブとライトなファンタジーというイメージだった豚レバですが、この2巻3巻ではファンタジー色強め、ストーリー物になってきた印象があります。

至宝を探していく最中で、謎解きのような要素が見えたり、この世界のことが少しずつ分かっていったりして興味深かったです。

 

2巻で正式な魔法使いとなったヒロインのジェスが、魔法の実力をかなり高めていました。

しかもこれが後半の展開に効いてきます!

かわいいだけのヒロインじゃない。

しっかりと活躍する姿を見せてくれて頼もしかったです。

豚さんとの連携も様になって来てます。

 

2巻と3巻で描かれていたアレコレが、終盤になってカチカチとはまってきて、ジェスの置かれた状況が明かされる展開は、読んでいて気持ち良かったです。

豚さんが様々な情報を組み合わせて真実に迫る場面は何度読んでもいい。

この展開の時は大体ハラハラさせられたり、ドキドキさせられたり、ハッとさせられたりします。

読書中に色々な感情を味わえるのは嬉しいです。

最後の展開は……ちょっとビターなものになっていました。

読み進める中で、もしかしたら? と予想していたけど来てほしくなかった状況が訪れてしまって、なんとも言葉にするのが難しい。

世の中ハッピーなことばかりでは回っていかないんですかね。

難しい。

 

ちょっと気になっているのが豚さんとジェスの関係。

ジェスは豚さんへの好意を隠さずに表しています。

1巻で王都にたどり着いて正式な魔法使いになり、婚約者もできます。

それでも気持ちは豚さんに向いていて、その気持ちはこれまでの出来事や冒険を通して大きくなっています。

対して豚さん。

豚さんも、1巻で自分のことを見出してくれたジェスのことを好ましく思っています。

ただ、ジェスの立場を考えて、婚約者とくっつくように何度も何度もジェスに言います。

自分は豚で、ジェスは魔法使い。

種族の違いもあれば、生きてきた世界も違うわけです。

そんな2人(1人と1匹?)が一緒になるより、婚約者シュラヴィスと一緒になった方がいいと主張するわけなんです。

この2人のズレが読んでいて辛くなってしまうんです。

豚さんの主張は、自分がジェスを諦めるための口実に聞こえるんですよ。

豚さんも本心ではジェスのことが好きで大切で、ジェスも同じように思ってくれているのに、最後の1歩を踏み出せない……というか踏み出さないように制御しているみたいな感じです。

読者の私からしたら「本心のままに動いてしまえよ!」と思わずにはいられません。

ノットも「自分のやりたいことを偽って生きるな(意訳)」というようなことを口にしていました。

ノットのいうとおりだと思うので、豚さんは自分に正直に生きてほしいです。

でも、エピローグでの豚さんがジェスに秘密である行動を起こそうとしていました。

実際に豚さんがその行動をとった場合、ジェスも豚さんも相当辛くなってしまうことが容易に予想できるものです。

決定的な行動の直前で3巻が終わっていたので、すぐに4巻を読もうと思います。

 

豚のレバーは加熱しろ シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いている豚レバシリーズ感想レビュー記事のリンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

豚のレバーは加熱しろ 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (2回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (3回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (4回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ(5回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ(6回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (7回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

豚のレバーは加熱しろ (8回目) 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

まとめ

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電撃文庫ライトノベル「豚のレバーは加熱しろ (3回目) 」を読んだ感想、レビュー記事でした。

ファンタジー色が増えて、ストーリーモノの作品になっていた印象です。

面白かったですが、最後の展開が気がかり。

続きを読もうと思います。

 

この記事を読んでいただいてありがとうございました!

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それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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