シュガーのファンタイム

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ぼくたちのリメイク 10 エンドロール 感想 レビュー 著者:木緒なち さん / イラスト:えれっと MF文庫J ライトノベル

ようこそ、シュガーです。

MF文庫Jから発売されているライトノベル

著者:木緒なち さん / イラスト:えれっと さんの

ぼくたちのリメイク 10 エンドロール

を読み終わりました。

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アニメ化もした「ぼくリメ」シリーズの第10巻。

内容紹介や感想、評価を書いていきます。

いつも通り私の個人的な評価です。

ネタバレありますので読むかどうかは自己判断でお願いします。。

おすすめ作品。

ではいきましょう。

 

 

木緒なち えれっと ぼくたちのリメイク10

ぼくリメ 10 内容紹介 あらすじ ストーリー

「これから何があったとしても、ゲームを……好きでいて欲しいんだ」

「僕には、何ができるんだろう」そう思い悩んで、頑張って、挫折して、そしてまた頑張って、いよいよ大芸大の4回生になった僕、橋場恭也。プロとして商業仕事も順調にこなすチームきたやまのメンバーたちとの距離を感じながらも、それでも自分の道を見つけ歩き始めた。皆と卒業制作を進めることになった僕たちはいま一つ方向性を定めることができず、なぜか河瀬川の愚痴に付き合う日々が続いていた。一方、バイト先のサクシードソフトでは会社の雰囲気、そして先輩の茉平さんの様子が何やらおかしくなり……。いま何かを頑張っているあなたの為にある青春作り直しストーリー、辿り着いた先の第10巻

内容紹介文はMF文庫Jホームページより引用

URL:https://mfbunkoj.jp/product/bokutachi-remake/322108000967.html

 

ぼくリメ 10 感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点!

 

10年前に戻って未来のクリエイター達と作品作りをしていくリメイクストーリー第10巻。

芸大の卒業制作、サクシードソフトでのアルバイトの2つが主な内容でした。

次々にプロの世界へ進んでいくチームきたやまのメンバーたちの姿を見て、自分のありたい形を考え、プロデューサーになることを決めた恭也。

クリエイターとして仕事をこなすようになって時間が無くなってきたシノアキ、ナナコ、貫之。

こういった状況で、卒業制作をこなしていきます。

時間を割いてみんなが面白いと思えるものを作るか、各々の仕事を考えて労力のかからないもので済ますかで揺れ動きます。

それほどクリエイターたちが成長しているということで、読頃橋いことに間違いないのですが、読者の私としては少しの寂しさも感じてしまいます。

 

恭也のもう1つの舞台、サクシードソフトでのバイト。

恭也やタケナカの先輩で制作進行を余裕ある形で進めたいの方針の茉平さんと、オーバーワーク気味になっても開発期間を短縮したい会社側の意向があわずにトラブルに発展します。

このトラブルによって、恭也がサクシードソフトへ企画を出すことになります。

恭也は、チームきたやまのみんなや九路田に声をかけ、前から構想を練っていた企画について説明し、動かしていこうとします。

今まで関わってきたメンバーが勢ぞろいする展開!

こういった展開は色々な作品で見てきましたが、何回見てもワクワクドキドキさせてくれます!

ベタはいいものb

色々な人の意見や力を借りて企画をまとめ、サクシードソフトの中で理解のある上司に提出します。

ここまでの展開はハラハラして面白いのですが、今まで読んできたあれこれがあって不穏な空気を感じるところもありました。

そして、それが現実のものとなってしまいます。

詳細はボカシて書きますが、この企画を出したことで恭也はクリエイター達と自分自身の立ち位置であったり、自分の実力であったりを完全に認識してしまいます。

もちろんキツイ方の意味で。

10年前の世界に戻って来て、プラチナ世代のクリエイターと制作がしたくて必死に頑張って来て、一時は鹿苑寺貫之――川越京一――の才能を摘んでしまいそうになったりもして、そんなことがあってはいけないと必死にもがいてなんとか元のルートに戻せて、そこからシノアキやナナコの成長にも力を貸して才能を羽ばたかせてきたというのに、そんな恭也にもたらされる結果がコレですか。

あまりにも酷だと思わずにはいられません。

私は恭也を応援しながらこの作品を読んでいるので、この10巻を読んで受けるダメージが大きかったです。

恭也には本人が望む本当の形で幸せになって欲しいのに。

でも冷静に考えると、10年前に戻ってくる前の世界線でも、ナナコやシノアキ、貫之、美乃梨は成功していたんですよね。

なので、世界全体を見たら元どおりになったということなのかもしれません。

認めたくはないですが。

P276、277のイラストが、恭也の理解した出来事を凄く的確に表すものになっていて、見るのもつらい。

恭也の表情が、憑き物が落ちたような、悟ったようなものになっているのも苦しいのです。

でも!

最後の最後、なにか動きがありそうな終わり方になっているので、逆転満塁ホームランを期待して続きを待ちたいと思います。

やっぱりギリギリのところで恭也を引き上げるのは彼女なんですね。

優秀だし素敵な女性だと思います。

彼女にも幸せをつかんでほしいと願わずにはいられません。

 

面白かったですが、覚悟のいるお話でもありました。

気合いを入れて読むことになるのでお気をつけて。

 

ぼくたちのリメイク シリーズ感想 評価記事リンク

当ブログで書いてきた「ぼくリメ」シリーズの感想記事リンクです。

一緒に見てもらえたら嬉しいです。

ぼくたちのリメイク 1 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 2 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 3 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 4 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 6 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 7 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 8 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 9 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 10 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 11 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ぼくたちのリメイク 12 感想、レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

MF文庫Jから発売されているライトノベル 著者:木緒なち さん / イラスト:えれっと さん「ぼくたちのリメイク 10 エンドロール」を読んだ感想、レビュー記事でした。

書いてみたらそこそこネタバレしていてごめんなさいという感じですが、書かずにはいられない程の衝撃だったので許してください。

私はハッピーエンドが大好きなので、恭也には何としてでもそれをつかみ取ってもらいたいです!

あとがきによると、著者の木緒さんは5巻を書いている頃から終わり方を決めていたとのことなので、びくびくしながら楽しみに次を待ちたいと思います。

11巻から最終章とのことですから、気合いを入れて物語の行く末を見守りたいと思います。

 

この記事を読んでいただいてありがとうございました!

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それじゃあ今日はこの辺で。

バイバイッ! 

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