シュガーのファンタイム

月間PV数16000達成! ようこそ、シュガーです。音楽、ライブ、小説、マンガ、アニメ、映画など私の楽しいこと、好きなことについて書いていきます。 コメントもらえると嬉しいです! 基本リンクフリーですが、悪質な利用はやめてくださいね。本ブログはプロモーションが含まれています。お仕事や献本等待ってます!

プラントピア 感想 レビュー 著者:九岡望 イラスト:LAM 原作:Plantopia partners 電撃文庫 ライトノベル

この記事にはプロモーションが含まれています。

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫から発売されているライトノベル

著者:九岡望 さん

イラスト:LAM さん

原作:Plantopia partners

プラントピア

を読みました。

「遠い未来の世界で出会った、少女と花人の物語」プラントピアプロジェクトの小説です。

小説のほかにもオリジナルフィギュア、アニメプロジェクト、まふまふさんによる音楽など色々な媒体が動いているみたいです。

私は本プロジェクトについて知りませんでした。

ただ、九岡さんの前作の評判が良かったのは知っていたので手に取ってみました。

そんな入りからで感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれると思います。

ではいきましょう!

 

 

プラントピア

内容紹介 ストーリー あらすじ

いつとも知れない、遥か遠い時代。世界は草木に覆い尽くされていた――。

 草木に覆われた、遠い未来の世界。そこでは植物が既存の生命も文明も全てを呑み込み、新しい生態系が生まれていた。
 なかでも「花人」はその最たるものである。花人はかつて存在した「人」に似た姿で「花」の特性を持った新しい生命で、旧文明の遺跡を発掘しながら独自のコミュニティを築いていた。
 そんな世界で目を覚ました少女・ハル。記憶を失った彼女はこの世界で唯一の人間として花人たちと交流を深めていくのだが、外の世界を知ろうとするハルと、花園を守る役目を負った花守のアルファは衝突してばかりで……。

引用元:https://dengekibunko.jp/product/322209000243.html

 

「プラントピア」完全新作アニメPV(ナレーション ver.)

プラントピアプロジェクトの一環で作品紹介のアニメPVがあるので置いておきます。

www.youtube.com

めちゃめちゃきれいに作られてて感動。

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと70点。

そこそこ。

 

花人(はなびと)達が暮らす世界。

そこで唯一存在している人間が主役の少女ハル

記憶をなくしているハルは、花人達と一緒に暮らしていました。

ハルの面倒を見てくれるのは桜の花人アルファ

不愛想な態度をとりますが根はやさしいキャラクタです。

外の世界を見てみたいハルと、現在暮らしている場所を大切にしているアルファ。

2人は衝突ばかりしていました。

ある日、ハル達の暮らしている場所に変化が訪れます。

それをきっかけに、この世界の真実が少しずつ明らかになっていく……というお話。

 

SFっぽさをベースに、少しずつ謎が明かされていくミステリー風味を加えた物語でした。

記憶を無くした上に自分以外に人間がいないという状況なのにハルが明るくて元気なのが良かったです。

好奇心旺盛で少し子供みたいな感じもしますね。

このおかげで気を重くせずに読み始められたのが良かったです。

アルファは口数が少なかったり不愛想だったりして、他の花人から恐れられているところがありました。

でもハルはお構いなしにグイグイ距離を近づけていました。

最初の方は、少しずつほぐれていくアルファの様子を穏やかな気持ちで読んでいました。

ただ、ある時から急に物語が動き出してシリアスな展開になっていきます。

花人の世界を脅かす剪定者(せんていしゃ)と呼ばれる存在が現れるのです。

ここからは最後までほとんどシリアス!

花人と剪定者の対立、ハルの昔の様子、この世界の成り立ち、出会いと別れなどが描かれて行きます。

シリアスよりもハードという表現の方が適切かもしれません。

花人達の個性豊かなキャラクタ性やハルとの関係、この世界の本当の姿など面白い部分はもちろんあるのですが、個人的にイメージしにくい描写とか状況がいくつかあって物語に入りきれなかったところがありました。

もう少しイラストや図面みたいなものがあれば想像しやすいのになぁと思ってしまいました。

あと、読み終わっても明らかになっていないように思える部分もあって気になっています。

それから、ページ数が結構多いので読むのに体力が必要でした。

 

そんな感じで良いところと乗り切れないところのどちらもがあったという印象。

最後は希望のある終わり方になっていたので読後感は良かったですね。

 

人類が滅びて、人類以外の生命体が生きているような世界観が好きな方にはオススメです。

 

試し読みはコチラ。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/19/viewer.html?cid=942222dc-79a2-4382-a20f-5e5eb7b2dbb1&cty=0&adpcnt=GDPL5fFl

 

まとめ

電撃文庫の「プラントピア」を読んだ感想、レビュー記事でした。

ハヤカワ文庫JAから発売されていても違和感がない作品だと思います。

SFを読んでみたいと思っている方はチェックして見てもいいかもしれません。

いわゆる「ラノベラノベ」した感じは無いので、そういうタイプの物語を求めている方は注意です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者登録やコメント、SNSでの共有などをお願いします!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

www.amazon.co.jp

250,000冊以上の取り揃え!【DMMブックス】 

国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!   

ティアムーン帝国物語 11 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~ 著者:餅月望 / イラスト:Gilse 感想、レビュー TOブックス ライトノベル PR

この記事にはプロモーションが含まれています。

ようこそ、シュガーです。

TOブックスから発売されているライトノベル

著者:餅月望 さん

イラスト:Gilse さん

ティアムーン帝国物語 11

~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

を読みました。

アニメ化もされている人気の歴史改変ファンタジー第11巻。

さっそく感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレがあるかもしれませんのでご注意ください。

ではいきましょう!

 

 

ティアムーン帝国物語 11

内容紹介 ストーリー あらすじ

シリーズ累計170万部突破!(紙+電子)
コミックス5巻と同月刊行!
書き下ろし番外編+コミカライズ試し読み+描き下ろし4コマ収録!


勇ましい嘶(いなな)きが響き渡る。騎馬王国の和平をうっかり肩に背負った騎手・ミーアは馬を駆っていた。二日にわたる長距離競馬“馬合わせ”——火族を受け入れるか否かを神へ問う一騎打ちが始まったのだ。だが、その勝負の最中、孫娘・ベルの親友であるシュトリナが「混沌の蛇」に拐(さら)われた!? 死んだはずのアベルの姉・ヴァレンティナが首謀者だと判明したことで、思わぬ結末へと事態は流転してゆき.......? 「わたくしたちの未来には、お義姉様でも手出しはさせませんわ!」 “蛇の巫女姫”とついに正面対決へ! 「第四部 その月の導く明日へ」堂々の完結! 大人気歴史改変ファンタジー

内容紹介文はTOブックスHPより引用

https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=167153184

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点。

 

ギロチン回避のために歴史を改変するミーア姫の物語11巻。

10巻で馬龍先輩たちに関わる部族対立を解消しようと介入したところ、何故か"馬合わせ"と呼ばれる馬を使った競争をすることになるミーア。

ラリー的なイメージですね。

2日間にわたる長距離競馬の結果によって部族対立の行方が決まってしまうという展開。

それもこれもミーアが半分考えなしにボソッと言った言葉が発端になっているので、身から出た錆というかなんというか笑

ただ、このラリーレースが結構面白くて、最後の方は熱い展開もあって好きでした。

馬には速く走るのが得意だったり、荒れた道を力強く走るのが得意だったり、ロングランが得意だったり、と色々なタイプがいて、それがラリーレースの結果を左右するようになっていました。

また、レースの最中に相手のことを気遣うようなミーアの動きもあったりして良かったです。

ここ最近のミーアは自分の出来ること、出来ないこと、やりたいこと、やりたくないこと、などをしっかり判断できるようになっていて名君のように見えてきます。

名実伴ってきた感じ。

 

ラリーレースの方は楽しく読めましたが、ラリー中にシュトリナが誘拐される事件が起きてしまって、そっちはハラハラしながら見守るように読むことになりました。

この誘拐事件は邪教結社「混沌の蛇」が動かしていて、シュトリナの様子を描く中で徐々に蛇の考え方や構成みたいなものが見えてきます。

なんだかうすら寒い空気感を感じる場面が多くて嫌な感じでした。

もちろんミーアたちが助けに来るわけなんですが、その時の戦闘で予想外なことが起きて、一瞬頭が真っ白になりました。

ここまでティアムーンシリーズを読んできた中で1番ショックだったかもしれません。

ベルについて起きたことです……。

シュトリナはベルと仲が良かったので、自分を助けに来たせいでベルに悪いことが起きて責任を強く感じてしまったと思います。

外から世界を観測している私でさえ気分が落ちる展開でしたから、当人たちの受けるダメージは相当だったハズ。

みんなが心に傷を負いましたが、ミーアはそれを受け止めて責任を持って正しく生きようと決意するに至ります。

未来から過去に戻ってきているとはいえ、ここの彼女の決意には感心してしまいました。

ミーアはメンタルも強くなったんですね。

頼もしい限りです。

 

最後は明るい終わり方をしていて救われました。

拍子抜けな感じも少しありましたが、ハッピーなのは良いことです。

続きも読んでいこうと思います。

 

ティアムーン帝国物語 シリーズ感想、レビュー記事リンク

当ブログで書いているティアムーン帝国物語シリーズの感想、レビュー記事まとめです。

一緒に読んでもらえたら嬉しいです。

ティアムーン帝国物語 1 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

 

ティアムーン帝国物語 2 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 3 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 4 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 6 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 7 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

ティアムーン帝国物語 8 感想 レビュー

 

 

ティアムーン帝国物語 9 感想 レビュー

 

ティアムーン帝国物語 10 感想 レビュー

 

ティアムーン帝国物語 11 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

TOブックスから発売されている「ティアムーン帝国物語 11 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー」を読んだ感想、レビュー記事でした。

ここから先は混沌の蛇とアベルについてのお話しになりそうです。

アベルの姉が混沌の蛇のトップなのは10巻で分かっていました。

この11巻では彼女の言動が詳しく描かれていて、ゾッとするような思いを何度かしました。

怖いです。

ミーアとゆかいな仲間たちの知恵と勇気とパワーで解決して欲しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックやコメント、SNSでの共有などをお願いします!

いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!

モチベーションあがります!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

250,000冊以上の取り揃え!【DMMブックス】 

 

アニメ・エンタメ見放題!実質3ヵ月無料!【DMMプレミアム(DMM TV)】   

インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者・春日夜鶴の場合 感想 レビュー 著者:駿馬京 イラスト:竹花ノート ライトノベル 電撃文庫

この記事にはプロモーションが含まれています。

ようこそ、シュガーです。

電撃文庫ライトノベル

著者:駿馬京 さん

イラスト:竹花ノート さん

インフルエンス・インシデント

Case:02 元子役配信者・春日夜鶴の場合

を読みました。

SNSインフルエンサーにまつわるトラブルを解決していくシリーズ第2巻。

面白かったです。

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれるかもしれません。

では行きましょう。

 

 

インフルエンス・インシデント Case:02 

内容紹介 ストーリー あらすじ

『白鷺ゼミ』にまた新たなる相談者が。次なるSNSのトラブルは――!?

『神村まゆ』誘拐事件が解決し、インフルエンサーを集めたウェブ番組で顛末を語った真雪。そこに、かつて人気子役として活躍し、今はティーン世代に人気の配信者・夜鶴が相談を持ち掛けてくる。
『春日夜鶴は炎上を運ぶ』
 SNS上で囁かれる卑劣な噂。
 天才教授・玲華の協力が得られない中、真雪とひまりたちは対処の糸口を捜すが、夜鶴の行動に付随する「危うさ」に不信感が生じていく。
 しかし、夜鶴のファンであり自らもネットでのトラブルに巻き込まれた蓮水の「それでも『よづるん』を信じる」という想いが事件を思わぬ方向に導いて――。
 インターネットを起点とする事件(インシデント)にインフルエンサーが立ち向かう、新世代ミステリー第二弾、開幕。

内容紹介文は電撃文庫HPより引用

https://dengekibunko.jp/product/influence/322106000005.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと85点!!

 

今回は新しく春日夜鶴(かすがよづる)というキャラクタが登場します。

元子役で今は配信者として活動しているインフルエンサー

彼女は真雪の知り合いです。

真雪がそうだったように、夜鶴もまたSNS関連で困っているというかトラブルみたいなものを抱えており、白鷺ゼミに助けを求めます。

その内容とは、夜鶴のまわりで炎上が起こるというもの。

しかもネットで攻撃される意味ではなく、現実世界で火が出る方の意味。

しかし、今回は玲華が力を貸してくれません。

訳アリなんです。

そうなったら、ひまりや真雪、凛らで解決するしかない……といった感じでした。

 

ひまりが真雪のアシスタント兼通い妻?みたいなポジションになっていました。

最初は なんで? って思いましたけど、直ぐに違和感なく呑み込めました。

これはひまりのお姉ちゃん力が高いからでしょうか?

 

玲華の力が借りられない中で、どうやってトラブルを解決していくのかといえば、真雪が動くわけです。

その一環で、みんなで遊園地を楽しむシーンがありました。

事件を解決していかないといけないシリアスな空気の中で、このあたりは登場人物たちが楽しそうに過ごす様子が楽しめて良かったです。

ひまりが幽霊苦手だとか、真雪が絶叫系苦手だとか、凛と夜鶴が意外と相性が良かったりとか。

ただそれも束の間、小火騒ぎが起きてからはシリアス。

場所が変わっても、かなり危ない場面がやってきたりもしてヒヤヒヤしましたが、正義の味方ひまりが間一髪のところで助けに来てくれて一安心しました。

優しくて強くて、いざという時は必ずかけつけてくれるひまり、格好いいですね。

そりゃ真雪が惚れてしまうのも無理ないですよ。

 

最後には、玲華が力を貸してくれなかった理由が明かされたり、SNSまわりで怪しい動きをしている女子大生の鳳仙華(おおとりせんか)の存在感が強くなって来たり、ひまりが白鷺ゼミにはいる理由になった早蕨冬美(さわびらふゆみ)と再会したりと、色々なことが起きて読みごたえがすごかったです。

続きが気になってしまうやつ!

 

この第2巻でも「SNSで何かを発信する時は、言葉選びとかタイミングとかに配慮しないといけない」ということを実感させられました。

自分が意図しないような意味がのってしまったり、想像以上に拡散されてしまったり、それを見た誰かが嫌な気持ちになってしまったりする可能性を考えないといけないなぁ~と。

SNSを楽しんでいるみんなに読んで欲しい本でもあります。

 

試し読みはコチラ。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/19/viewer.html?cid=0ec42644-c9ec-4d0c-861d-5cc2ffb532c0&cty=0&adpcnt=GDPL5fFl

 

インフルエンス・インシデント シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いているインフルエンス・インシデントシリーズの感想記事まとめです。

一緒に読んでください!

インフルエンス・インシデント Case:01

sugarbitter.hatenablog.com

 

インフルエンス・インシデント Case:02

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

電撃文庫の「インフルエンス・インシデント Case:02 元子役配信者・春日夜鶴の場合」を読んだ感想、レビュー記事でした。

面白かったです。

真雪とひまりの恋愛については進展があまり見られませんでした。

ここは少し進むかも? と思っていたので意外でした。

ただ、トラブル解決の方が忙しかったので入る余地は少なかったようにも思います。

3巻では本格的に仙華や冬美と対峙することになるのでしょうか?

気になるけど怖い気もします。

続き読みます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者になるボタンのクリックやコメント、SNSでの共有などをお願いします!

いつもスターをくれる方々、ありがとうございます!

モチベーションあがります!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

www.amazon.co.jp

250,000冊以上の取り揃え!【DMMブックス】 

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い 感想 レビュー 著者:三川みり イラスト:あき 角川ビーンズ文庫 ライトノベル

この記事にはプロモーションが含まれます。

ようこそ、シュガーです。

角川ビーンズ文庫から発売されているライトノベル

著者:三川みり さん

イラスト:あき さん

シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い

を読みました。

アニメ化も果たしたおとぎ話のようなファンタジー最新刊にして完結巻!

面白かったです。

感想、レビューを書いて行きます。

いつも通り個人的な評価です。

多少のネタバレが含まれますのでご注意ください。

ではいきましょう!

 

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 20 銀砂糖師と黄金の誓い

内容紹介 ストーリー あらすじ

アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。
父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに! 
町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……? 
――ずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。
少女と妖精の物語、ついに完結!

引用元:https://beans.kadokawa.co.jp/product/series24/322311000098.html

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと90点!!

 

人間と妖精が共生する世界で、砂糖菓子職人の少女アンを描くおとぎ話のようなファンタジー最終巻。

面白かったです。

 

簡単に前回までの復習。

アンの父親かもしれない男性ギルバートが登場。

彼が本当にアンの父親なのかを調べるため、アンは一緒に旅に出ていました。

 

今回はギルバートが亡くなったとされるコッセルという街を訪れます。

色々あってアンは街で行われる鎮魂祭の砂糖菓子を作ることになります。

鎮魂祭にふさわしい砂糖菓子の形や色を考えつつ、父親のことも調べていく……という流れでした。

 

アンの父親のことを知っている人に当時のことを聞いてまわるなかで、一緒に行動している男性のことが明らかになっていきます。

少しずつ明かされる情報を組み合わせて真相に近づいて行く感じがライトなミステリーっぽい読み味に思えました。

実際のところ、一緒に行動していた男性はギルバートではありませんでした。

ただ、ギルバートやエマと過去に関わりがあった人物ではありました。

この辺りはネタバレをくらう前に読んでいただきたい。

 

ギルバートを名乗る男性と一緒に行動していた妖精のフラウ。

彼女は本物のギルバートのことを愛していました。

ギルバートとフラウは仲良しでした

しかし彼はアンの母親エマに出会って恋におちます。

それが悲しくて切なくて、フラウはギルバートと一緒に過ごすのをやめるんですよ。

それでも愛する気持ちは変わらなくて、それが故に色々と思うところがあってアンやシャルたちと接触してきていました。

人間と妖精。

種族が違っても友人になったり、恋におちたり、家族になったりできる場合もあれば、そうできない場合もあるということが伝わって来て、何とも言えない気持ちになります。

 

離れている間にギルバートが亡くなってしまって、それでも気持ちが消えないフラウ。

そんなフラウの姿を、シャルが「自分とアン」に置き換えて見ていて切ない気持ちにもありました。

シャルは妖精でアンは人間なので、生きる時間の長さが違います。

アンが生まれるより前に産まれたシャルは、アンが亡くなってから先も長い時間を生きるわけです。

ようやく出会えた、愛してやまないアンと別れる時が来ると実感するシャルの姿。

そんな様子を見る私の心の中は穏やかではありませんよ!

でもアンは時間の動きは止められないと受け入れて、だからこそ今の時間を大切に生きようという考えを持っていました。

少女とは思えないほどの精神の成熟具合に驚かされます。

両親と早くに別れたこと、砂糖菓子職人として様々な経験をしてきたこと、ミスリルやシャルという家族を持ったことなどが彼女の精神を大人にしたんでしょうか?

分かりませんが尊敬に値します。

アンの姿を見てシャルも考えを改めていました。

これから先で1人で生きていくことになっても、自分がアンのことを忘れずに生き続ければ、アンは消えないんだと。

この種族による時間の違いから生じる出会いや別れは、狼と香辛料や葬送のフリーレンを思い出させますね。

心に沁みます。

ちょっとしんみりしてしまいましたが、最後は前向きな雰囲気で終わっているので安心して読んでください!

 

あと、新章に入ってからのシャルがアンに対して過保護かつ甘々で目がまわりそうです笑

愛の言葉をささやいたり、ふいにキスをしたり、今まで以上にアンを守ろうとしたり。

まるで王子様と騎士様を両方やっているみたいです。

そんなシャルの振る舞いに照れてたじたじになりつつも嬉しそうなアンの様子に「ごちそうさまです」って感じでニヤニヤしてしまいました笑

ミスリル・リッド・ポットと同じテンションで2人の甘々を眺めていたい。

 

これでシュガーアップルのお話が最後になるのは寂しいですね。

大好きなシリーズでした。

女性をターゲットにしたライトノベル(少女小説ともいう?)の中ではかなり好きな作品の1つです。

みんな、読んでください!

 

試し読みはコチラ。

ブックウォーカーです。

https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/19/viewer.html?cid=947a692e-ba16-4ba0-ba39-a1ac3a940b80&cty=0&adpcnt=GDPL5fFc

 

シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いているシュガーアップル・フェアリーテイルシリーズの感想記事リンクです。

一緒に読んでください!

ブログを始めたタイミングの関係で新章からの感想記事になります。

シュガーアップル・フェアリーテイル 18 銀砂糖師と深紅の夜明け 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 19 銀砂糖師と紫紺の楽園 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

シュガーアップル・フェアリーテイル 20 銀砂糖師と黄金の誓い 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

「シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い」を読んだ感想、レビュー記事でした。

アニメで興味を持った方には是非とも原作を読んで欲しいです。

シリーズ完結お疲れさまでした!

もっと続きが読みたい気持ちも正直あります!

でも、彼ら彼女らはこれからも幸せに過ごしていくはずなので、ここで祝福して思い出にしようと思います。

子供から大人まで楽しめる素敵なシリーズ、是非ともご一読ください!

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者登録やコメント、SNSでの共有などをお願いします!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

www.amazon.co.jp

250,000冊以上の取り揃え!【DMMブックス】 

国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!   

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9 感想 レビュー GA文庫 ライトノベル

この記事にはプロモーションが含まれています。

ようこそ、シュガーです。

GA文庫から発売されているライトノベル

著者 佐伯さん さん

イラスト はねこと さん 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9

を読みました。

アニメ2期制作も決定している純粋で甘いラブストーリー。

すごく良かったです!

さっそく感想、レビューを書いていきます。

いつもどおり私的な評価です。

多少のネタバレが含まれます。

では行きましょう。

 

 

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9

内容紹介 ストーリー あらすじ

……こんな日が来るなんて、思ってもみませんでした

誕生日を迎えた周は、真昼のおかげでたくさんの変化が生まれたことを実感し、こそばゆくも幸せを噛みしめた。
真昼が生まれた日にもありったけの祝福を贈ろうと決意して、準備に奔走する日々を過ごす周。
そんな中、進路を考える時期に差し掛かった二人は、一緒に暮らす未来を思い描き、受験勉強を乗り越えようと約束するのだった。
そして待ち望んだ真昼の誕生日。特別な一日にするべく、周はとあるサプライズを用意して……。
可愛らしい隣人との、甘くじれったい恋の物語。

TVアニメ第2期放送決定!
このライトノベルがすごい!2024』(宝島社刊)5冠達成!
世話好きな隣人との焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第9弾!

出典:https://ga.sbcr.jp/product/9784815623999/

 

感想 レビュー 評価

お気に入り度を100点満点で表すと100点!!!
言葉にするのが難しいほど素晴らしかったです!
周が格好良すぎる!

 

大切に想い合う2人をゆっくり描くラブストーリー、お隣の天使様シリーズ第9巻!

 

今回は真昼の誕生日!!
過去のことから自分の誕生日に関心も期待も持っていない真昼。
でも周は真昼のことを祝いたい。
なので、樹や千歳達の力を借りて精一杯のお祝いを計画していきます。
両親との関係が冷めていた真昼にとって、これまでの誕生日は特に何があるというわけでも無い普通の日だったようです。
ただ、それも今回までになるんですよ!
詳細はネタバレになってしまうのであまり書きませんが、真昼に幸せを感じてもらえるように、周がこれでもかっ!ってほどに頑張っていました!
好きな子の為ならいくらでも頑張れる周イケメンすぎます!
ここ最近の彼は自分に自信を持てるようになってきて、いい男具合いを増していました。

今回のお話ではそれが更に強化されていました!
これは将来スパダリ間違いなし!
真昼は周のしかけるお祝いの連続でキャパオーバーになっていました。
嬉し涙がたくさん流れていて良かったです。
周が真昼のことをたくさん考えて用意したあれもこれもが嬉しかったんでしょう!
彼女が今まで誕生日に味わえなかったことを、今回一気に味わったことになりますからね。
真昼に対する周の深い思いやりや愛情に感動して、読んでいる私まで泣きそうになりました!
真昼、良かったね〜〜〜!!(泣)って。
しかも、周はこの幸せを毎年更新していくと言っていましたから!
真昼には、ちゃんと幸せになる準備をしておいてもらわないといけませんね!
しかし、小雪さんを登場させるのは涙腺破壊力が高過ぎましたよ。
物語の流れから小雪さんが登場するだろうと予想はできるんでし。

それでも実際に登場して、そこからの真昼とのやり取りにはめちゃくちゃ感動しました。
小雪さんが真昼のことをずっと気にかけてくれていたことも、そんな小雪さんに今の真昼の状況が伝わって安心してもらえたことも、なにもかもが優しさに満ちていてたまらない気持ちにさせられます。
いや、もうね、ホント、どうやって生きてきたらこんな素晴らしい展開を思いつくのか?!
作者さんハンパないって!
小雪さんに向かって真昼と幸せになると宣言する場面なんかもしびれました……。
絶対に幸せになるんだぞ2人とも!

最高だった!

 

試し読みはコチラ!

お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件9【立ち読み版】

 

お隣の天使様 シリーズ感想記事リンク

当ブログで書いているお隣の天使様シリーズの感想、レビュー記事まとめです。

一緒に読んでください!

お隣の天使様 1 感想 レビュー 

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 2 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 3 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 4 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 5.5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 6 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 7 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 8 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 8.5 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

お隣の天使様 9 感想 レビュー

sugarbitter.hatenablog.com

 

まとめ

GA文庫の「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 9」を読んだ感想、レビュー記事でした。
真昼の誕生日が素晴らしすぎて熱量のままに感想を書いてしまいました笑
それ以外にも三者面談とか進路のこととかもあったんですよ!
ナチュラルに同棲を提案する周の姿、もはや事実婚状態ですね笑
存分にイチャイチャしてくださいな!
その全てを私が祝福しますから!笑

 

最後まで読んでいただきありがとうございます!

参考になったり面白かったりしたら、読者登録やコメント、SNSでの共有などをお願いします!

それでは今日はこの辺で。

バイバイッ! 

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

250,000冊以上の取り揃え!【DMMブックス】 

国内最大のマンガ(電子書籍)販売サイト!   

www.amazon.co.jp